Hello,CEO. の商品レビュー
外資系クレジット会社のリストラの中、飛び出した仲間たちと会社を設立し、新しいクレジットカードの提案を目指す。 企業から上場を目指すところに焦点を当てた作品だが、ややもの足りなさを感じた。中身がやや淋しい。企業サークル的なノリが多いように感じた。(『日本国債』のような切れを期待...
外資系クレジット会社のリストラの中、飛び出した仲間たちと会社を設立し、新しいクレジットカードの提案を目指す。 企業から上場を目指すところに焦点を当てた作品だが、ややもの足りなさを感じた。中身がやや淋しい。企業サークル的なノリが多いように感じた。(『日本国債』のような切れを期待してしまった) 節々に外資系ってそうだよねと納得するところもあった。 以下気になった部分の引用 早坂 これからは金を持つことの価値自体が変わってくる。 金利は大して上げられない (略) ただ貯金していても、ほとんど意味はない。 (略)逆に金利が低い分、金を借りる分には有利ということ (略)金自体をもっていることよりも、自分に才能や技術があることとか、アイデアを発想力があることの方がずっと価値が高くなる。 藤崎 日本って、実はとても偏った中央集権国家だなという点です。 東京とか関東周辺には情報が集まってくるのに、地方には本当の意味の情報が行き届いていない気がします。 情報というより、ビジネス・センスというか、いえ、実感とでもいったほうがよいかもしれません。 りり花 『早坂のリストラに憤る藤崎翔に対して』 だって会社組織なんて、所詮そのようなものでしょ。 仮にも外資系の会社に籍を置いている限り、リストラとか他社との吸収合併なんて、普段から覚悟ができるいるものなの 『早期退職プログラムに関して』 ずっと長く会社に残って働いてほしい人とか、この人材はいなくなると困ると思う社員にかぎって早くやめていくしね。 逆に、どうでもいいような社員ほど、いつまでも会社にしがみついて居座ってしまうものなのよ。
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外資系カード会社をリストラされた中堅幹部が集まって起業し会社を発展させるサクセス物語。自分たちを切り捨てたCEOに対等な立場でHELLOと挨拶しに行くのが夢。 所々歯がゆいが安心して読めた。
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ベンチャー立ち上げの状況が熱気を持って伝わってくるが、なんというか、内容の厚みがなく、あまり得るものがなかった。
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局面ごとは「この先どうなるんだろう?」的な興味を持ったが、全体として読み応えがあったとは言えない感じ。
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夢のあるストーリー。 以前の職場で 気の合う先輩たちとしていた冗談話を 思い出しました。 懐かしい。
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クレジットカード会社の社員が、リストラから会社を作ってしまう話。著者である幸田真音自身が体験した企業体験を基に作られた小説。ページ数がおおく、購入したもののなかなか読まなかったのですが、すごく読みやすく短時間で読んでしまいました。それぐらい劇的な話だったと思います。読み終わって感...
クレジットカード会社の社員が、リストラから会社を作ってしまう話。著者である幸田真音自身が体験した企業体験を基に作られた小説。ページ数がおおく、購入したもののなかなか読まなかったのですが、すごく読みやすく短時間で読んでしまいました。それぐらい劇的な話だったと思います。読み終わって感じたのは、なんというか達成感があったように思います。
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勢いで辞めたカード会社に対抗し、競っていく話かと思った 話は上げ上げです、面白く読めるけどもう少し罠とかを期待してしまったのではずされた感が… 最後はあれでいいんですか〜?
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外資系のカード会社が大掛かりなリストラを行った。リストラされたのは、仕事のできる管理職達人事権を持つ日本支社長の個人的思惑によって為されたリストラ。対象とはならなかったがIT部門の若い社員も早期退職者制度で退職することなる。そのメンバーが結集して新しい会社を起業する。たった1年間...
外資系のカード会社が大掛かりなリストラを行った。リストラされたのは、仕事のできる管理職達人事権を持つ日本支社長の個人的思惑によって為されたリストラ。対象とはならなかったがIT部門の若い社員も早期退職者制度で退職することなる。そのメンバーが結集して新しい会社を起業する。たった1年間で会社は成功を収める。恋愛も絡み病気も絡み、掲載小説ながらエンターテイメントを忘れていない楽しめた小説であった。
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とりあえず経済のブックを読もうと思って書店を散策していると、パッと目に入ってきたので手に取り、帯を見て、紹介文を読んだら、直感的に面白そうなので買ってみました。 大学生の自分でも十分に理解できる内容で、外資系の企業のことや経営のことを軽く学べたのですごい個人的には満足でき...
とりあえず経済のブックを読もうと思って書店を散策していると、パッと目に入ってきたので手に取り、帯を見て、紹介文を読んだら、直感的に面白そうなので買ってみました。 大学生の自分でも十分に理解できる内容で、外資系の企業のことや経営のことを軽く学べたのですごい個人的には満足できたほんです。 主人公が若者であることから、エネルギーの新鮮さが伝わってきますし、自分もこんなビジネスマンになれたら、カッコイイだろうなとか思い描きながら読んでました。 将来のことに不安を持つ学生とかには刺激を与えてくれるぴったりのBookではないでしょうか。
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