世界の歴史 全面新版(12) の商品レビュー
インドのジャンヌ・ダルクと言われるラクシュミー・バーイーのエピソードが、特に心に残った。 ヨーロッパに飲み込まれていく、中国・インド・トルコ・・・。この頃のヨーロッパは酷い事をしているなーと、昔から思って来たけど・・・、やっぱりヒデーや‼️
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清帝国、アヘン戦争、イギリスのインド侵略、オスマン帝国など、17~19世紀のアジア・ヨーロッパ地域の流れを辿る。歴史に触れれば触れるほど、他者を顧みない私利私欲に基づいた行為は、誰にも明るい未来をもたらさないと実感する。たくさんの人が多角的な視点から歴史を学ぶようになれば、個人・...
清帝国、アヘン戦争、イギリスのインド侵略、オスマン帝国など、17~19世紀のアジア・ヨーロッパ地域の流れを辿る。歴史に触れれば触れるほど、他者を顧みない私利私欲に基づいた行為は、誰にも明るい未来をもたらさないと実感する。たくさんの人が多角的な視点から歴史を学ぶようになれば、個人・国・宗教間での争いが減り、より建設的なことにエネルギーを注げるようになるのではないだろうか、と思った。
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※このレビューにはネタバレを含みます
12巻はヨーロッパで始まった近代化の波にのみこまれる、19世紀のアジアの国々を取り上げる。 清帝国は中国歴代王朝の中で最大の領土をもつ大国として、文化の大繁栄期を生み出します。しかし、王朝は徐々に力を失って、イギリスとのアヘン戦争以後、列強の侵略の的になるのです。 列強の侵略により激動する19世紀のアジアを描いた巻。「清」「ムガール帝国」「オスマン=トルコ」の3国で章立てされている。 ■シパーヒーの反乱 東インド会社が雇用していたインド人傭兵が反乱をこしました。これをシパーヒー(セポイ)の反乱(1857~59)といいます。シパーヒーは、インドで兵士を意味する言葉です シパーヒーたちは、さらにインド反乱のシンボルとしてムガル帝国を担ぎあげます。これがインド全域に拡大したため、イギリスは手を焼きましたが、1858年にムガル帝国を滅亡させ、鎮圧に成功します ■アヘン戦争 アヘンの取り締まりにあたったのが、欽差大臣の林則徐です。そして、この取り締まりに逆ギレして起こしたのが、アヘン戦争(1840~42)です
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