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ブックストア・ウォーズ の商品レビュー

3.5

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    2

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2013/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今は書店ガールと改題されたようです。 本屋さんの店員の話です。本好きな人にはわくわくするような 本屋の裏話も沢山あり、それだけでも楽しめます。本屋離れが進む地域での本屋再生は成功するのか。 スパイスとなっている 40歳未婚の副店長 理子(途中から店長昇格)と新婚の27歳亜紀のことごとく衝突する様は見ていて面白い。常に中立の立場から話が進むためか どちらにも感情移入ができる。どちらも本が好きで本屋の仕事に誇りを持ち働いている。完璧な人間はいないし 気に食わない奴はどこにでもいる。不完全だからこそ面白い。ドラマにでもなりそうな話ですね。続編も出ているようなのでそちらもチェックする予定です

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2013/04/26

この前閉店した、新宿は三越アルコットのジュンク堂書店を思い出してしまった。 NAVERまとめでも、書店員の本気が伝わってくる企画の数々が取り上げられるほど。気になってつい足を運んでしまったものなぁ。ほんと、あれってこの話を地で行くような出来事だった。 本の出だしだけ書かれた紙...

この前閉店した、新宿は三越アルコットのジュンク堂書店を思い出してしまった。 NAVERまとめでも、書店員の本気が伝わってくる企画の数々が取り上げられるほど。気になってつい足を運んでしまったものなぁ。ほんと、あれってこの話を地で行くような出来事だった。 本の出だしだけ書かれた紙が文庫本にまかれ、私たち客は見出しだけを頼りに買う。なんて洒落てる企画なんだろう!って感動したな。 私は本が大好きで、本がズラリと並んでいるリアル本屋が大好きだ。ポリシーのある本屋では質のいい出会いがあるし、自分の成長を加速させてくれる。最近では新宿の紀伊國屋本店がヒットだったなぁ。 また本屋さんに足を運びたくなった。続きも気になるのでかりてみよう!

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2013/03/29

「書店ガール2」を読んだので、こちらも再読。 初読のときはさほど気にならなかったのだが、2を読んだあとだと、理子がひどく狭量な人間に見えてしまう。亜紀も、単なるお調子者というか脳天気な困ったちゃんに見えてしまう。 たぶん、もともとはそういう方面の話だったのだろう。性格も感性も違う...

「書店ガール2」を読んだので、こちらも再読。 初読のときはさほど気にならなかったのだが、2を読んだあとだと、理子がひどく狭量な人間に見えてしまう。亜紀も、単なるお調子者というか脳天気な困ったちゃんに見えてしまう。 たぶん、もともとはそういう方面の話だったのだろう。性格も感性も違う2人が、ひとつの目標に向かって力を合わせていく過程で、得がたい相棒になっていくというバディものの変形。 そこに、男社会の偏見やら嫉妬やら、「働く」ということの意味合い、恋愛事情などが絡めてあるのだ。 それにしても、理子は痛い。正論ガチガチで、柔軟性がない。柔軟性のなさは臆病からきているのだろうが、亜紀が次々に新しいことを思いつくことに対してすら、色眼鏡で見てしまうあたりは、なんとも悲しくなってしまう。読書の効用というのは、こういった他人の姿を見て自分の軌道を修正できるところにあるなあ、と再認識させられる。 ペガサス書房1号店で開催されたフェアは、今ならちょっと気の利いた書店ならやっているようなものなのだが、それすら「大変なことだ」と思ってしまうような社内、店内の空気こそ、作者が問題視しているところなのかもしれないとも思う。

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2013/03/24

読みはじめ、女のどろどろした嫉妬や愛憎劇に発展するのかと思いきやちょっと違う方向性のお話でした。 働く女、舞台は書店。同僚とのいざこざや本社上層部との軋轢。 人間模様は結構ありがちな展開に見えましたが、書店員という個人的に興味のある題材がつかわれているので面白く思えました。

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2012/11/29

タイトルが気になって読んでみることに。 普段利用している本屋さんも、目に見えない苦労を されているんだろうな、といつもとは違った見方になりました(^^ゞ

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2012/11/19

いけ好かないとか、鼻につく人だなーと思っていた人が、思いがけずすごく価値観だったり、物事に向かう姿勢が近かったりして、深く知ることで、印象が間違っていたんだなということがある。 それと同じように、自分ではどうしようもない誤解があって、すれ違ってしまうこともある。 人を深く知るとい...

いけ好かないとか、鼻につく人だなーと思っていた人が、思いがけずすごく価値観だったり、物事に向かう姿勢が近かったりして、深く知ることで、印象が間違っていたんだなということがある。 それと同じように、自分ではどうしようもない誤解があって、すれ違ってしまうこともある。 人を深く知るということは、そういうことだ。 もちろん、逆にいいと思っていたけど、深く付き合ってみると、全然違って、うまくいかなくなるということもある。 それが、悪いとかいいとかでなく、印象と中身が違うってことが、面白みでもあるのだろう。 置かれた立場や環境、人間関係などで、人はいろんなところで色眼鏡をかけて人を見る。 できるだけ、そのままの姿を真っ直ぐな目で見ていきたいと思うのだけど。 最後は、ちょっとうまくまとめすぎなきらいもあるが、でも、この話の終わりは、ご都合主義でもこれでいいと思う。

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2012/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本好き、書店好きは気に入ります!ずっと気になっていたのをやっと読了。 女性向け、20代~30代向けな感じですが、本が好きな人なら男性でも楽しく読めるのではないかと。業界の話も入ってますし。 ヒロイン二人のもやもやがどんどんぶつかり、深まり、最後はジーンと暖かくなります。 読了後は「明日からもがんばって働こう!」と思える一冊です。 お薦めします!

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2012/09/05

最初はよくある女同士の嫉妬欲望など混ざったお話でしたが、後半から書店継続に向けてのお話にかわりスカッと読み終えることができました。 途中涙が出てくる場面もあったりといらんな思いの詰まった本でした

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2012/06/14

書店を舞台にしたお仕事モノ。 書店の裏側には興味津々。確かに、最近厳しいよなぁと。 ベタなハッピーエンドも、これくらいならアリかな。

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2011/09/04

最初はお嬢さんの亜紀に腹が立ち、いいぞー理子!と思っていたけど、 だんだん亜紀の仕事への思いが見え隠れし、あらら・・・そうだったのかと。 いやらしい役職・社長陣の様子はちょっとまだこんな企業ある?って違和感が少しあったけど、一族経営ならこんなものかなぁ。 キャリアをしっかり積...

最初はお嬢さんの亜紀に腹が立ち、いいぞー理子!と思っていたけど、 だんだん亜紀の仕事への思いが見え隠れし、あらら・・・そうだったのかと。 いやらしい役職・社長陣の様子はちょっとまだこんな企業ある?って違和感が少しあったけど、一族経営ならこんなものかなぁ。 キャリアをしっかり積んだ理子が、店長として最初の一歩を積み重ねていく様子がかっこよかった。 書店員という仕事がよく見えた。

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