富田の基礎から学ぶ英文読解 基本ルール編 の商品レビュー
「受け身の文では目的語が一つなくなっている」や「準動詞と動詞の最大の違いは接続詞がいらない」など、英文解釈の「基本ルール」を、いくつかの短文を素材にしながら解説したもの。 確かに「基本ルール」ではあるが、冨田流の超論理的解説によって、本当に基本の出来ていない人には難しく感じら...
「受け身の文では目的語が一つなくなっている」や「準動詞と動詞の最大の違いは接続詞がいらない」など、英文解釈の「基本ルール」を、いくつかの短文を素材にしながら解説したもの。 確かに「基本ルール」ではあるが、冨田流の超論理的解説によって、本当に基本の出来ていない人には難しく感じられると思う。やっぱり動詞の数を数えて~のあたりは好きになれなかった。 それでも基本とは言いつつ、解釈上の盲点となる部分がよく解説されていて、ある程度勉強した人が確認として読むのにちょうど良いと思う。例えば「『助動詞の過去を見たら仮定法』という考えの流れが指示(←支持?おれ)されますし、それは極めて正しい発想です。ただし、文章全体でみると、あるⅠ文の動詞に助動詞の過去があるからといって必ずしも仮定法にはならないのです」(p.153)など、当然文章全体が過去なので普通の助動詞が過去形になっている場合もあるんだよ、というのは重要なことだと思う。また、最後の章は「英語の記号」としてコンマやコロン、セミコロン、ダッシュの解釈についてまとめてあるのもかゆい所に手が届く。 ただし、構成として始めに多くの問題文→まとめて解答→まとめて解説→基本ルール、となっているが、基本ルールを最初に提示してくれた方が理解しやすいのと、1問ずつの解答・解説ではない点、通読しにくいというのが最大の欠点だと思う。(14/04/24)
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習うより慣れろ式の高校英語教育によって、中学まではそこそこ英語が出来たのに高校になってからとたんに英語の成績が落ちた方も多いと思います。そんな人が高校でいやいやながら学んだ“(英文を読む上で役に立たないいわゆる)英文法”を英文読解に有効な論理的知識に変換してくれる本です。自分はこ...
習うより慣れろ式の高校英語教育によって、中学まではそこそこ英語が出来たのに高校になってからとたんに英語の成績が落ちた方も多いと思います。そんな人が高校でいやいやながら学んだ“(英文を読む上で役に立たないいわゆる)英文法”を英文読解に有効な論理的知識に変換してくれる本です。自分はこの本とであってから英語の成績が急上昇しました。今も生徒に教える際には、購入させています。
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5文型から解説が始まって、時制、等位接続詞の解説、そしてわからない単語などにどのように対処すればいいか等、英文を読解する上で必要な最低限の知識を身につけるのに良いテキスト。英語は暗記科目だから苦手だと思っている人、それで実際に苦手になっちゃった人におすすめ。代ゼミBBの18回の講...
5文型から解説が始まって、時制、等位接続詞の解説、そしてわからない単語などにどのように対処すればいいか等、英文を読解する上で必要な最低限の知識を身につけるのに良いテキスト。英語は暗記科目だから苦手だと思っている人、それで実際に苦手になっちゃった人におすすめ。代ゼミBBの18回の講座と共に勉強するといいかも。
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