しろいうさぎとくろいうさぎ の商品レビュー

ガース・ウィリアムズ(著者),まつおかきょうこ(著者)

2011/11/29

美しいのですがどこか陰を感じる表紙絵。てっきり悲しいおハナシかと思いながら読み進めましたが、悲しい結末への心構えは不要でした。

とても眼が特徴的な絵です。本文で語られる情景が細やかな絵でより深く読者に訴えかけてきます。数回繰り返される状況に、3歳の息子も途中から「きっと考えているんだよ」
子どもは結末よりもそこまでの遊んでいる過程のほうが楽しかったようですが、大人としては黒ウサギの白ウサギへの言葉とその画調があいまって、どこかほろりと感じさせるような美しい結末でした。

2015/07/26

この本は幼児の頃から知っている。どの図書室にもあった。
読んだ（読んでもらった）はずだけど覚えてない。好きだった覚えもない。
多分表紙の絵がかわいくない（好みじゃない）からだろうな、そういえばどんな話だっけ？と思って手に取った。

あ、やっぱ好きじゃないわこれ。
「ハァ…（ちらっ）」「どうしたの？」「ううんべつに」
「ハァ…（ちらっ）」「どうしたの？」「なんでもないよ」
「ハァ…（ちらっ）」「どうしたの？悩みがあるならいって！」「実は…」

なんという誘い受け。
自分から動く気はないくせに、かまってもらう気満々でイライラする。
相手が都合よく動くようしむける態度ってのは、なかなかぞっとしない。
幼児向けならなおさら嫌だ。

「うさぎのおんなのこが」みたいな書き方をしないから、ふつうに友達だと思って読んでいたら唐突な展開だった。
祝いに来る動物たちの登場も唐突だから、なんか既成事実を作られてはめられた感がぬぐえない。
このまま共依存に突入しそうで薄ら寒い。

「異人種間の結婚を連想させるとして話題になった」けど作者がそう意図したわけじゃなくて、差別論者が「人種差別撤廃主義者のプロパガンダ」とみなして攻撃したのだとwikiに書いてあった。
そりゃそうだろう。もしこれが人種問題を扱ったものだったら当事者同士の問題に矮小化した駄作だ。
今となっては投影して攻撃した人たちがバカに見えるけれど、未だにこの本に自分とは無関係の差別を投影してかんどうしたがる読み方があふれているのも趣味が悪い。

2011/11/03

結婚する時に
この絵本とかもらったら
きっときゅんきゅんして
死んじゃうと思う...

だいすきなえほん＊＊＊

2011/09/22

しろいうさぎと　くろいうさぎ、二ひきのちいさなうさぎが、ひろい　もりのなかに、すんでいました。
まいあさ、二ひきは、ねどこからはねおきて、いちにちじゅう、いっしょに　たのしくあそびました。
でもあるとき、くろいうさぎは、とてもかなしそうなかおをしました。
(amazon紹介文より)

◇この二匹のうさぎの絵本が好きすぎて、読む用と保存用で２冊家にあります。
あともう一冊、洋書のも欲しい…。何冊あってもいい…。
とってもキュンってする有名な一冊です。

誰か身近に結婚される方がいるならば贈りたい！

2011/09/16

くろいうさぎの浮かない表情、その理由は･･･？
幸せなときでも、ただただ幸せに浸るんじゃなくって、
その時間に満足するんじゃなくって、
幸せな時間がずっとずっと続くことを必死で願うの。

2011/09/02

状況によるんだろうなぁ～。切ない1冊。ハッピーエンドなだけに、うれしくて切なくてなんともいえない。かわいらしい祝福本。

2011/07/19

この気持ちだけで数十年を乗り切ることはほぼ不可能、時々思い出せればよし、と、したいと思います。
結婚の贈り物定番。

2011/07/18

幼稚園を卒園したとき、園長先生からプレゼントしていただきました。満月の夜に、たんぽぽのブーケで挙げる結婚式のシーンが大好き。今でもたんぽぽの花が好きなのは、この絵本の影響なのかもしれません。

2011/07/09

結婚って？どうしてパパとママは結婚したの？
って質問が来たらわかりやすくお話しできる一冊かもしれません。
私が子供の頃大好きだった絵本です。
これも絵が素敵なんです。

2011/06/25

幼少期に両親が買ってくれ読み聞かせされた本。
挿し絵が奇麗だなと子供ながらに感動しました。

しろいうさぎとくろいうさぎのシンプルなラブストーリーなのですが、大人になっても忘れられない絵本の一つです。