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対岸の彼女 の商品レビュー

3.8

1246件のお客様レビュー

  1. 5つ

    247

  2. 4つ

    461

  3. 3つ

    371

  4. 2つ

    60

  5. 1つ

    6

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2009/10/04

女性ならきっと分かる感覚。女が集まるとグループが出来て、それは、大人になっても変わらない。 解説もとても印象に残った。 「人と出会うということは、自分の中に出会ったその人の鋳型を穿つようなことではないか。その人にしか埋められないその鋳型は、親密な関係の終了と同時に中身を失い、ぽ...

女性ならきっと分かる感覚。女が集まるとグループが出来て、それは、大人になっても変わらない。 解説もとても印象に残った。 「人と出会うということは、自分の中に出会ったその人の鋳型を穿つようなことではないか。その人にしか埋められないその鋳型は、親密な関係の終了と同時に中身を失い、ぽっかりと空洞となって残される。」

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2009/10/18

30代女性二人が主人公の邂逅と成長の物語。 二人にかつての自分と未来の自分の姿を重ねて読んだ。 じわりとくるいい作品だと思う。

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2009/10/04

直木賞受賞作。専業主婦で子持ちの小夜子と、独身で自ら起業した会社の社長である葵。対極的な二人の友情の物語。(なんていうのは表向きでそんなに単純なものではないのだけど…)中に描かれているのは、行きたくもないのに連れ立ってトイレに行ったり、陰口で結束したり、女ならではのドロドロした人...

直木賞受賞作。専業主婦で子持ちの小夜子と、独身で自ら起業した会社の社長である葵。対極的な二人の友情の物語。(なんていうのは表向きでそんなに単純なものではないのだけど…)中に描かれているのは、行きたくもないのに連れ立ってトイレに行ったり、陰口で結束したり、女ならではのドロドロした人間関係。 むむむ!これは山本文緒の世界?(決して山本文緒を蔑んでいるのではないので悪しからず)と読み始めて感じたくらい。 自由奔放に生きてきた私には無縁な世界だったので、思いっきり「傍観」でした。が、共感する人も多いのだろうなぁ。経験したことなくてもなんかわかるような気がしてしまうリアルな描写でしたから。共感することがなくても夢中で読んでしまいました!! 何といっても作り方が実にうまい!!現在は小夜子視点で進み、合間に高校生時代の葵が絡む。もちろん奇抜な手法ではないけど、この二つの流れがどうやって合わさっていくのかなぁと思ったら、するするっと絶妙に噛み合っていくのです。 そしてタイトルにある「対岸」という言葉がずしっと効いてくる。対極なのは何か。小夜子と葵って単純な対比じゃないのだな。うーん、読みごたえありました!!

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2009/10/07

子供のいる主婦と女社長。正反対の2人の物語。というだけではない。2人の視点で語られるのだけど、それだけじゃなく、1人は過去のことを語ることで、時間的にもずれがあっておもしろい。それで最後にすっときれいにまとまるのがまたいい。最後の小夜子の結論はちょっと勇気づけられました。

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2009/10/04

「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが、うんと大事な気がするんだよね」 共感する。とくに葵とナナコの感じが。全部をわかってるようで、何にもわかってないんだって思ったり、ふたりだったらなんでもできる気...

「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが、うんと大事な気がするんだよね」 共感する。とくに葵とナナコの感じが。全部をわかってるようで、何にもわかってないんだって思ったり、ふたりだったらなんでもできる気がする!って気持ちとか。前は同じ世界にいたのに、今ではまったく違う生活をしてる相手を見るのが怖いってゆうのもわかるなぁ。でも新しい出会いが人を進化させるんだって思った。また読み返したい!

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2009/10/04

人はなんで年を重ねるのだろう…それは人と出会うため 幼稚園ー小学校ー中学ー高校ー大学と生きてきて嫌なこともいっぱいあったなかでそれなりにいいこともあったりして、就職して、でも人間関係に悩むっていうこととは同じ。それどころか年をとればとるほど人間関係の悩みも複雑になってきてる。 ず...

人はなんで年を重ねるのだろう…それは人と出会うため 幼稚園ー小学校ー中学ー高校ー大学と生きてきて嫌なこともいっぱいあったなかでそれなりにいいこともあったりして、就職して、でも人間関係に悩むっていうこととは同じ。それどころか年をとればとるほど人間関係の悩みも複雑になってきてる。 ずっとずっと事態は複雑で陰湿になるばかりなのか。。。ちょっと考えてしまった。 最近人に出会う場がめっきり減ってしまっているからかもしれない。 たとえ初対面がしんどくても何度も何度も数うてばいいのか?

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2009/10/04

ずっと変わらないでいたいと思った けれど前に進んで成長したいとも思った あの頃。今。これからのキモチ。  なんかリアル。

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2009/10/04

女性同士の友情を書いた作品。似たような世代である所為か多くに感情移入してしまった。女性特有の煩わしさ等が上手く文章で表現されていてグラグラと心が揺さぶられる。女性同士の人間関係に悩んだり疲れた時にそっと再読したい作品である。

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2009/10/04

過去と現在が交錯する書き方が、非常に面白く読み易かった。登場人物が女性中心であったため、男の僕としては、物語に共感すること・・・否、のめり込めなかったのが残念。というか、これが女性の目線で見たらもっと面白かったんだろうな。って思った。男性であるため面白さが多少半減、残念。 本文...

過去と現在が交錯する書き方が、非常に面白く読み易かった。登場人物が女性中心であったため、男の僕としては、物語に共感すること・・・否、のめり込めなかったのが残念。というか、これが女性の目線で見たらもっと面白かったんだろうな。って思った。男性であるため面白さが多少半減、残念。 本文中のセリフで今も残っているのは「大事なものはこんなところにない」。なぜか心の中にザラザラと残っている。何故だろう?

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2009/10/04

女性は「結婚する・しない」、「子どもがいる・いない」ということが勝ち負けにつながると言われる。 もちろん男女は平等であるゆえに、それは偏見なのだが、一般的にどうしてもそう見られることが多い。 小夜子と葵、専業主婦とキャリアウーマン・・女性として「対岸」にいるとされる2...

女性は「結婚する・しない」、「子どもがいる・いない」ということが勝ち負けにつながると言われる。 もちろん男女は平等であるゆえに、それは偏見なのだが、一般的にどうしてもそう見られることが多い。 小夜子と葵、専業主婦とキャリアウーマン・・女性として「対岸」にいるとされる2人。 物語はこの2人の出会いから、葵の過去にまつわる「ある事件」が大きくクローズアップされてくる。 お互い35歳という人生の半ばにさしかかった女性たちの、不安や焦りなどが上手に描かれていると思った。 オレは男性なので多くは語れないが、女性がこの小説を読む際には、どちらの女性に共感を持つのだろうか。 女性の友情というのは、あまり長続きしないとも言われるが・・。 ちなみにこの小説は、昨年WOWOWでテレビドラマ化された。 小夜子=夏川結衣、葵=財前直見という配役だったようだ。 ドラマもちょっと見てみたい・・。

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