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卵のふわふわ の商品レビュー

3.9

71件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

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2012/05/16

温度差に私もどんどん日本の感性とずれてきているのかと感じる。宇江佐さんの作品はこれまでに何冊か読んでいるが、今回ほど違和感を感じたのは初めて。今風の江戸物とでも言おうか。好みではない。 おふでのような家柄の人間が武家に入れたのか?親戚一同から大反対を受けるだろう。その子供が出世す...

温度差に私もどんどん日本の感性とずれてきているのかと感じる。宇江佐さんの作品はこれまでに何冊か読んでいるが、今回ほど違和感を感じたのは初めて。今風の江戸物とでも言おうか。好みではない。 おふでのような家柄の人間が武家に入れたのか?親戚一同から大反対を受けるだろう。その子供が出世するわけないと思う。言葉使いがまるで大工のはっつぁんのおかみみたいな...。あまりにべらんめいすぎる。嫁入りする前に養子にもいかなかったんだろうな。 この身分の曖昧さが江戸後期か? 主人公のぶもなんて自己れんびんが強い、まるで商家の世間知らずなお嬢さん。時にいらついて読書中断。人はいいなぁ、って隣の芝は蒼いという悩み、発言に気づいていない。 その旦那にしては、おかしい。論理的におかしい。母親を蔑んでの事ならわかるのに、母親っ子。 文句だらけだった。読むのにもだから時間がかかった。

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2012/04/08

難解な高村作品が続いたので、息抜き?に斜め読みしやすい本作品を選びました。選んで正解、すかすか読めるwww 捕物帳というより、夫婦間の問題がテーマなのかと思います。 あるある、そうよねー なんて思いつつ。封建的な男って、ほんと根性の根っこのあたりが子供と言うか成長してないんだわ...

難解な高村作品が続いたので、息抜き?に斜め読みしやすい本作品を選びました。選んで正解、すかすか読めるwww 捕物帳というより、夫婦間の問題がテーマなのかと思います。 あるある、そうよねー なんて思いつつ。封建的な男って、ほんと根性の根っこのあたりが子供と言うか成長してないんだわ。 って、若旦那の態度見てたらそう思いました。 姑と舅と良い関係のお嫁さん。実際はなかなか難しいですよね。 嫁さんも良い人だけど、食べ物に対する態度見てたら、私が姑なら若旦那と一緒に怒鳴り散らしてるかもしれない。

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2012/03/22

  主人公・のぶとその夫正一郎のすれ違いに終始胸が痛んだり、 忠右衛門や今助、ふでの発言にちょっとくすっとしたり 度々起きる事件にどきどきしたり、 とにかく先が気になるお話だった。   淡雪豆腐と卵のふわふわがおいしそう。  

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2012/03/22

初作家さんだったけど、面白かった。のぶの行動も幼く素直で可愛いけどちょっとなーとも思うけど、それは正一郎も同じ。きちんと思いを言葉に相手に伝えなければ、わかるはずない。 姑さんと舅さんがよい人で気持ちがよい。読み心地も良かった

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2012/03/04

L 何度も波がある話。夫の言葉、舅の言葉、姑の言葉。のぶの行動も大人げないんだけど、夫正一郎の不器用さも人一倍。すれ違いって大きなことがないと元には戻せないのかも。にしたって払った犠牲が大きい。生まれた子供の顔がソックリだっていうのは余計? 宇佐江さんの今まで読んだ中では恋いちも...

L 何度も波がある話。夫の言葉、舅の言葉、姑の言葉。のぶの行動も大人げないんだけど、夫正一郎の不器用さも人一倍。すれ違いって大きなことがないと元には戻せないのかも。にしたって払った犠牲が大きい。生まれた子供の顔がソックリだっていうのは余計? 宇佐江さんの今まで読んだ中では恋いちもんめ並に好きかも。

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2012/01/10

頑固な夫婦が、別居して、仲直りをする、という現代でもありそうなことが、江戸時代を舞台に繰り広げられるお話。 主人公も、主人公の旦那も、はたから見るとまぁ頑固なんだけど、周りの登場人物のキャラクターが良くて、それほどギスギスせずに読み進められる。 とくに、舅のキャラが抜群に良い...

頑固な夫婦が、別居して、仲直りをする、という現代でもありそうなことが、江戸時代を舞台に繰り広げられるお話。 主人公も、主人公の旦那も、はたから見るとまぁ頑固なんだけど、周りの登場人物のキャラクターが良くて、それほどギスギスせずに読み進められる。 とくに、舅のキャラが抜群に良い。読者アンケートとか取ったら、絶対主人公押さえて一位になりそうな気配(笑) タイトルにもふわふわ卵とあるように、お舅さんがグルメで、色んな料理かが出てくる。卵料理好きの私にとっては、たまりませんでした。あとがきを書いた方がふわふわ卵を作ったと書いてあったので、私も試しに作ってみようかな。 読み終わると、心が暖かくなるので、オススメです。

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2011/10/20

とてもよかった。 買って何回も読みたい本。 読み始めは正一郎が嫌な奴過ぎて読むのが辛かった。 新宿鮫の香田をイメージした。 姑、舅は優しくて素敵。 でも終盤はこうなってほしいと思う通りになりつつ しみじみと切なくもあって、とてもいいラストだった。

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2011/09/25

宇江佐真理さんの作品は、私と相性のいいのと悪いのがあるみたい。これは悪い方。 これを読むのは2度目なんだけれど、登場人物のどれにも共感できないのと、この人の台詞回しに臨場感がないというのかな。例えば、「声を荒げた」みたいに書かれている、その声を荒げたらしいセリフが、どう読んでも声...

宇江佐真理さんの作品は、私と相性のいいのと悪いのがあるみたい。これは悪い方。 これを読むのは2度目なんだけれど、登場人物のどれにも共感できないのと、この人の台詞回しに臨場感がないというのかな。例えば、「声を荒げた」みたいに書かれている、その声を荒げたらしいセリフが、どう読んでも声を荒げたようには読めない…ということ。 面白いと思える作品も他にはあるので、これが私とは合わないってことなんだと思う。

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2011/09/01

真面目で不器用な男とぼんやりだけど頑固な妻。そんな二人を温かく見守る舅と姑。なんてことないやりとりにも、涙がポロポロこぼれてしまう。舅、椙田忠右衛門の食べ物談義は面白い。

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2011/09/26

八丁堀の同心の家に嫁いだ主人公と、ユニークで個性的な舅をはじめとする嫁ぎ先の人々などが織りなすお話。タイトルからして、江戸のおいしいお料理が中心になった本かと思いきや、ぜーんぜん違いましたね。サブタイトルは「江戸前でもてなし」と誤読してしまったし・・・。なんとゆうか、複雑な夫婦関...

八丁堀の同心の家に嫁いだ主人公と、ユニークで個性的な舅をはじめとする嫁ぎ先の人々などが織りなすお話。タイトルからして、江戸のおいしいお料理が中心になった本かと思いきや、ぜーんぜん違いましたね。サブタイトルは「江戸前でもてなし」と誤読してしまったし・・・。なんとゆうか、複雑な夫婦関係のお話ですね。

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