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新選組藤堂平助 の商品レビュー

4.2

33件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

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2013/10/30

久々の新選組です。 藤堂平助単発の小説は少なくて、Amazon等でみてもBL色なるレビューが躍り、読み倦ねいていたのですが特に気になりませんでしたね。土方歳三を憧憬する美形剣士を描く上で、土方推しの作者の願望も込められているのでは!? 藤堂平助の歴史年表が短い分、倒幕までの他藩の...

久々の新選組です。 藤堂平助単発の小説は少なくて、Amazon等でみてもBL色なるレビューが躍り、読み倦ねいていたのですが特に気になりませんでしたね。土方歳三を憧憬する美形剣士を描く上で、土方推しの作者の願望も込められているのでは!? 藤堂平助の歴史年表が短い分、倒幕までの他藩の動きも丁寧に描かれていて、私の持っている幕末志士名鑑より解り易いかも…。 藤堂を題材にしながらも、土方の不器用な優しさや淡々とした冷酷な指揮、時折見せる茶目っ気に主役を喰う勢いで気付けば「土方歳三格好いい♡」と目を細める自分がいた…。 特に試衛館からの同志は100%土方と絡むから仕方ないか。無性に京都に行きたくなりました。

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2013/03/31

ホ…ホモくせぇ。新撰組を扱う上で一番ありがちで一番ダメな表現。せっかく藤堂平助を軸に書いているのに土方をチョイスするセンス。この二人は本一冊書けるくらいのドラマ無いだろと。 沖田・斎藤・山南・伊東や他の御陵衛士、八番隊隊士達との掘り下げた話で進めて、彼が苦悩しながらもどう裏切るの...

ホ…ホモくせぇ。新撰組を扱う上で一番ありがちで一番ダメな表現。せっかく藤堂平助を軸に書いているのに土方をチョイスするセンス。この二人は本一冊書けるくらいのドラマ無いだろと。 沖田・斎藤・山南・伊東や他の御陵衛士、八番隊隊士達との掘り下げた話で進めて、彼が苦悩しながらもどう裏切るのか…こういうのが読みたかった。 素材の無駄遣い。土方人気にあやかりたいなら最初から藤堂主役にする事はない。

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2012/11/11

この本で秋山香乃を知りました。 そこから一気に作者も平助も大ファンです。 史実とは違うのでは?との説もあるみたいですが、この人の作りあげた人物設定も巧みではないかと。 この人の人物の捉え方はうまいなぁって思った作品です。 とにかく、せつな過ぎるー!

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2012/10/21

ホモくさいけど私は嫌いじゃないしこの方の本は文章が読みやすくて好き。借りて読んだ本だけど自分でもそのうち買いたいな〜。「歳三往きてまた」のほうもまた読み返したくなる!

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2012/02/17

面白かったけど、読むのが辛い物語でした。 つい最近、木内昇を読んだところだったけど、木内さんのがからっとした印象かな。

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2011/12/12

著者処女作。 処女作ならではの固さ、緊張感、余裕のなさが好ましくもあり、時に疎ましくもあり。 語りたいことが多すぎて掘り下げ不足の短いエピソードの数々、長州や薩摩、天狗党の動向までも一作品に詰め込みすぎ。 それでも面白ろかった。 藤堂平助を主役にした話は珍しい。 ご落胤、最年少...

著者処女作。 処女作ならではの固さ、緊張感、余裕のなさが好ましくもあり、時に疎ましくもあり。 語りたいことが多すぎて掘り下げ不足の短いエピソードの数々、長州や薩摩、天狗党の動向までも一作品に詰め込みすぎ。 それでも面白ろかった。 藤堂平助を主役にした話は珍しい。 ご落胤、最年少、伊藤甲子太郎への傾倒、最期の様子など物語性は十分なのに。 藤堂と土方、土方を慕う藤堂や藤堂を弟のように思う土方の在り方は、沖田を藤堂に替えただけのように見えるけど。 しかし、土方と山南も互いを思いやり、伊藤甲子太郎も良い人で等々、すべからく皆良い人に描かれているのは甘すぎの感じ。

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2011/11/03

こちらでの評価が良かったこともあり購入。 平助がとにかく可愛いです!あと、自分を拾ってくれた土方との絆、新撰組を抜けるときの心の葛藤だとかが細やかに描かれていてとても良かったです! 結構分厚い本なのですが一気に読んじゃいました。 文章も綺麗で良かったです。

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2011/10/12

新撰組関連の時代小説にしては珍しい、藤堂を主人公とした小説です。 それだけに油小路の変における描写の鮮烈さ他の作品とは比べものになりません。 どことなく哀愁というか切なさのような、それでいて人物や時代の力強い意思を感じさせ、繊細さとキレのある文章です。

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2011/07/10

藤堂平助からの視点で物事がすすむので、ちょっとふしぎな感じがします。一つ一つ場面で何を考えて、何を思っているのかが、わかるので泣けます。悪い人はいなかったんだと思います。そこが切ないです。

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2011/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

藤堂目線から綴った京時代の土方さんを描いたお話だと思う。 繊細で寂しがり屋の平助と、峻烈で、でも不器用で優しい土方さん。 最期を知っているから、出会いから読み進めるのが切なかった。 出会いから別れまで重要な小物として、橘の実がそのまま「歳三、往きてまた」に繋がる。

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