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おおきな木 の商品レビュー

4.6

196件のお客様レビュー

  1. 5つ

    115

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

    15

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2014/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小さい頃ピアノ教室に通っていたときに置いてあった本で、懐かしい!と思わず手に取りました。 近頃、村上春樹の新訳で再出版されたそうです。 (だから店頭に並べてあったんですね。。) 子供の頃の自分はこの本をどうやって受け止めていたのだろう? ・・・今読むと、与え続ける無償の愛が、切なく哀しい。

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2012/08/21

「想う気持ち」ただそれだけで身を捧げられる、ただひたすらに相手の幸せを思い続けること。 それが愛なのでしょうか。 確かに愛だと思うけど、少し悲しい気がしました。 この木が本当に幸せでも、私はちょっと胸が痛んでしまうのです。 少年は木の幸せをも考えていたのかもしれないけれど、...

「想う気持ち」ただそれだけで身を捧げられる、ただひたすらに相手の幸せを思い続けること。 それが愛なのでしょうか。 確かに愛だと思うけど、少し悲しい気がしました。 この木が本当に幸せでも、私はちょっと胸が痛んでしまうのです。 少年は木の幸せをも考えていたのかもしれないけれど、もしかしたら木にとって別の幸せの可能性を潰してしまっていたかもしれない。 心が温まるような、でもちょっと悲しい、読み終えた私の中に、とすんと何か重みのあるものを残していったそんな一冊です。 愛って難しい。

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2012/08/10

邦題は「おおきな木」だったっけ。原作の「与える木(The Giving Tree)」も簡潔でいい。 小学生頃は、ただ理不尽だと感じていた気がする。木は「しあわせだ」と言っているけれど、報われてないじゃん!って。 今読んだ感想は「これが無償の愛なのかな」というもの。こうやってモヤモ...

邦題は「おおきな木」だったっけ。原作の「与える木(The Giving Tree)」も簡潔でいい。 小学生頃は、ただ理不尽だと感じていた気がする。木は「しあわせだ」と言っているけれど、報われてないじゃん!って。 今読んだ感想は「これが無償の愛なのかな」というもの。こうやってモヤモヤして考えさせられる本を読むのも必要なことだよなぁ。

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2012/08/01
  • ネタバレ

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大好きな絵本。 新訳も出ていますが、敢えて最初に知った方で。 ぼうやと木のお話。 ぼうやはだんだんと成長して、恋人ができ、街へ出て、商売をし……。 ぼうやが大好きな木は、実を取られても、枝を切られても、とうとう切り倒されてしまってもそれで良いという。 変わっていくぼうやを見守る木が切なくて切なくて。 でも世の中の親もこんな気持ちで子ども達を見守っているのかな。 そんなことを思う本です。

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2019/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中学生くらいの頃に初めて読んで、ホロリと泣けて、やけに印象に残った。 「でもそれはほんとかな?」という言葉。 でもそのときは購入せず、「自分が子供を産んだら、その子のために買おう」とずっと思っていた。 そして念願の出産。よし、買うぞ!と思って探したら・・・なんと私が当初読んだものは廃版で、いまは村上春樹さん訳のものがあるとのこと。 本屋で立ち読みしてみたけど、やっぱりなんか違う!! こんなに長い間心に残ってる文章を求めてるのに、今更上書きなんかできない!!と思って、あらゆる古本屋をめぐって・・・ついに、ほんだきいちろうさん訳の本を見つけて即購入!! やはりこちらの方が好きです。 息子はまだ内容わからないんで、完全に自己満足ですが、大人のための絵本だと思うので、自分用に大切にします。 2019.7.10 追記 小3になった息子が、まさかのこの「ほんだきいちろう版おおきな木」を図書館で借りてきてびっくり! しかも私に見せるために。 うちにまったく同じ本があるのに、しかも息子の本棚に置いてるのに知らなかった息子w あまりにうれしくて、私がいかにこの本が好きか力説し、すぐに読み聞かせました。 きっと息子は私がこの本に対して抱いた感情ほど深く響いてはいないでしょうが、私の思いを押し付けないように私の感想は述べなかったところ、ちょっとしんみりしていたので何か思うところはあったのだと思います。 (私の感情押し付けないようにしたつもりではあるが、読み方にめちゃくちゃ感情でてたのはご愛嬌w) とにかく息子が選んで借りてきてくれたのが嬉しくて、記録残したくて追記しました。

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2012/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小さい頃、歯医者さんで読んだ本。 どこまでも優しいというか寛容な林檎の木と、どこまでも自分勝手な人間が印象的。

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2012/12/13

人は誰でも子どもから大人に変わる様に大切なものも変わってゆくのだ。 3歳と2歳の子どもたちに読んであげるとじっと最後まで聞き続け読み終わると無言でページをめくる。こんな小さい子でも感じる何かがあるんだな。

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2012/05/25

子供の頃から好きな絵本。ああ好きさ。大好きさ。 チャリティーを始める前から、絵本朗読会で使ってました。 まずはこれをやろうと思った1冊。 愛は、注ぐもの。 やはり、廃盤ですが、ほんだきんいちろうさんの翻訳が好きです。

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2012/11/10

"無償の愛"を感じる。昔はこの大きな木の取る行動が理解できんくて、なんでこんなばからしいって思ってたけど、今はなんとなくわかる気がする。もちろんまだ与える側ではないけど、親の愛ってこういうことなのかって思うと泣いてしまったことも。小さな子どもたちにはわかるのか...

"無償の愛"を感じる。昔はこの大きな木の取る行動が理解できんくて、なんでこんなばからしいって思ってたけど、今はなんとなくわかる気がする。もちろんまだ与える側ではないけど、親の愛ってこういうことなのかって思うと泣いてしまったことも。小さな子どもたちにはわかるのかな?子どもに手を出したり、放任したりしてる親はどう感じるのかな?って思った。絵本を好きになったきっかけの本。

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2012/05/06

とてもハッキリとした緑の表紙、作者(いかつい外国人のおじさん)の写真に惹き付けられ、扉の「3才〜老人まで」という言葉に興味を持ち読んでみた。 森のりんごの木と男の子の話。 何となく木が親で男の子が子供のような気がした。 読んでいて切なくなったけれど、私は一番最後の文章に救われた。...

とてもハッキリとした緑の表紙、作者(いかつい外国人のおじさん)の写真に惹き付けられ、扉の「3才〜老人まで」という言葉に興味を持ち読んでみた。 森のりんごの木と男の子の話。 何となく木が親で男の子が子供のような気がした。 読んでいて切なくなったけれど、私は一番最後の文章に救われた。 今回はほんださんの訳を読んだけれど、次は村上春樹のを読んでみたい。

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