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名探偵ホームズ全集(12) の商品レビュー

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2021/10/19

(図書室所蔵のポプラ社のホームズ全集10『踊る人形の謎』で読みましたが古い本なのでネット上にデータがなく、同じポプラ社の文庫で登録)(無料で使えるのは登録データから購入に繋がった場合の手数料収入や出版社へのデータ提供報酬などのおかげなのだろうとは分かっては居ても、ネット上にない、...

(図書室所蔵のポプラ社のホームズ全集10『踊る人形の謎』で読みましたが古い本なのでネット上にデータがなく、同じポプラ社の文庫で登録)(無料で使えるのは登録データから購入に繋がった場合の手数料収入や出版社へのデータ提供報酬などのおかげなのだろうとは分かっては居ても、ネット上にない、現状売買の対象になっていない本も登録したい気持ち、登録件数の0.1%くらいのことなら認めていただけないものでしょうか) 感想を書く前に雑記が長くなってしまいました。全集もあと3冊を残すばかりとなり、面白いのでどんどん読んでしまうのですが読み終わるのが残念でなりません。この巻も短編集です。モリアーティもマイクロフトも登場しないのでわりとこじんまり(言い換えるとまとまり良く)、読みやすかったです。百年前の人々は出会いの機会も限られていたせいか、直感が鋭かったのか、これはという相手に巡り会うと出会ってひとつきくらいでたちまちふかく愛するようになり、その人の名誉や命を我が身も顧みず全身全霊をかけひたむきに守ろうとする様子がすがすがしかったです。俗っぽいことには一切興味のない非凡な天才として描かれているホームズですが、「付き合いが長く親しいから僕だけは興奮しているのがわかる」とか、「自分が認めている人物に称賛されて喜んでいるがすぐにいつもの表情に戻ってしまった」というような感じに「人は気づかなくても、僕には分かるのだ」とワトソンが親愛の情をもって書いているところが大変好ましかったです。

Posted byブクログ