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犯人に告ぐ(下) の商品レビュー

3.8

258件のお客様レビュー

  1. 5つ

    54

  2. 4つ

    105

  3. 3つ

    74

  4. 2つ

    16

  5. 1つ

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2023/05/17

上巻で重苦しさがどうリベンジされていくのか、そして「ワシ」の影がどう関わってくるのか、警察内部の身勝手な動き、マスコミの危うさもあいまって、一気に読みました。 生死に関わっていきることの重さ、生き様も感じられました。

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2023/04/23

人生で取り返しのつかないと思うような失敗することってありますよね。謝罪の念を持って生きて、自分のためではなく相手に伝わる時期にしっかりと謝罪する。別の作品も読んでみます。

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2023/02/14

上巻を超えるスピード感があり、あっという間に読み終えた。独特の風貌や感情が読めない巻島という人物の魅力や、警察内部に潜む敵といった要素も相まって、劇場型捜査の面白さがぐっと増していた。到底たどり着けないような犯人を追い詰めていくのにハラハラドキドキの連続だった。

Posted byブクログ

2023/01/07

上巻を読み終わった時に、下巻を早く読みたいと思った久しぶりの作品でした。細かな心情と情景描写が良く、迫力がありました。劇作のなかでも、出産による娘の生死と最後の主人公の生死のどちらを選択する際の作者の優しさにほっとしました。しばらく雫井ワールドに居ます。

Posted byブクログ

2022/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2006年(第2回)。7位。 バッドマン(犯人)からの手紙が届くようになる。6年前の誘拐殺人の容疑者は自殺する。ある日手紙が届かなくなり、高速道路あたり?で発見される。投函する前に風でとばされたらしい。巻島は小心な犯人像を思う。 他局に情報をリークしているやつがいる、と、わなを仕掛ける。植草、ひっかかる。だせー。 やっぱり孫が誘拐される。バッドマン住んでる地域が絞られ、掌紋をとりに警官が動員される。犯人が特定されたのは、ある警官のほんの機転のおしゃべりからだった。 なんか、都合よく解決した感ありの劇場型捜査。映像にするともりあがるのかなぁ。

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2022/11/18

本格的に劇場型捜査が始まった下巻。 犯人が見え隠れするも一筋縄ではいかない場面にモヤモヤしながらも、展開が気になってサクサク読めた。 最初は協力的だったテレビ局も捜査が進展しない状況に不満を募らせ、視聴者からの批判も相次ぐ。そこに自分や組織の保身しか考えていない上司からの圧力や...

本格的に劇場型捜査が始まった下巻。 犯人が見え隠れするも一筋縄ではいかない場面にモヤモヤしながらも、展開が気になってサクサク読めた。 最初は協力的だったテレビ局も捜査が進展しない状況に不満を募らせ、視聴者からの批判も相次ぐ。そこに自分や組織の保身しか考えていない上司からの圧力や妨害もあり、巻島がまた潰れてしまうのではないかと不安が生じたが、6年前とは違う踏ん張りを見せる! 己の欲望から暴走する年下上司をスパッと黙らせる巻島と、津田長の言葉はよかった。 犯人に繋がるきっかけはちょっと拍子抜けしたけれど、後半はさらに騒動が1つ増えて盛りだくさんで、前半にも少し登場した小川かつおが再び活躍。実際に部下にいたら大変そうだけど憎めないのもなんかわかる。小川刑事の場面だけはクスッと笑えてしまう感じで、個人的には好きなキャラ。 最後、6年前の事件から巻島が抱えてきた想いが全開に表現された場面は感動した。

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2022/11/17

一気に読みきってしまいました。 この本はおすすめです。 怒涛の展開に読むのをやめられなくなります。 私がこの本を読む切っ掛けとなったおすすめ文に「やめられなくなって夜更かししちゃうので、夜に読まない方がいい」って書いてあったのに、夜に読んじゃって、まんまと夜更かしさせられました。

Posted byブクログ

2022/11/02

上巻に続いて一気に読了。 6年前の誘拐事件の犯人は? 巻島の捜査を妨害しているものは? 現在の誘拐殺人事件の犯人は? テンポがよく、次の展開が気になってあっという間に読みました。 一癖も二癖もあるような登場人物もなんとなく魅力的でした。 意外さはなく、結びも満点ではないけれ...

上巻に続いて一気に読了。 6年前の誘拐事件の犯人は? 巻島の捜査を妨害しているものは? 現在の誘拐殺人事件の犯人は? テンポがよく、次の展開が気になってあっという間に読みました。 一癖も二癖もあるような登場人物もなんとなく魅力的でした。 意外さはなく、結びも満点ではないけれど映像化が楽しみな作品です。

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2022/10/23

捜査官がニュース番組に出演して犯人の情報を募る。公開捜査で犯人を追っていく。孫が人質になったり、ニュース関係者へ情報が漏れていたりと、要素がいっぱいでストーリーは進む。 犯人は呆気なく逮捕されるが追い込み方とミスリードが面白い。 プロローグの犯人が逮捕されておらず続編に期待。

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2022/10/22

刑事の魂に胸アツ! 正義とは家族とは人間とは… エンタメ性、緊張感抜群の警察小説 #犯人に告ぐ 上巻レビューはこちら https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4575511552 ■推しポイント ・ヒール役の刑事 超推...

刑事の魂に胸アツ! 正義とは家族とは人間とは… エンタメ性、緊張感抜群の警察小説 #犯人に告ぐ 上巻レビューはこちら https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4575511552 ■推しポイント ・ヒール役の刑事 超推しですね、こんなキャラクターは大好き。物語を盛り上げてくれます。 現実でも経産省の官僚が給付金詐欺で逮捕されました。 原因や動機は本人しかわかりませんが、理由はどうあれ個人的なものでしょう。どんなに学があろうとも、能力に富んでいても、総じて人間ってそんなに強くないんですよね。 きっと大切なのは「どこを向いて生きているか」。 ・主人公の刑事をフォローしてくれる古株の刑事 カッコイイ… 目立たないけど物事の本質を見抜いており、必要な時だけそっと一言申し添える。野球で言うところのキャッチャー、バンドならベースといった立ち位置の人。 痺れる…このカッコよさ、女性にはわかりにくいかもしれませんが(偏見だったらごめんなさい)男としては惚れるんです。 ・主役の刑事 やっぱりこの人ですね。 ゆるぎない信念、決意、やるときは命を差し出してもやり切る。という力強さが半端ないです。 わたくし、先日仕事の報告を上司にしたのですが、すこし目標数字に足らなかったんですよね。頑張った要素を作文で補って、達成したということでお願いします。と罵った自分が恥ずかしくて逃亡したいです… ・私のこれからの生き方 自身の論理で不当な富や利益を得たとしても、最後には自らを不幸に落とす。 至極当たり前のことなんですが、まわりを見てみると分かっていない人もたくさんいる。戦争だの経済だの… しかし彼らも「いろんな都合」の中で生きている。 どう打開するか、どう落としどころを見つけるか、どう責任をとるかを懸命に考えている。 比較的平穏に暮らしている私ですが、こんなヒリヒリした中で戦ったことはなかったなぁと、ふと人生を振り返りました。 もちろん悪事をするつもりはありませんが、たった一回の人生です。もうひとつレベルアップしたチャレンジをしたくなりました。 総じて素晴らしい警察小説でした。続編もあるようですので必ず読みますっ

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