森は生きている の商品レビュー
ロシア版『シンデレラ』。 「一月〜一二月の森の精霊達」と「ままむすめ」 との優しい触れ合いと、「わがままな王女」を始めとする世俗的な人間達との関係性が、表題でもある“森は生きている”という言葉の意味を考えさせてくれます。
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12の月たちなのね。タイトルは知っててもなかなか読めてなかったお話。 優しさの塊のような人間。 荒まないでいられたのは何故だろう。 誰が教育したんだろうな。 近所の人たちなのかなあ。
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小学生低学年のときに読んで胸がドキドキわくわくした。 初めて読んだときから大人になった今でもずっと心に残っている物語。
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雪の断章繋がりで、図書館から借りてみた。 物語と思ったら戯曲で、びっくり。 でも、児童文学に触れて新鮮だった。 調べてみたら、過去に映画やミュージカルにもなってた。 しかし、映像として残ってないらしく残念。 何年経ってもストーリーは、素晴らしい。 '19.08.17読書...
雪の断章繋がりで、図書館から借りてみた。 物語と思ったら戯曲で、びっくり。 でも、児童文学に触れて新鮮だった。 調べてみたら、過去に映画やミュージカルにもなってた。 しかし、映像として残ってないらしく残念。 何年経ってもストーリーは、素晴らしい。 '19.08.17読書完了
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
きれいで勧善懲悪。小学生くらいのこどもに特にぴったりな良い話だと思います。 ワガママな女王の命令を聞いて褒美をもらうべく、 義理の娘に「真冬に春の花”マツユキソウ”を取ってこい」と命じた意地悪母娘。 普段の優しい行いから、1月から12月の精たちに好かれて、1時間だけ寒い1月を温かい4月に変えてもらい、マツユキソウを手に入れた娘。 女王や母娘のエスカレートする要求に負けず、命をかけて精たちとの他言無用の約束を守りきる少女。 結局母娘は犬に変えられ、手下に見捨てられた女王は娘に助けを乞う。 優しい老兵と正しい博士がいるものの、やはり死刑を宣告できる女王にはなかなか刃向かえず、ハッピーエンドであろうとわかってはいても、読んでて娘がかわいそう
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ワークショップ「暦の本棚をつくろう!」:“図書館のおすすめ”本 春のマツユキソウを真冬に欲しがるわがままな女王のおふれ。継母に命じられて花を探しに出た娘は、一月から十二月までの月の精に出会います。十二の月はそれぞれに豊かな贈り物をもってきてくれるということがわかる戯曲です。
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子供の頃にあこがれた精霊たち、それはこの本に出てくる12人の精霊たちを知ったからです。この本はソビエト連邦時代の児童書で冬の寒さ厳しいロシアの大草原、雪深い森の中でのお話です。わがままな女王が、真冬のさなかに春の四月に咲くマツユキ草を持ってきたものに褒美を与えるというお触れを出し...
子供の頃にあこがれた精霊たち、それはこの本に出てくる12人の精霊たちを知ったからです。この本はソビエト連邦時代の児童書で冬の寒さ厳しいロシアの大草原、雪深い森の中でのお話です。わがままな女王が、真冬のさなかに春の四月に咲くマツユキ草を持ってきたものに褒美を与えるというお触れを出します。ほうびの金貨に目がくらむ継母のいいつけで、娘が吹雪の中マツユキ草を採ってくるようにと夜中の森に追いやられます。森の中で娘はたき火を囲む十二人の人たちと出合います。実はこの人たち、森に住む12か月の精霊たちでした。精霊たちのおかげで、娘は凍えることなく無事マツユキ草を手に入れて帰ることができたのです。「森は生きている」…素敵なタイトルだと思いましたが、これはもしかすると四季折々の美しさがある日本だからこそつけられた題名なのかもしれません。本場のロシアの自然は厳しいものだといいますからこの国の人々はおそらくこのような優しいタイトルつけないでしょう。大人になって読み返すとそんな疑問もわいてきました。けれども、幼い私に、時期外れのモノを捜すことがとても大変だということや一年は十二ヶ月あり、 そのひと月ごとに生き物に対する役割や意義があることを初めて教えてくれたのはこの本でした。眼には見えなくても地球の中で息づく大自然にはやはり精霊がいる、と心のどこかで信じたくなる神秘的な本です。
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劇団仲間の音楽劇が大好きで、何度見たことやら。 今思えば、12月の兄弟設定が気に入ってたのかなあ(当時小学生。今ではすっかり香港ノワール映画好き)。
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【気まぐれな女王が、真冬に4月の花マツユキソウをほしいといいだし、国じゅう大さわぎ.継母のいいつけで吹雪の森に分け入った娘は、12の月の精たちに出会います。】
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