1,800円以上の注文で送料無料

人間になりたがった猫 の商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/05/14

最近、猫好きだから読んだ 魔法で人間になって、やっぱ性格も 純粋な猫から、毒のある人間になっちゃった もっと可愛い作品かと思ったけど 猫が人間になったからちゃんと自我があった

Posted byブクログ

2019/12/18

劇団四季のミュージカルの原作。 ミュージカルと少し違うところがあったけど、すごく面白かったです。 ちなみに来年、全国で上演されるのでお近くに住む方はぜひ。

Posted byブクログ

2019/08/03

児童文学として、とっても楽しい作品でした。 海外の作品にはじめて触れる読者にもぴったりなのでは。 また、猫好きとしても妄想膨らみ、たまらぬ物語。それはそれは楽しく読ませていただきました。 猫たちに人間の言葉を使えるようにしたら、そりゃあいろいろ捗りますよねぇ、ステファヌ大学士。...

児童文学として、とっても楽しい作品でした。 海外の作品にはじめて触れる読者にもぴったりなのでは。 また、猫好きとしても妄想膨らみ、たまらぬ物語。それはそれは楽しく読ませていただきました。 猫たちに人間の言葉を使えるようにしたら、そりゃあいろいろ捗りますよねぇ、ステファヌ大学士。 いいなぁ、もし、うちの嵐ちゃんが人間になったら…ちょっと優男な男盛りのアラサーイケメンになっちゃうんだろうねぇ。。ニノが1番イケめてた頃のお年頃よぉ。。

Posted byブクログ

2019/06/22

昔観たミュージカル、この話だったのかなあ?なんで猫、気楽な生活捨てて人になりたくなったの?魔法使いが人嫌いになってるのに。

Posted byブクログ

2017/06/27

ロイド・アレギザンダーが「プリディン物語」のあとに書いたファンタジーの小品。劇団四季がミュージカルとして上演し続けている作品でもある。 大魔法使いステファヌスの飼い猫ライオネルは人間の言葉をしゃべれるようにしてもらった上に、人間になりたいと懇願する。怒った魔法使いはライオネルを...

ロイド・アレギザンダーが「プリディン物語」のあとに書いたファンタジーの小品。劇団四季がミュージカルとして上演し続けている作品でもある。 大魔法使いステファヌスの飼い猫ライオネルは人間の言葉をしゃべれるようにしてもらった上に、人間になりたいと懇願する。怒った魔法使いはライオネルを人間の若者に変え、自分がかつて住んでいた町ブライトフォードへ送り出す。そこでライオネルは思いもよらない人間の醜さ、恐ろしさを知ると同時に、愛や友情、信頼などに目覚めていく。 最終的にライオネルがとった決断とは? ライオネルの視点は時に哲学的ですらある。旅籠の若い女主人ジリアンも魅力的。

Posted byブクログ

2016/11/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

子供の学芸会の題目がこの話だったので読んでみました。 子供の台本を読んでもなんだかよくわからないことが あったので、どうせなら元本を読んでみようと。 児童書なので手軽に読めました。 登場人物もわかりやすく。ライオネルという猫が 魔法使いの飼い猫という設定。そんな彼が魔法で人間に なる。 魔法使いことステファヌス大学士は人間が愚かだから 嫌っている。自分も人間なのにね。 猫のほうがまだましとか(苦笑) ところどころ、哲学的な話が出てくるので、ハッとさせられる。ライオネルが猫は二度と同じしくじりはしないと いうのに対し トリバーという登場人物は 「俺だって間違ったことをしたのなら後悔したかもしれん。 しかし、正しいことをしたのだから、決して後悔などせんね」と ステファヌスがライオネルの気持ちなど聞く必要はないとジリアンに告げ、ジリアンが気持ちをぶつける 「それは、あなたがなんでも意のままにできる力を持っていらっしゃるからですか?一人の人間の願いなどなんのねうちもないのですか?」 このあと、ステファヌスが言い返せなくなってた。 登場人物がいいことや悪いところがあったり、悪いことした相手とも最後はうまくやって、ハッピーエンドで 終われたので読後感は良かったです。

Posted byブクログ

2016/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「人間は不幸な生き物」と思っている飼い主の魔法使い大学士によって人間にしてもらったライオネルは段々と猫の特性をなくし人間らしくなっていく。人を好きになり涙を流す、元猫ライオネルの言動が可愛らしい。最後大学士の台詞「おぬしら不幸な生きものに、果たして希望があるかどうか知らぬが、それは、自分たちの力で見つけねばならぬもの」「ほんとうの人間になったのは、お前の力」に、明るい未来を予感させるものを感じる。子供に読ませたいです。

Posted byブクログ

2009/10/04

わりと繰り返し読んだ記憶のある本。 話との出会いは確かどこかの舞台を見て。 手持ちでは結構年季の入ってるであろう一冊です。

Posted byブクログ

2009/10/04

どこの世界にもいいやつがいれば、厭なやつがいる。その中で切磋琢磨していくことが生きていくことだが、猫が人間になったとしてそれがどこまで出来るだろうか。心惹かれる女性もできて猫は最後に「人間になりすぎてしまう」。彼女がいう「いえ、ちがうわ。私は最後の最後に、あなたにもう一度会いたい...

どこの世界にもいいやつがいれば、厭なやつがいる。その中で切磋琢磨していくことが生きていくことだが、猫が人間になったとしてそれがどこまで出来るだろうか。心惹かれる女性もできて猫は最後に「人間になりすぎてしまう」。彼女がいう「いえ、ちがうわ。私は最後の最後に、あなたにもう一度会いたいと思ったんだわ。そしてきがついたら、あなたがいたのよ!」訳者が後書きでいう。人間は生まれたままでは人間ではない。つとめてはじめて人間になるのだ、と。非常に質の高い児童書。

Posted byブクログ