絵描きの植田さん の商品レビュー
いしいさんの本は、らもさんとの共著やエッセイなどしか読んだことが無く、随分変態さん(良い意味で…)なのだな~という印象だったのですが、こんなに美しい物語を紡ぐ方だとは。 植田さんの挿絵も愛らしく、誰かに贈りたくなる一冊だと思いました。
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静か。湖畔の冬の情景や、無音の世界で心に聞こえる小鳥たちの声や雪の音、氷に描かれていくスケートの曲線、人々の温かさ、どこまでも美しいです。
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いしいしんじ氏の本は、なんだろう、すごく癒される。 優しくない出来事も描かれているのに、言葉使いの問題か、すごく優しい物語に思える。 うん、好きだなぁ。
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事故で耳が不自由になってしまった絵描きの植田さんと 湖の向こうから引っ越してきた少女メリのお話。 ほんわかしててとても優しい話。 なんだか心があったかくなる感じ。 音がない分、情景描写がとてもきれい。 やっぱりいしいさんの世界はすごいと思う! 「トリツカレ男」「ぶら...
事故で耳が不自由になってしまった絵描きの植田さんと 湖の向こうから引っ越してきた少女メリのお話。 ほんわかしててとても優しい話。 なんだか心があったかくなる感じ。 音がない分、情景描写がとてもきれい。 やっぱりいしいさんの世界はすごいと思う! 「トリツカレ男」「ぶらんこ乗り」と違って 全然非現実的な世界じゃないから 、苦手な人でも読みやすいかも。 途中の絵がいしい しんじさんの作品の雰囲気とあっててとっても素敵。
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ココロが優しい人たちの話。 冬だけどあったか。 白い紙がまぶしいけど それも許される一冊でした。
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今回で二度目\(^o^)/。 何度読んでも、登場する人たちの暖かな気持ちが伝わり、私にとって、読み終える頃に『素直に毎日過ごすことができたなら、こんな風に素敵な時間をすごすことができるのでは』と考えることができる作品です。
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キレイな話が読みたかった。 不純物の混じっていない 美しい雪の地上をささやかな 人生が交わる。 心に傷を負った耳の聴こえない 絵描きの植田さん、氷った湖を ママと渡って来た妖精の様な少女メリ 2人を取り巻く人びとの話し。 心静かに過ごせる一冊。 挿絵もとてもステキ。 画集が有れば...
キレイな話が読みたかった。 不純物の混じっていない 美しい雪の地上をささやかな 人生が交わる。 心に傷を負った耳の聴こえない 絵描きの植田さん、氷った湖を ママと渡って来た妖精の様な少女メリ 2人を取り巻く人びとの話し。 心静かに過ごせる一冊。 挿絵もとてもステキ。 画集が有れば欲しいな。
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かつての事故によって聴覚を失い、一人都会から離れた高原の小屋で絵描きとして暮らしている植田さんのお話。 自然の描写がとてもきれいだし、本の中の植田真さんの絵は繊細でかわいくて、とても癒されました。 登場人物もみんなあったかい。特にメリが私はかわいくて好きです。 短いお話なの...
かつての事故によって聴覚を失い、一人都会から離れた高原の小屋で絵描きとして暮らしている植田さんのお話。 自然の描写がとてもきれいだし、本の中の植田真さんの絵は繊細でかわいくて、とても癒されました。 登場人物もみんなあったかい。特にメリが私はかわいくて好きです。 短いお話なのですぐ読めます。時間がなくて疲れてるときとか読むといいかも。 2008年11月17日
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ただただ優しい再生の物語。がんばれ、がんばれと励ますことも大切だけど人の心の傷の形、深さ、そういうものを考えるとゆっくり、その人がその人なりのやり方で乗り越えるのを周りは見守るしかない…。そんな時もあるのかもしれません。 一人の純粋でまっすぐな少女が、妻を失って傷ついた老人を、孤独の世界から結果的に救い出す話。 その人の存在そのものが、誰かの人生を変えるきっかけになるって思うと、自分の命もあまりむげにはできないって思う。
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事故により恋人と聴覚を失った植田さん。 植田さんのイラストは(物語の植田さんとは別の方)、しーんとして静かで、余白があって、植田さんの見ていた景色なのかと思う。 目覚めたメリの目に飛び込んできた植田さんの絵・・・。 「私たち、こんなすばらしい世界に住んでいるのよ!」
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