徳川家康 華厳の巻(12) の商品レビュー
いつか読もうと思っていた作品。「豊臣秀吉」、「織田信長」はある程度知った気でいたので、戦国時代の三大英雄、最後の一人を知るためにと思い読み始める。 結果、非常に感動した。司馬遼太郎作品や池波正太郎作品、世の中の一般的な「家康像」を覆す作品であった。家康がなぜ天下を取り、そして江戸...
いつか読もうと思っていた作品。「豊臣秀吉」、「織田信長」はある程度知った気でいたので、戦国時代の三大英雄、最後の一人を知るためにと思い読み始める。 結果、非常に感動した。司馬遼太郎作品や池波正太郎作品、世の中の一般的な「家康像」を覆す作品であった。家康がなぜ天下を取り、そして江戸幕府260年の平和な時代を築けたのか、おぼろげながら理解できた気がした。 また、著者の目を通して描かれた「家康の思考法」に強く感銘を受け、自己統制の本としても傍に置きたいと思った。
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薙刀振り回して本能寺で散った濃姫も大好きだったけど、順調に育ってきた茶々姫もすごいかっこいい。 実父、実母、義父の仇の秀吉についに抱かれてしまった茶々姫。 この後どういう風に描写されるのかわからないけど秀頼を産むのは執念としか言いようがない。 ついに家康が秀吉のもと...
薙刀振り回して本能寺で散った濃姫も大好きだったけど、順調に育ってきた茶々姫もすごいかっこいい。 実父、実母、義父の仇の秀吉についに抱かれてしまった茶々姫。 この後どういう風に描写されるのかわからないけど秀頼を産むのは執念としか言いようがない。 ついに家康が秀吉のもとに参ずじ、戦国のフィクサー、堺商人たちも秀吉の権力に屈する者が出始め内部分裂を始める。 天下のために秀吉に屈した家康。 やっぱり一つ一つ無の境地へと進んでいく。 先の話だけれども堺商人たちと家康がどんな国家を目指すのか、興味は尽きない。 日本史上秀吉は最高の権力者だったのかもしれない。
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2009年12月4日、今読んでます。最終巻までまだ先は長い・・・。 2009年12月31日、読み終わりました。
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