解離性障害 の商品レビュー
【目次】 第1章 解離性障害とはどういうものか 第2章 解離以前の体験 第3章 彼女たち(彼ら)はどのように感じているか―解離の主観的体験 第4章 解離の構造 第5章 外傷体験は解離にどのような影響を与えるか 第6章 解離の周辺 第7章 解離とこころ―宮沢...
【目次】 第1章 解離性障害とはどういうものか 第2章 解離以前の体験 第3章 彼女たち(彼ら)はどのように感じているか―解離の主観的体験 第4章 解離の構造 第5章 外傷体験は解離にどのような影響を与えるか 第6章 解離の周辺 第7章 解離とこころ―宮沢賢治の体験世界 第8章 解離への治療的接近
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偏った知識が多かった気がします。 この本から得た情報にがんじがらめになっていたところを、最近信頼している専門家の先生に訂正されて少しずつ楽になるという体験をしています。 あくまで個人の感想です。
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誤診との判別 宮沢賢治の物語からみられるファンタジー 眼差しとしての私 見られる私 当事者が感じる多様な症状を言葉にしてくれている
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知覚と表象の関係などややこしいあたりを整理できて、解離、分裂、離隔などなどの違いはなんとなく理解できました。
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解離性障害について、その病態を類似する統合失調症、双極性障害、人格障害との鑑別に焦点を当てて、筆者の臨床経験を基に記述している。解離性障害にいきなり言及していることから、初心者にはやや難しいかも知れない。専門的な内容なのに表現が文学的・情緒的なのは面白かった。 第七章「解離と...
解離性障害について、その病態を類似する統合失調症、双極性障害、人格障害との鑑別に焦点を当てて、筆者の臨床経験を基に記述している。解離性障害にいきなり言及していることから、初心者にはやや難しいかも知れない。専門的な内容なのに表現が文学的・情緒的なのは面白かった。 第七章「解離とこころ」で、宮沢賢治の作品に見られる表現が解離の体験に似ていることが言及され非常に興味深いが、新書としてはこちらを先行させた方が一般受けしやすいのかも。
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解離性障害に関する本。 オカルトとの関連性を考えるなどしてとても興味深かった。 その関係で気付いたのだけれど、私は「髪を洗っている時に何かの気配を感じて怖い」という経験をおそらく全くしたことがない。特にホラー映画を観た後のあるあるとして語られるので少し寂しい。
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小さな女の子がやってくる、という女性の妄想は、多和田葉子の短編『無精卵』を思い出した。自分がやったことの記憶がなくなるというのも離人症の主な症状らしく、これはよく小説のモチーフとしてありうるような気がする。あれとか、これとか。 くるってる、くるってない、の境目ってどこにあるのか...
小さな女の子がやってくる、という女性の妄想は、多和田葉子の短編『無精卵』を思い出した。自分がやったことの記憶がなくなるというのも離人症の主な症状らしく、これはよく小説のモチーフとしてありうるような気がする。あれとか、これとか。 くるってる、くるってない、の境目ってどこにあるのかなあ。現代医学では医者が病名を決めて薬を処方するかどうかだけれども、自分でくるってるって認識しているひとはくるってないのかな。くるってるひとは自分がくるってるって認識できないのかな。でもそれは結局他者による判断に依存する。あれれ、他者の判断で決められちゃうの? フローベールと宮沢賢治の作品と作者の例が出てきて読者には興味がそそられる箇所もあり。
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解離性同一性障害はとても異様?な症状だけど、初期症状や発症原因などを知ると、そのような状態もあり得るんだなと思った。
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分かりやすく、勉強になった。 疾患まではいかない人たちが読んでも、自分を知ることができて良いと思う。 宮沢賢治の部分も、とても興味深い内容だった。
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