王都奪還・仮面兵団 の商品レビュー
えーーー王様、そんな死に方?とちょっと失笑してしまったけど、無事収まるところに収まった第一章。 第二章がすぐに始まってしまったのがなんか残念だけど、ニコイチなんだから仕方ないか。。。 なんか新しい国が次々でてきてその分キャラも増えてちょっとついていくの大変だぜ。 とはいえ、続き...
えーーー王様、そんな死に方?とちょっと失笑してしまったけど、無事収まるところに収まった第一章。 第二章がすぐに始まってしまったのがなんか残念だけど、ニコイチなんだから仕方ないか。。。 なんか新しい国が次々でてきてその分キャラも増えてちょっとついていくの大変だぜ。 とはいえ、続きが気になるのです。 最後の若き頃のダリューンの話はなんだかむずがゆかったぜ。。。あまり読みたくなかったかもー。
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『2008年 4月 25日 6刷 発行』版、読了。 濃ゆい! 全くもって濃厚な一冊でした! まず第一部完結にあたる「王都奪還」! 3つのパルス軍に詰め寄られての王都争奪戦は「何の早い者勝ちだwwww」とか、思ってしまったり。一方のルシタニア側のギスカールさんは、パンク寸前で結局いずれも中途半端だったために、最後は王太子軍にしてやられて終了。マルヤムへ逃してやるナルサスさんの手の平なのはいつものこと。きっとボダンは討ちたかったろうに、全くもってそれどころじゃない状況www アルスラーンの生い立ちが発覚(どうやら中程度の騎士を父とし、病弱で騎士の娘でもあった母との間に生まれた)し、自分には王家の血筋がないことを悟ると正当な王位継承者の証明として、デマヴァント山に眠る宝剣ルクナバードを手に入れる旅に出て、見事ゲッチュしてくるとか! その旅を共にした人々の誓いの言葉にジーンときてしまいました…(´Д⊂ええ人らや… ヒルメス王子の素性も明らかとなり(アンドラゴラスの兄、オスロエス王の子ではなく、その父ゴタルゼス王の子というアンドラゴラス王とは異母弟にあたる)、そのせいで戦意喪失してしまい、これにてアンドラゴラス王の治世復活…かとおもいきや、最後の最後でイノケンティス王ががんばるという悲喜劇。いやもう濃ゆい内容でした。中でも終盤の「尊師」の暗躍によるサームさんの死に際にはほろりとしたものです。 そして時は流れて、王都奪還より三年後。第二部「仮面兵団」ではパルスを挟んでの東西の国々が陰謀をめぐらしつつ侵略を画策している内容。東のミスル国には、前巻「風塵乱舞」で登場したナルサスの旧友で、心変わり甚だしかったシャガードさんが打倒パルス&ナルサスに燃えて王室の側近として国王のホサイン三世に進言しまくり。 ルシタニアのギスカールさんもマルヤムでボダン派との内戦に勝利して、着々と戦力を拡大中。 一方、西のチュルクではシンドゥラ国の北側にも位置することもある上に、病死で妻のイリーナさんを亡くしたヒルメス王子が滞在しているという「ああ、フラグは十分たってるな…」と、思う状況。 しかもヒルメス王子は国王カルハナさんの許可をもらって、チュルクの北側にあるトゥラーン国に傭兵を募集してパルス侵攻を企て、自らが陣頭指揮にたち、再び銀仮面を着用ww しかも同じ銀仮面を部下にもかぶらせていき、誰が本物かわからなくさせるという有り様www そしてとりあえず南の側に位置する隣国シンドゥラの侵略へ出向いて間接的にパルスをゆさぶるという…ヒルメスさん、あいかわらずwww ラジェンドラ王がすばやく、かつ堂々と「パルスに伝えよ!」と言う光景がすぐ浮かんできましたともwwww 合間ではグルガーンとファランギースさんは知り合いの様子なことも発覚したり。 アンドラゴラス王の墓は荒らさられ、ナルサスさんが初めてと感じるほど「…してやられたかもしれぬ」と、口走る蛇王派の暗躍。 またミスル国ではシャガードさんを「ヒルメス王子」に仕立てる策謀が進み、そこに真相を何も知らず、ヒルメス王子がいるかも…という噂だけを信じてザンデさん再登場wwww 他にもジムサさんの弟が本物のヒルメス王子の側近となったり、イルテリシュさんがどうやら、尊師の新しい憑代にされる気配だったり…蛇王派の行動が目立ち始めつつも、地上での国盗り争いが新たにはじまりつつある内容でした。 おなじみの面々の「いつものやりとり」もちりばめられて…ホントに濃ゆい一冊でしたが、これでまだまだ終わらず! 巻末には外伝の「東方巡歴」が収録されてました☆ ちょうど「王都奪還」と「仮面兵団」の間の時期に、思い出話の一つとして語るダリューンの若かりし頃の「絹の国(セリカ)」での一幕です☆ 一章分の内容でしたが…いやもう、これも他のエピソードがおそらくいくつもありそうな内容で「できれば一冊で読みたいよなあ…」と、思いました。 「王都奪還」にしろ「仮面兵団」にしろ、確かに遠い昔、角川文庫版で読んだ記憶があるのですが…かなり曖昧だったwwww 読了して、さらに情報を整理するために、かるく読みなおしてようやく把握www さー、次巻を早速読まねばwwww
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第一部完結と第二部の始まりがセットになってます。 18歳のアルスラーンの獅子狩りの場面に「立派になったのう……」という気持ちになります。
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単行本からの以降でこの二巻まとめての刊行になったのは仕方が無いとして、 しかしそれでもこの巻数のまとめ方には納得できない(笑) 第一章(と勝手にあたしの中で決めてるが)その終わりの王都奪還と 第二章(くどい様だけどあたしの中で決めてる)その始まりが、 一緒の巻になるなんてーーー...
単行本からの以降でこの二巻まとめての刊行になったのは仕方が無いとして、 しかしそれでもこの巻数のまとめ方には納得できない(笑) 第一章(と勝手にあたしの中で決めてるが)その終わりの王都奪還と 第二章(くどい様だけどあたしの中で決めてる)その始まりが、 一緒の巻になるなんてーーーーー! 単行本は一巻ごとだったからなぁしかたないんだろうけども、 いやしかしそれでも・・・。 ここだけは一巻づつの発行にしてほしかったよ!カッパ・ノベルズさん!! というわけで、☆三つ。 内容的には☆10個ぐらいあげてもいいんだけどなぁ(涙) ま、あたしはもともと単行本で買ってるので、この次の次の巻までは単行本で持ってるんだけどね。 内容的には、王都奪還で、苦労と悲しみと涙と血を吐く思いをしてアルスラーンがその地位を得て、 そうして数年後、次巻で自国を治めたアルスラーンのそれからのお話となっていくわけですが。 いや、ほんとーーーに。 分けて頂きたかった。 そこだけはどーにかならんかったんか・・・。
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仮面兵団から、事実上第二部へ突入。 アルスラーンが王位につくまでは駆け引きや波瀾万丈の展開があり、ある意味納得の出来る大団円での幕引きが良かった。 しかし第二部。ファンタジー色が濃くなり、展開も緩慢。あれこれいろんな場所のエピソードを詰め込んでくれて面白いっちゃー面白いんだけど、...
仮面兵団から、事実上第二部へ突入。 アルスラーンが王位につくまでは駆け引きや波瀾万丈の展開があり、ある意味納得の出来る大団円での幕引きが良かった。 しかし第二部。ファンタジー色が濃くなり、展開も緩慢。あれこれいろんな場所のエピソードを詰め込んでくれて面白いっちゃー面白いんだけど、話としては先が見えない上に出版が非常に遅い。主要登場人物が増えすぎたためか散漫な感じにもなってきて、「美味しいんだけど水で薄まったような感じもするミックスジュース」という感じになってきた。 「魔軍襲来」の時点ではアルスラーン陣営より、ヒルメス側の戦いの方が気になっている。 やっぱり、人類の能力の範囲内でそれを駆使して戦う戦記ものの方が面白いかな。 とりあえず、完結したら星5つに格上げしてもいいかもしれない。
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この巻で、第一部が終了し、その3年後からを描く第二部が開始される。第二部では純真だったアルスラーンもお人が悪く(?)なり王者の風格が見え始め、それにつれて慕ってくる人間もまだ増えてくる。従事たちのキャラクターもだんだん明かされてきて、いよいよ大詰めに向かってきているという感がある...
この巻で、第一部が終了し、その3年後からを描く第二部が開始される。第二部では純真だったアルスラーンもお人が悪く(?)なり王者の風格が見え始め、それにつれて慕ってくる人間もまだ増えてくる。従事たちのキャラクターもだんだん明かされてきて、いよいよ大詰めに向かってきているという感がある。後書きも絶好調で、「増えすぎた分はあとで減らせばいいんですよ」などと、ファンが聞いたら泣き出しそうなことまで平気で書くようになって来た。本編と共に目が離せないのが、この“神”の存在である。
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ついに第一部完結、角川文庫版では第七巻にあたる「王都奪還」収録。後半は第二部第一巻にあたる「仮面兵団」、王都奪還から二年、アルスラーンは18になりました
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アルスラーンの旅もやっと1度終わりを告げます。 王都を奪還して王位に付き殿下から陛下へ。 仮面兵団からはアルスラーン戦記の第2部がスタートです。 王位について早々平穏な時は過ぎ去りパルスを取り巻く国々が悪事を考え始め戦いを仕掛けてきます。パルスの正当な王家を主張するヒルメス殿下も...
アルスラーンの旅もやっと1度終わりを告げます。 王都を奪還して王位に付き殿下から陛下へ。 仮面兵団からはアルスラーン戦記の第2部がスタートです。 王位について早々平穏な時は過ぎ去りパルスを取り巻く国々が悪事を考え始め戦いを仕掛けてきます。パルスの正当な王家を主張するヒルメス殿下も暗躍しまくりなこの巻。王都を奪還してほっとする話と新しい事件の幕開けの話が一緒になった1冊ですv
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角川文庫から出ていた文庫版の7・8巻を合わせて1冊にした物です。文庫版は持っていますが、今後はこちらの出版社から出ると聞いたので…。買い直しです。お好きな方はどうぞ…。越後屋は好きですから(^^;
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