久石譲 35mm日記 の商品レビュー
久石の世界。 ジブリの音楽。 雄大で、壮大で、深く そして、世界がある。 それが僕の中での彼の印象だった。 紳士で、何かと絶えず対峙していて、 人間味なんか感じさせない。 ……そんなことはなかった。 彼も一人の人間で、 悩んだり、迷ったり、苦しんだり。 彼が天才...
久石の世界。 ジブリの音楽。 雄大で、壮大で、深く そして、世界がある。 それが僕の中での彼の印象だった。 紳士で、何かと絶えず対峙していて、 人間味なんか感じさせない。 ……そんなことはなかった。 彼も一人の人間で、 悩んだり、迷ったり、苦しんだり。 彼が天才で、絶えず何かと戦っているというのは 間違えないのだろうけれども。 彼の人間らしさに触れ、少しおっちょこちょいな一面も知り、 あぁ、なんだ、根本のところは 同じ人間なんだなと思った。 何か大きなものを作れる人。 何か大きなことを成せる人。 それは、 悩むこと、いや、悩み続けることができる人。 迷い続けることができる人。 ひょっとすると、そこなんじゃないかと 思う。
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買ってから読み終わるまで時間がかかりましたが、おもしろかったです。作曲家が何を考えて作曲しているかも知れるし、グローバルな活躍の中には苦労も絶えないことを知ることができます。タクトを振っているとき何を考えているかなんては、けっこう笑えました。
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