美しいこと(上) の商品レビュー
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木原作品の中でも有名なこの作品、涙なしに読み進めることができないです。 もう兎に角せつないです。 せつなすぎて、受の松岡がいじらしすぎて、 寛末テメェ!! o(゚皿゚#ゴルァ と思わず思ってしまうような(しまうじゃなくてずっと思ってたんですが)そんな何ともいえない遣りきれないお話になってます。 女装した松岡を本当の女性と信じて結婚まで考える寛末の、真実を知った時の絶望を考えると確かに哀れには思います。 BLなら普通そこで『男だっていい、君だから好きになったんだ』的なスムーズ展開ハッピーエンドに一直線となるんですが、こと寛末に限って言えばそんなのどこ吹く風。 木原節炸裂させて、ひたすら痛い展開の連続でした。 当初は寛末を弄ぶような松岡に何てやな奴……と思っていたものの、自分は女じゃなくて男なんだって明かした後の松岡のアプローチには、せつないを通り越して痛々しい。 寛末の気持ちを考えれば、松岡の方も気持ちの押しつけだよなぁ……と感じる部分も多かったのですが、あまりにも健気なのでついつい松岡を応援したくなってしまいます。 そんな松岡視点の上巻は、とんでもないところで引きになっているので、読もうとお考えの方には上下巻揃えてから挑むことをオススメします。
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もし大好きになった相手が同性だったら…今の時代ありえるかも!?お互い葛藤しながら分かり合っていく過程がリアルで痛いけれど、心にぐっときます。ドキドキしながら一気読み…後半に続きます。
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あまり小説は読まないのに、これだけは続きが気になって気になって、最後まで一気読みしてしまった。 常に読めない展開でハラハラしっぱなしでした。 なんでもうまくいくBL作品が多いが、この本の登場人物はすごくリアルで、簡単に男が男を受け入れることはないです。 下巻までその葛藤が続きます...
あまり小説は読まないのに、これだけは続きが気になって気になって、最後まで一気読みしてしまった。 常に読めない展開でハラハラしっぱなしでした。 なんでもうまくいくBL作品が多いが、この本の登場人物はすごくリアルで、簡単に男が男を受け入れることはないです。 下巻までその葛藤が続きます。
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久々に泣けました。 寛末の松岡に対する態度があまりにも変わりすぎて、胸が苦しくなりました。 また、日高ショーコさんの挿絵がすばらしい。 大切な一冊になりました。
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木原先生の作品の中で、いや持っているBLの中で一番好きな作品です。人を好きになるってどういうことだろう?タイトルにもなっている「美しいこと」ってなんだろう?など、色々考えさせられます。 最初女装受けときいてちょっと購入するのに戸惑ったんですが、全然読めます。女装苦手な人でもダ...
木原先生の作品の中で、いや持っているBLの中で一番好きな作品です。人を好きになるってどういうことだろう?タイトルにもなっている「美しいこと」ってなんだろう?など、色々考えさせられます。 最初女装受けときいてちょっと購入するのに戸惑ったんですが、全然読めます。女装苦手な人でもダイジョーブ!逆にこの作品に女装がなければ寛末と松岡の関係はここまで発展しなかったと思います。 2年前にこの本と出会ってからずっと好きです。読めば読むほど好きになる。木原作品では割と痛くないほうだし、読んだことない人は是非読んでみてください!
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優柔不断な不器用リーマン×優秀リーマン 女装が趣味の松岡(受け)がとある理由で寛末(攻め)に助けられることからお話が始まります。 優柔不断な寛末、それでも寛末が好きで振り回される松岡が痛々しかったり、かわいそうだったりな巻で、正直この巻で松岡は報われません。 下と一緒に読まれる...
優柔不断な不器用リーマン×優秀リーマン 女装が趣味の松岡(受け)がとある理由で寛末(攻め)に助けられることからお話が始まります。 優柔不断な寛末、それでも寛末が好きで振り回される松岡が痛々しかったり、かわいそうだったりな巻で、正直この巻で松岡は報われません。 下と一緒に読まれることをおすすめします。 女装…ということで嫌煙される方もいらっしゃるかと思いますが、女装シーンは理由があって。という場面が大半です。 痛々しい描写が多い木原作品としてはかなり読みやすい作品かと思います。
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舞台があると知って原作がちょっと読んでみたくなりました。 でもちょっと面倒くさそうだから読まないかも。 勇気がでたら図書館で借りてみます。 (書庫にあるらしいのでリクエストしないといけない…。)
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出だしは凄く良かったです!読んでてどんどん引き込まれたので。ですが、話が進むにつれ「あれ?」って感じでした。どんどんイライラしてきてしまって…私には合いませんでした。一応下巻も読了済み。
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木原さんの中で一番好きな小説。 くっついたり、離れたり、優柔不断な寛末にもどかしさを感じるけど、やっぱり仕方ないことだなぁ、と自分に言い聞かせて、でもやっぱり松岡を応援したくなる(笑) 上を読んでても、後残り何ページか気にしちゃいます。 早く松岡を幸せにしてあげてください。
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まさしく、題名のごとく美しいはなしだった。 ボーイズラブは気持ち悪いと思ってる方に是非読ませたい。 そこらへんの安っぽいボーイズラブ小説とは格が違う。
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