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なぜ中国人は互いに憎みあうのか? の商品レビュー

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2016/02/19

読書録「なぜ中国人は互いに憎みあうのか?」3 著者 陳恵運 出版 飛鳥新社 p19より引用 “北京の人には、北京が中国の中央都市では なくなることなど考えられないのだろうが、 上納金によって成り立つ砂上の楼閣にも似た 北京で、北京の人は今日も地方の人を馬鹿に しているのである...

読書録「なぜ中国人は互いに憎みあうのか?」3 著者 陳恵運 出版 飛鳥新社 p19より引用 “北京の人には、北京が中国の中央都市では なくなることなど考えられないのだろうが、 上納金によって成り立つ砂上の楼閣にも似た 北京で、北京の人は今日も地方の人を馬鹿に しているのである。” 目次から抜粋引用 “隣人はみな敵である  金持ちへの憎しみ  貧乏人への侮蔑  信ずる者は救われない  騙し合う同胞たち”  日本と中国の交流に携わる著者による、 中国の問題点について記した一冊。  首都・北京が抱える問題から職業的な格差 についてまで、中国と日本で深く学んだ著者 ならではの視点で記されています。  上記の引用は、首都・北京の人たちが持つ 感情について書かれた項での一節。 イソップ物語だったでしょうか、胃袋と手と 足のお話を思い出しました。 世の中は持ちつ持たれつだとは思いますが、 上納金で暮らしていながら、それを収める人 達をバカにするようでは、一方的にのしか かっていることになるのではないかと思いま す。  出版は2007年ですので、この当時から状況 も随分と変わっているでしょう。どのような 状況になったとしても、国の大きさと、すぐ 近くにあるという地理的な条件で、日本に与 える影響は大きいでしょうから、穏やかに変 化してほしいものですね。 ーーーーー

Posted byブクログ