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ふしぎなたけのこ の商品レビュー

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21件のお客様レビュー

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2013/06/29

「児童青少年の読書資料一覧」(中多泰子ほか 『改訂 児童サービス論』樹村房)の、「幼児から小学校初級むき」で紹介されていたので、 図書館で借りた 自分の誕生日のごちそうのために、裏の竹やぶのたけのこを掘り始めた、たろ ところがたけのこがのびてきて… 表紙をみた感じだと、『おおき...

「児童青少年の読書資料一覧」(中多泰子ほか 『改訂 児童サービス論』樹村房)の、「幼児から小学校初級むき」で紹介されていたので、 図書館で借りた 自分の誕生日のごちそうのために、裏の竹やぶのたけのこを掘り始めた、たろ ところがたけのこがのびてきて… 表紙をみた感じだと、『おおきなかぶ』か、はたまた『ジャックと豆の木』かと思いきや、どちらでもない 奇想天外だけれど、きちんと筋が通ったお話になっているのが、傑作たる由縁なのか たけのこの心が気まぐれでおもしろい 瀬川康男さんの絵を好きになってきた

Posted byブクログ

2013/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

子どもの頃、ボール紙みたいな絵本が多かった我が家で珍しく購入されたいわゆる「絵本」と呼べるもの。どういう経緯かわからないが、幼稚園で販売とかあったのかもしれない。 山村でお誕生日にタケノコのごちそうをとりに竹林に行ったところ、一本のタケノコが見る間におおきくなり(この時点で「タケノコじゃないだろ・・」という突っ込みをいれたくなるが・・)そのままタケノコとともに天に昇ってしまった。しようがないので切り倒すと、その先には山村の人々が知らなかった海があり・・。子ども心に「海の幸山の幸が両方食べられるようになってよかった」と思ったことでした。当時そんな言葉は知らなかったとは思うけど、そういうようなことを思ったのは事実です。それにしても食べ物がらみの物語って記憶にしっかり残りますね・・。

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2012/03/30

山奥の村に住むたろはタケノコを採りに竹やぶに出かけました。 タケノコを掘っているうちに暑くなったたろは 上着を脱いで、近くのタケノコに掛けました。 その途端、タケノコはぐぐぐっと伸び、 たろは慌ててタケノコに飛びつきました。 タケノコはたろを乗せたまま、ぐんぐんぐんぐん伸びていき...

山奥の村に住むたろはタケノコを採りに竹やぶに出かけました。 タケノコを掘っているうちに暑くなったたろは 上着を脱いで、近くのタケノコに掛けました。 その途端、タケノコはぐぐぐっと伸び、 たろは慌ててタケノコに飛びつきました。 タケノコはたろを乗せたまま、ぐんぐんぐんぐん伸びていきます。 異変に気付いた村の人たちが たろを助けるためにタケノコを切り倒すと、 タケノコのてっぺんにしがみついていたたろは いくつも山を越えた遠くの場所に落下しました。 そこは村の誰もが初めて見る場所――。 絵がモノクロとカラーで交互に描かれていたり、 横開きから突然縦開きになったりと、 ページの変化がおもしろいです。

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2011/02/16

《こどものとも》傑作集。表紙の雰囲気に惹かれて手に取りました。 「ジャックと豆の木」のストーリーとどことなく似ていますが、日本らしさが漂う、昔の生活を思わせる作品です。 たろという子がたけのこに上着をかけると、そのたけのこはぐんぐんぐんぐん伸びていきます。たろを助けようと村...

《こどものとも》傑作集。表紙の雰囲気に惹かれて手に取りました。 「ジャックと豆の木」のストーリーとどことなく似ていますが、日本らしさが漂う、昔の生活を思わせる作品です。 たろという子がたけのこに上着をかけると、そのたけのこはぐんぐんぐんぐん伸びていきます。たろを助けようと村中は大騒ぎ。そのあとはいったいどうなるのでしょうか・・・? 様子を表した迫力ある絵が2ページぶち抜きでいくつも描かれていたり、子どもが喜ぶ”繰り返し調”のくだりが何度か出てくるので、読み聞かせをすると、喜んでもらえそうな絵本です。

Posted byブクログ

2010/07/04

1963年に発行されているこの絵本。 ふるーいふるいふるい日本を、日本の文化を 今も昔も変わらぬものをも 感じることができる絵本です。 竹取物語などもあるけれど 昔の日本には色んな所に竹林があったのかな。 そして、山に住む人々にとっては 竹の子がごちそうだったんだって...

1963年に発行されているこの絵本。 ふるーいふるいふるい日本を、日本の文化を 今も昔も変わらぬものをも 感じることができる絵本です。 竹取物語などもあるけれど 昔の日本には色んな所に竹林があったのかな。 そして、山に住む人々にとっては 竹の子がごちそうだったんだって!! 確かに竹の子はおいしい! でも、たろの誕生日のお祝いが竹の子だなんて!! たけのこは みんなの おおごちそうだ。 やまの おくの おくの むらには さかなも こんぶも ない。 そんな山奥の村。 暑くて脱いだ服を かけたとたんに、ぐぐぐっとのびだしたたけのこ このお話の面白いのは いつの間にか、竹の子が生き物みたいになっているところ。 まるで、竹の子に気持ちがあるかのように表現されているところがある。 はじめは、突然伸びだしたから、 「たろの汗付きの服になにかおまじない的な要素があったのかしら?」 と思ったんだけど 読み進めると、 ”たけのこは のびるのに あきた。 そして、 たけになることに きめた。” とある。 そう思うと、 ぐぐぐっと伸びだしたきっかけは たろが服をかけたのがよっぽど汗臭くて嫌だったんじゃないだろうかって それでちょっとおこったんじゃないのかなって ちょっと竹の子の気持ちになったりもできるなあ。 最終的に、このお話から伝えたい事はなんだろうなあ。 塞翁が馬 みたいに 何か大変なことが起きても、一生懸命解決しようとすることで その大変な事が、幸せな事を運んできてくれるものだ、ってことかなあ。 他にも、色々な要素が詰まっている気がする絵本です。 ---------- written by ごじゃるde142(@gojarude142)

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2010/05/27

たけのこがたろをのせたまま、ぐんぐんぐんぐんのびだして……。テンポの速い構成のしっかりした物語と流れるような横長の絵が、絵巻物を思わせます。 白黒の絵、カラーの絵、縦長の絵などさまざまな展開をみせてくれる楽しい絵本です。

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2010/02/21

瀬川康男さんが亡くなった。2010/02/18、享年77歳。これはチェコの「ブラチスラバ世界絵本原画展」でグランプリを受賞した作品。瀬川さんが絵を担当された絵本の中でも、特にお気に入りのもののひとつ。ご冥福をお祈りします。

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2009/10/10

やまの おくの おくの むらの、むかし むかし の おはなし。 たろうが自分の誕生日のお祝いに、たけのこを掘りに行くと、 どんどん竹の子が伸びて竹になり、 それに掴まってしまった☆たろうも、 どんどんと空高く上がってしまって、さあ大変! イラストは、ちょっと小さい子には興味持...

やまの おくの おくの むらの、むかし むかし の おはなし。 たろうが自分の誕生日のお祝いに、たけのこを掘りに行くと、 どんどん竹の子が伸びて竹になり、 それに掴まってしまった☆たろうも、 どんどんと空高く上がってしまって、さあ大変! イラストは、ちょっと小さい子には興味持てないかもしれない でも、私は大好きな絵本のひとつです。 なぜなら・・・ このお話から、子供の質問がイッパイ飛び出してくるからです。 話題が膨らみますよ♪ たけのこが大きくなると竹になるとか、 昔は山菜が御馳走だったとか、 親は子供のためならどんな事でもするとかね♪

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2009/10/04

太郎の誕生日祝いにタケノコでごちそうを作ろうとほりに行ったタケノコが伸びて伸びて、天まで伸びる。それを斧で切って、倒れたところは。。。。 奇想天外、しかも心が温まる。不思議なたけのこのお話。

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2009/10/04

全国学校図書館協議会選定「必読図書」世界絵本原画展グランプリ受賞公文の推薦図書A-13

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