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ウェブ時代をゆく の商品レビュー

4.2

180件のお客様レビュー

  1. 5つ

    73

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2015/01/30

「Web進化論」より,良書な気がする. Web進化論の出版からそのフィードバックを得て書いたものなためもちろん前作よりは良いと思うのですが,ウェブが形成した社会での生き方や,必要な能力にフォーカスしているので,とても自分自身にあっていて良書と判断しました. ネットは個をエンパワー...

「Web進化論」より,良書な気がする. Web進化論の出版からそのフィードバックを得て書いたものなためもちろん前作よりは良いと思うのですが,ウェブが形成した社会での生き方や,必要な能力にフォーカスしているので,とても自分自身にあっていて良書と判断しました. ネットは個をエンパワーする.すごく印象的な言葉でした. 以下学びメモ! ロールモデル思考法 自分の志向性をより細かく定義するプロセス ↓ 「あり対象に惹かれた」という直感にこだわり、その対象をロールモデルとして外部に設定する なぜ惹かれたのかを考え続ける。 世に溢れる「人の生き方」や「時間の流れ方」に興味を持ち、それを自分の問題として考える あることを習慣にするためには、 「気付かないうちに吸い寄せられてしまうほど好きな部分」があること 「やるたびに嫌だと意識してしまうくらい嫌な部分」がないこと

Posted byブクログ

2009/10/31

Web2.0の先駆的な本。あちらの世界(ヴァーチャル空間)で何が起きているのか。僕たちは何をしなければならないのか、それを最初に示したっていう時点でスゴ本である。

Posted byブクログ

2009/10/23

ネットを無視できない時代をいかに生きるべきか。 いかに働くべきか。 どのような人生観を持つべきか。 ネットの現在の覇者・グーグルを語り、若者の生きていくべき方向を示唆している。 「けものみち」を行くのか、「高く険しい道」を行くのか。 二つの道を挙げてネットの価値と未来性を著者...

ネットを無視できない時代をいかに生きるべきか。 いかに働くべきか。 どのような人生観を持つべきか。 ネットの現在の覇者・グーグルを語り、若者の生きていくべき方向を示唆している。 「けものみち」を行くのか、「高く険しい道」を行くのか。 二つの道を挙げてネットの価値と未来性を著者の生きてきたプロセスを通して語っている。説得力のある著書です。 根底には人に対する温かさがあり、信頼性、尊敬、勤勉などという言葉を再発見する。決して安易な楽はない。いつまでも揺らぎはあるかもしれないが、自ら目指すところをつねに意識して没頭することの意味と価値を最大限評価している。

Posted byブクログ

2009/11/04

前著『ウェブ進化論』に続いて読みました。 『ウェブ進化論』はウェブという新しい技術の登場、発展によってもたらされる社会の変化を描いていました。 特にウェブの技術革新の中心にいるグーグルという会社の理念(実現しようとしている社会像)の衝撃は大きく、変化の大きい時代にこれから社会...

前著『ウェブ進化論』に続いて読みました。 『ウェブ進化論』はウェブという新しい技術の登場、発展によってもたらされる社会の変化を描いていました。 特にウェブの技術革新の中心にいるグーグルという会社の理念(実現しようとしている社会像)の衝撃は大きく、変化の大きい時代にこれから社会に出て行く世代にいることを楽しみにしてくれる、非常に刺激的な本でした。 この『ウェブ時代をゆく』は前作に続いて書かれたもので、前作で描かれたようなウェブ進化の時代においていかに仕事をして、いかに生きていくかを書いた、ウェブ時代の処世術であり、人生論です。 前作に続いて私にとってはとても刺激的な本となりました。 梅田さんは自身のことを「オプティミスト」と称していますが、自分も梅田さんの文章を読むと、これから社会に出て行く活力をいうか、何かやってやろうと思えてきます。 以下、本書の中で個人的に面白かった部分のいくつかとその感想。 ・「知の情報ゲームと経済ゲームの間に起きる齟齬」について 「不特定多数との信頼関係の構築」が重要なウェブサービスにおいて利益至上主義の企業が利用者との関係を永続的に構築していけるのか、という課題。これは確かに今後しばらく答えの出ない問題であると思う。 今の所このジレンマと無縁のビジネスモデルの構築に成功したグーグルの一人勝ち状態だが、グーグルも世界の人口の5分の一を占める中国でのネット規制の強さためにその理念への邁進が困難であったりと万全ではない。一方で例えば、日本のIT企業の急先鋒の企業も海外展開にも力を入れ始めている。ある意味グーグルとは対極にあるビジネスモデル的には利益至上主義のモデルが海外でも成立するかどうかは注目に値する点。 ・「大組織に合う人間と小さい組織に合う人間」 これから社会に出て行く自分にとっては興味深く読めた部分。個人的にはどちらにも合う部分も合わない部分もあるなと感じたが、自分が来春からとりあえずお世話になる予定の組織が考えてみれば現時点において性格的には大組織と小さい組織の中間辺りにいる組織にあたる気もするので、やっぱり当たってるかなと思いました。 ・「ロールモデル思考法」 社会で生きていく上で最も大事なことは自分の「好きなこと」を発見することだ、とした上でそれを探し出す方法論をして梅田さんが構築し、今も実行し続けている思考法。 自分の志向性を自分の外側に求めて常に膨大な情報の中からロールモデルを探し続ける、という思考法自体は自分も近いことをやってきましたが、梅田さんのやり方は非常に徹底していました。 これは自分もやってみようと強く感じました。膨大な情報、有限な時間の中で、自分の望む方向に成長していくためにはとても有効な手段であるし、何より就活中飽きるほど目にする「自己分析」よりも楽しく続けていけるものだと感じました。(自分の志向性を見つけるという点で言えば、本質的には同じものだと思うけれど、個人的に自己分析という言葉と猫も杓子も自己分析、みたいな状況が気に食わない) ということで、非常に刺激を受けた私にとっては、この本も一つのロールモデルにしていきたいです。

Posted byブクログ

2009/10/19

Webが発達し、時代の転換期を迎えている「今」、どうしたら自分のやりたいことを第一に考え、自分らしい生き方をやっていけるのかを「高速道路(将棋の羽生さんが言った単語)」と「けものみち」といった2種類単語を使って展開している。 自分らしくあるということはどういうことなのか?を考...

Webが発達し、時代の転換期を迎えている「今」、どうしたら自分のやりたいことを第一に考え、自分らしい生き方をやっていけるのかを「高速道路(将棋の羽生さんが言った単語)」と「けものみち」といった2種類単語を使って展開している。 自分らしくあるということはどういうことなのか?を考えさせられる良い本だった。

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2009/10/15

『ウェブ進化論』、『シリコンバレー精神』、『フューチャリスト宣言』とこの人の本を読んできて、初めの頃は衝撃を受けたが、次第に慣れてむしろこの人の語る世界に偏りと疑問を感じ始めていた。 でも本書を読んで、やっと梅田さんという人が分かった気がした。 正直、初めのグーグルとか好きを...

『ウェブ進化論』、『シリコンバレー精神』、『フューチャリスト宣言』とこの人の本を読んできて、初めの頃は衝撃を受けたが、次第に慣れてむしろこの人の語る世界に偏りと疑問を感じ始めていた。 でも本書を読んで、やっと梅田さんという人が分かった気がした。 正直、初めのグーグルとか好きを貫けば良い社会になる、みたいな話はもはやうんざりでしばらく放置してしまったほどだけれど、途中からこれまでになく自分の内面や過去を表に出して語る論調に引き込まれた。 最近の事情を引用し、近年出現した可能性に言及しながらも梅田さんが語ったことでは意外にも"勤勉に、しぶとく生きろ"ということだった。理想や絶対的なモデルがあるのでなく、自分の道を見つけて充実した人生を送るための可能性が溢れている、しかしそれはあくまで可能性である。その可能性を追求しようと、梅田さんは本書で熱く励ましているように感じた。 これは唯のウェブトレンド本ではなく、これからを生きる若者へのエールだったんだ。 『ウェブ進化論』の完結編と呼ぶに相応しい著作、自分の血肉にしていきたいと心から思った。

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2009/10/04

ネットの発達による、学習の高速道路と大渋滞。そのけもの道。 内からの促しによる勤勉 2015年あたりから劇的な変化が起こる。 まつもとゆきひろさんの話 emacsのソース数十万行を3ヶ月以上かけて読了。 10年連続で毎年10万行以上プログラムを書いた事に。 これからは、エリ...

ネットの発達による、学習の高速道路と大渋滞。そのけもの道。 内からの促しによる勤勉 2015年あたりから劇的な変化が起こる。 まつもとゆきひろさんの話 emacsのソース数十万行を3ヶ月以上かけて読了。 10年連続で毎年10万行以上プログラムを書いた事に。 これからは、エリート1万人、総表現社会参加者1000万人(あるLvの知を持った人達の層)、大衆1億人。 英語力を徹底的に磨く事こそ、これからの知的生活の充実に必要不可欠。 ウェブリテラシーを持つ事 ・ネットの世界の原理を理解 ・ウェブで何かを表現したいと思ったら、すぐにそれができるくらい、サイト構築能力を見につけている ・バーチャル経済圏がどういう仕組みで動いているかの深い理解がある ・ウェブ上に流れる新技術についての解説を読み、独学できるレベルまで、ウェブに対する理解とプログラミング能力を持つ。 情報系が大好きな自分なので、もっとプログラムスキルを上げなければ、と感じた。

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2009/10/04

★心に響いた言葉 「学習の高速道路」も、高速を走りきったなと思ったあたりで大渋滞が起こるのだと羽生は言う。同質の勉強の仕方でたどりつけるのはそこまで。誰にも機会が開かれるゆえ参入者も増え、しかも後の世代も次々に疾走してきては「その道のプロ」寸前で大渋滞にはまる。「その道の...

★心に響いた言葉 「学習の高速道路」も、高速を走りきったなと思ったあたりで大渋滞が起こるのだと羽生は言う。同質の勉強の仕方でたどりつけるのはそこまで。誰にも機会が開かれるゆえ参入者も増え、しかも後の世代も次々に疾走してきては「その道のプロ」寸前で大渋滞にはまる。「その道のプロ」として飯を食い続けていけるかどうかは、大渋滞に差し掛かったあとにどう生きるかの創造性にかかる 病的なまでの心配性な人が生き残る(インテル創業者アンディ・グローブ) 偉大な仕事をする唯一の方法は、あなたがすることを愛することだ(スティーブ・ジョブズ) 「本を読む」という高度に知的な行為も、アウトプットがないならば「知的消費」に過ぎず「知的生産」ではないのだ 個が中心になってなしとげられそうな新しいことは、まず「組織なし」でできるかどうかを考える時代になった

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2021/06/12

「ウェブ時代をゆく」梅田望夫著、ちくま新書、2007.11.10 p244 ¥777 C0295 (2009.08.07読了)(2008.11.03購入)(2007.12.05増刷) 【目次】 序章 混沌として面白い時代 第1章 グーグルと「もうひとつの地球」 第2章 新しいリ...

「ウェブ時代をゆく」梅田望夫著、ちくま新書、2007.11.10 p244 ¥777 C0295 (2009.08.07読了)(2008.11.03購入)(2007.12.05増刷) 【目次】 序章 混沌として面白い時代 第1章 グーグルと「もうひとつの地球」 第2章 新しいリーダーシップ 第3章 「高速道路」と「けものみち」 第4章 ロールモデル思考法 第5章 手ぶらの知的生産 第6章 大組織vs.小組織 第7章 新しい職業 終章 ウェブは自ら助くる者を助く ☆関連図書(既読) 「ウェブ進化論」梅田望夫著、ちくま新書、2006.02.10 「ウェブ人間論」梅田望夫・平野啓一郎著、新潮新書、2006.12.20 「ウェブ時代をゆく」梅田望夫著、ちくま新書2007.11.10 (「BOOK」データベースより)amazon 現代は、江戸から明治に匹敵する「時代の大きな変わり目」だ。ウェブという「学習の高速道路」によって、どんな職業の可能性がひらかれたのか。食べていけるだけのお金を稼ぎつつ、「好き」を貫いて知的に生きることは可能なのか。この混沌として面白い時代に、少しでも「見晴らしのいい場所」に立ち、より多くの自由を手にするためにー。オプティミズムに貫かれ、リアリズムに裏打ちされた、待望の仕事論・人生論。

Posted byブクログ

2009/10/07

なんだか将来のwebに関連する様々なサービスの話かと思ったら どうこのweb2.0時代を生き抜くか的な話で もう就職が決まってしまっている私としてはあんまり身に入る話ではなかった でも、結構うちの会社の内定者はけものみち選択する人多そうだなぁ

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