ヘンリーの未亡人 の商品レビュー

アン・メイザー(著者),三木たか子(著者)

2013/08/24

133頁「胸毛の荒い手触りに官能の火の手をいっそうあおられてオリビアの両手はけいれんしたようにしなった。」のくだりに異文化を実感。

父と娘ほど年が離れた億万長者と結婚、半年で未亡人になったヒロイン、消息不明だった息子、謎の母子、亡き母の思惑が交錯、一行はアフリカへ、みたいなややこしい話。うっとりしてられない。

ヴァイオレット・ウィンズピアに続いて、アン・メイザーの作品をまとめて読んでみた。面白かった。アン・メイザーは、バツイチや未亡人など再婚の話が多いような気がする。男はアマゾン、アフリカ、アラブ、イタリアなど南の方からやってくるイメージ。