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とらぶるハネムーン の商品レビュー

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2024/04/05

ハーレムものではない切なさもあるエロラノベ

2007年の庵乃音人作品。
台詞だけはなく、しっかりと地の文の表現で官能を表現するところに、後に一般官能小説で多くの作品を書くことになる庵乃氏のポテンシャルの高さを感じさせられます。

タイトル通り、空を舞台にしたファンタジー。
主人公は出生に秘密を抱えた...

2007年の庵乃音人作品。
台詞だけはなく、しっかりと地の文の表現で官能を表現するところに、後に一般官能小説で多くの作品を書くことになる庵乃氏のポテンシャルの高さを感じさせられます。

タイトル通り、空を舞台にしたファンタジー。
主人公は出生に秘密を抱えた一国の王子、メインヒロインは幼なじみの空軍パイロットと隣国のお姫様の2人。
サブヒロインは、第三国に雇われた女海賊ならぬ女空賊の頭領とその腹心。
空軍パイロット、お姫様、女空賊は巨乳美少女だが、この腹心だけがメイド姿でロリ体型。

最後はハーレムエンドにならず、きっちりとメインヒロインの一人と以外とはお別れになるところが、切ない余韻を残していいですね。
ネタバレになりますが、、、女空賊と王子が生き別れた姉弟という設定が興奮させられます。王子は最後まで知らされない事実でしたが、姉弟だとわかった上での性行為シーンも読みたかったですね。

全体的に女空賊に強制されての性行為シーンが多かったのが好みではなかったですが、物語の展開以上に性行為描写に重点を置いた作風は、エロラノベながらさすがの庵乃音人作品。
綾野なおと氏のエロマンガ家らしいイラストも、体液飛び散る文章内容を実に良く表現できていて、興奮倍増させられます。

KM