月夜のこどもたち の商品レビュー

ジャニス・メイ・アドレー(著者)

2017/07/15

星の絵本を探していて、借りてよんだ。

こどもたちは　月の　ともだち。
かぜと　いっしょに、はだしになって　おどる。
しっとりと　よるが　ふけていきます。

老けると更けるには関係がある！、という今朝の発見。
それはさて置き、すてきな絵本です。
『しずかなおはなし』みたいな感じで、寝る前のひとときにいい。
詩的で、静か。
子どもは、ときどきぞくっとするかも？
とびらのねこが、読み手ときき手を、絵本の中の夜に連れて行ってくれる。
見開きのカラー絵が差し挟まれているのも、心を落ち着ける効果になっている。
最近とびはねてないなぁと気づく。
「ねむそうな　やま」、「ベッドは　まっしろで，ひんやりして　います。まくらは，まるで　よるみたいに　やわらかです。」
ねこの表情と、木々の緑がいい。