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徳川家康 明星またたくの巻(14) の商品レビュー

3.8

11件のお客様レビュー

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やっと秀吉と茶々の子…

やっと秀吉と茶々の子、豊臣秀頼が生まれました。生まれる前から波乱を抱いて生まれてきてしまった秀頼は、やはり乱世の犠牲者である事に間違いないとおもいました。 wi

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〔明星またたくの巻〕…

〔明星またたくの巻〕全26巻、ようやく後半突入。秀吉の負の部分とも言える晩年。今までの強運もウソのように消え失せ、やることなすことが裏目に出てしまう。全てが秀吉の思うままにならぬ中、秀頼が生まれた。はてさて、これからどうなるやら。

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2023/08/24

秀吉と利休の間が険悪となり利休切腹となる。 家康は随風改め天海に会う。 秀吉は子の鶴松丸を亡くし、朝鮮から明に攻め入ろうとする。出兵はうまくいかず講和を画策する。 その間に淀が懐妊、秀頼が生まれる。 天海のあたりは面白かったが、この巻は今ひとつだったかな。

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2021/08/03

利休と秀吉のお互い譲れぬ対立と利休の切腹。家康の江戸開発と天海との出会い。鶴松、大政所の死。朝鮮王との交渉と宗義智や小西行長の欺瞞と朝鮮出兵。茶々の再びの妊娠と出産。

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2019/10/04

秀長の死。 千利休の切腹。 愛息、鶴松の死。 生母、大政所の死。 秀吉の周囲で起こる不運。 その中での朝鮮出兵の失敗。 下り坂を転がり落ち、人生の岐路に立たされた秀吉。 家康は、何を思い、秀吉に仕えているのか。 家康が見つめる先には、何が待っているのか。

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2017/12/10

いろいろな出来事が書かれているが、主には秀吉による朝鮮出兵(文禄の役)。豊臣政権に綻びが出始めるさまが書かれている。 秀頼誕生を最後に書いていることで、豊臣家が今後たどる運命を演出しているのだろう。 主人公であるはずの家康は半分くらいしか出てこず、九州でのコトは不要かもしれな...

いろいろな出来事が書かれているが、主には秀吉による朝鮮出兵(文禄の役)。豊臣政権に綻びが出始めるさまが書かれている。 秀頼誕生を最後に書いていることで、豊臣家が今後たどる運命を演出しているのだろう。 主人公であるはずの家康は半分くらいしか出てこず、九州でのコトは不要かもしれないが、今後を示唆する必要な描写なのだろう。

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2014/08/12

秀吉の凋落が始まる。 こう見ると、秀吉のそばにはあまり人材がいなかったのね、と。強いて言うと、大河を見ているからかもしれないけど、黒田だけだったのか。 大して取り上げられていなかったが、弟秀長の死が痛かったように思う。 天下とはどんな人でも狂わせるわけね。 さて家康、今後どう展開...

秀吉の凋落が始まる。 こう見ると、秀吉のそばにはあまり人材がいなかったのね、と。強いて言うと、大河を見ているからかもしれないけど、黒田だけだったのか。 大して取り上げられていなかったが、弟秀長の死が痛かったように思う。 天下とはどんな人でも狂わせるわけね。 さて家康、今後どう展開していくか。

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2013/12/01

大権現様が早春の寒さを堪え忍ぶ14巻。 尾張小牧の戦いでの政治的敗北以来、 逆境の連続だった大権現様だったが、 江戸の街づくりが順調に進み、 錆び付いていた歯車が回り始めた。 だが、まだ耐えるべき時期だと諭す天海。 一方、やることなすことうまくいっていた秀吉は、 弟秀長の死以...

大権現様が早春の寒さを堪え忍ぶ14巻。 尾張小牧の戦いでの政治的敗北以来、 逆境の連続だった大権現様だったが、 江戸の街づくりが順調に進み、 錆び付いていた歯車が回り始めた。 だが、まだ耐えるべき時期だと諭す天海。 一方、やることなすことうまくいっていた秀吉は、 弟秀長の死以降、次々と凶事が訪れる。 そしてついに大陸出兵が始まる。 これまで秀吉の怖ろしさを見せつけられたが、 何だか気の毒になってきた。

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2012/10/14

秀吉と利休の確執、利休の切腹。秀吉の朝鮮出兵。鶴松丸、大政所の死。茶々が拾い(秀頼)を懐妊。家康と天海のやり取りがおもしろい。12.10.14

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2011/05/04

いつか読もうと思っていた作品。「豊臣秀吉」、「織田信長」はある程度知った気でいたので、戦国時代の三大英雄、最後の一人を知るためにと思い読み始める。 結果、非常に感動した。司馬遼太郎作品や池波正太郎作品、世の中の一般的な「家康像」を覆す作品であった。家康がなぜ天下を取り、そして江戸...

いつか読もうと思っていた作品。「豊臣秀吉」、「織田信長」はある程度知った気でいたので、戦国時代の三大英雄、最後の一人を知るためにと思い読み始める。 結果、非常に感動した。司馬遼太郎作品や池波正太郎作品、世の中の一般的な「家康像」を覆す作品であった。家康がなぜ天下を取り、そして江戸幕府260年の平和な時代を築けたのか、おぼろげながら理解できた気がした。 また、著者の目を通して描かれた「家康の思考法」に強く感銘を受け、自己統制の本としても傍に置きたいと思った。

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