月と菓子パン の商品レビュー
知らない街の通りがかりの小さな本屋さんで表紙買い。 薄くて、重くないのがよくて買ったのだけど 内容も、濃いというよりは、やっぱりあっさりと薄口で でも、何ともいい感じの薄口でした。 スケッチという感じの短い日常エッセイです。 著者は女性のようですが、読んでいて何度も、...
知らない街の通りがかりの小さな本屋さんで表紙買い。 薄くて、重くないのがよくて買ったのだけど 内容も、濃いというよりは、やっぱりあっさりと薄口で でも、何ともいい感じの薄口でした。 スケッチという感じの短い日常エッセイです。 著者は女性のようですが、読んでいて何度も、 本当に女性かな、と思ってしまうほど 女っぽくないです。いや、いい意味で(笑)。 そして、下町暮らしでも、東京のと関西のは やっぱり違うなぁと思い 関西を愛する関西人のわたしですが 東京の下町暮らしも、一度してみたくなりました。
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丁寧に日常を観察し、品の良いユーモアと古風ないいまわしでスルスル読める。名エッセイっかんじのすごみもあり。
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下町に住みたくなりました。 この章末の一文はいらないだろ、それとも締めに苦労したのかな、みたいなことを時々ぼんやり考えたけど、全体に落ち着いて静かに読めます。 ところどころ、主語を省いた文体が出てくるので、それが苦手な人もいるかも。私は逆に冗漫じゃなくてよいと思うのですが。
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