みみをすます の商品レビュー

谷川俊太郎【著】

2009/10/04

現代の詩人で最も有名な方なんじゃないでしょうか。個人的には「スイミー」の翻訳が印象的です。
この人の詩は、本当に日本語ってキレイなんだなって気づかされます。大好きですね。

2009/10/29

逸らさない視線と全ての言葉が生々しくそこにある。

詩集としてはサイズがかなり大きい（持ち運び難い）ですが、これはこの装丁・紙質じゃないと駄目。
挿絵の版画も秀逸。

2009/10/07

「みみをすます／きのうの／あまだれに／みみをすます」すべての人の心にそっと入りこむ和語のしなやかなリズム。日本ではじめての暗誦に耐えうる長編平仮名詩集。

2009/10/04

すべてひらがなの詩が、こどもにも読めてとても良い。
日本語の音の響きの美しさに気づかされる本です。
子供たちが大きくなってもずっと好きでいてもらいたいな。

2009/10/04

言葉ってこんなにも静かで力強いものなのか！と感じる詩集。大きな声で音読していると、自分の体内を何かサラサラしたものが流れていく感覚がする。

2009/10/07

すべてひらかなで書かれた詩集。
「みみをすます」「えをかく」「ぼく」「あなた」「そのおとこ」「じゅうにつき」

むずかしい言葉など ひとつも出てこない。
図書館の児童書のコーナーに置かれているくらいなので 小さい子どもにも理解できる。
それでいて あぁ この深さはなんということだろう。宇宙の真理とでもいう風な。
ひとたび触れると これ以外でなどあり得ない と思わせられてしまう。
言葉に決して溺れることなく 過不足なく伝えることが これほどまでに気持ちの好いものだということに 改めて感嘆。