万両ノ雪 の商品レビュー
居眠り磐音シリーズの23〜6年前,大頭が年番与力になった年に内藤新宿で起きた押し込みの主犯は挙げたが証拠が出ず,三宅に島送りになっていた所,島抜けして,江戸に数千両の隠し金を取りに戻った様子だ。品川は変装した笹塚を追い,危難を救い,女の文で追分けに呼ばれた。そこにやってきた火事騒...
居眠り磐音シリーズの23〜6年前,大頭が年番与力になった年に内藤新宿で起きた押し込みの主犯は挙げたが証拠が出ず,三宅に島送りになっていた所,島抜けして,江戸に数千両の隠し金を取りに戻った様子だ。品川は変装した笹塚を追い,危難を救い,女の文で追分けに呼ばれた。そこにやってきた火事騒ぎと万両の大次郎一味に加わっていたのは,磐音とおこんであった。隠し場所は旧い一里塚の下。磐音は佐々木道場へ,おこんは今津屋へと帰るが,正月早々,妙な道場破りが置いていった茶碗には曰わくがあった〜やっぱりね・・・って感じで,与力・笹塚の話から始まり,磐音夫婦の新しい家まで用意されて話が戻ってくる。取材と称して闘牛を観に行った言い訳があとがきに縷々と
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笹塚さんの過去ッパナから始まるこの巻は、最近のなかでも出色の出来。万両の親方がなかなかいい漢だし、だんご屋のおかみ&笹塚さんの色気の乏しい関係も萌えだし、だんごも美味しそうだし(それか)磐音がどこで出てくるかは読めるけどな(笑)佐々木道場の新しい看板犬となった白山号がまた可愛いの...
笹塚さんの過去ッパナから始まるこの巻は、最近のなかでも出色の出来。万両の親方がなかなかいい漢だし、だんご屋のおかみ&笹塚さんの色気の乏しい関係も萌えだし、だんごも美味しそうだし(それか)磐音がどこで出てくるかは読めるけどな(笑)佐々木道場の新しい看板犬となった白山号がまた可愛いの。おとうさんをもうちょい大きくしたみたいなイメージで読んでます(笑)
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シリーズ第23弾。 南町奉行所年番方与力の笹塚孫一が六年前に捕縛したものの、未解決のまま島送りにした男(万両の親分)が島抜けし、江戸に向かった。成長した品川柳次郎も加わったとはいえ、磐音が不在の捕り方で持ち堪えられるのか、ハラハラさせられますが、ちゃんと落とし前がつくようになっ...
シリーズ第23弾。 南町奉行所年番方与力の笹塚孫一が六年前に捕縛したものの、未解決のまま島送りにした男(万両の親分)が島抜けし、江戸に向かった。成長した品川柳次郎も加わったとはいえ、磐音が不在の捕り方で持ち堪えられるのか、ハラハラさせられますが、ちゃんと落とし前がつくようになっています。そこはほとんどネタバレだったと思うのですが、、、 磐音とおこんさんの結婚も、今回は、磐音が佐々木家の養子になったところまで。まだまだ先は長い。 シリーズで初めて、著者の長ーい「あとがき」がありましたが、50巻ぐらいまでは続きそうであるとの事。現時点での最新刊(第26巻、紅花ノ邨)まで、あと3巻となって、やっと半分ということか。本シリーズのなんとか読本なるものも発刊されている由。どうしたものか。。。 (2008/9/2)
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時代劇感覚でサクサク読める。佐伯泰英の書く登場人物は誰もが生き生きしていて好感が持てて、読んでいて楽しい。 現在23巻まで出てますが、作者構想では約50巻まで考えておられるとか…。
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