チョコレートコスモス の商品レビュー
おもしろい!
突然あらわれた天才役者・飛鳥。演劇界のサラブレッド・響子。ふたりの「天才」がぶつかりあう舞台、濃密に描かれる演劇の世界。それに、呑まれる。魅せられる。ページをめくる手が止められない、最高に面白い本だ。
abtm
前情報なしでたまたま古本屋で買った本。 自分が以前内容に近いことをやっていたこともあり、没頭して読んでしまった。 タイトルにも装丁にも演劇の要素はないのに、やっぱり読むべき本には吸い寄せられる。不思議。 自分が今まで出会ってきた表現者にも、感じたままできる「感覚派」と、考えて創...
前情報なしでたまたま古本屋で買った本。 自分が以前内容に近いことをやっていたこともあり、没頭して読んでしまった。 タイトルにも装丁にも演劇の要素はないのに、やっぱり読むべき本には吸い寄せられる。不思議。 自分が今まで出会ってきた表現者にも、感じたままできる「感覚派」と、考えて創る「理性派」がいて、圧倒的に理性派の私はどうしても感覚派の人に対して憧れとコンプレックスがあった。 あの、ヒリヒリする感じ。戻りたくはないけど懐かしいな。
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「ガラスの仮面」小説版だった。面白かった。お芝居が好きなので尚更面白かった 舞台の上の奥の暗がりそこに広がる宇宙・・。ああ!女優になればよかったっ!!
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『蜜蜂と遠雷』の熱量の高さを思い出しました。 舞台演劇は見たことがありませんが、音楽と同じくとても熱い世界だなと思いました。 ドラマや映画では見られない迫力や臨場感が文字から伝わってきて、とても引き込まれました。 毎度思うのですが、恩田陸さんの知識量と表現力は半端じゃないです。 ...
『蜜蜂と遠雷』の熱量の高さを思い出しました。 舞台演劇は見たことがありませんが、音楽と同じくとても熱い世界だなと思いました。 ドラマや映画では見られない迫力や臨場感が文字から伝わってきて、とても引き込まれました。 毎度思うのですが、恩田陸さんの知識量と表現力は半端じゃないです。 見たことのないお芝居を目の前で見ている気分になり、何か実際に見てみたくなります。 天才と言われる俳優、ほぼ未経験の新星…個性的な演者の人間模様も、すごい人たちの世界をのぞかせてもらっているようで、とても面白かったです。
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脚本家の神谷、学生劇団員の巽、売れっ子女優の響子、それぞれ芝居に熱中する3人に違う形で居合わせる、特殊な才能を発揮する佐々木飛鳥。 思いつかない演出を自然にやってのけ、演じる人にのめり込むその才能は周りを驚かせる。 いくら秀でた才能を持つ人でも、悩みや克服すべきところを抱えており...
脚本家の神谷、学生劇団員の巽、売れっ子女優の響子、それぞれ芝居に熱中する3人に違う形で居合わせる、特殊な才能を発揮する佐々木飛鳥。 思いつかない演出を自然にやってのけ、演じる人にのめり込むその才能は周りを驚かせる。 いくら秀でた才能を持つ人でも、悩みや克服すべきところを抱えており、日々考え、精進していることを思い知った。 逆に言えば、その努力を惜しまない人ほど、その世界で力を発揮できるのだ。生まれもった才能をいかに磨くかでその人の力量が左右される。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どう結びついていくのか 舞台女優たちの嫉妬や優越感、臨場感、そしてストーリー展開を存分に楽しめる一冊。 『無』から『有』を創り出す そういった職業に就いている人たちの想像力と、楽しさを気づかせてくれる。 仕事でもプライベートでも、平凡な毎日を続けたままでもいい。 今、55歳の僕は、心身ともにこれから先、衰えていくのだろうが、 夢中になるものを見つけることができれば、この作品のラストのように、”何か”を掴むことができるかもしれない。 さてさてさん、goya626さん、お二人のレビューでこの作品を知り、図書館の予約をしました。 素晴らしい作品のレビュー、ありがとうございました。 大満足です!
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蜜蜂と遠雷のお芝居版という感じ。 舞台や演劇のベース知識がもっとあればのめり込んだ気がする。 お芝居の申し子、響子と飛鳥。あるオーディションでふたりは芝居の極地にたどり着く。 人は誰しも何かに秀でた才能-それがスポーツなのか芸術なのかタレント性なのかわからないけど-を持ってて、...
蜜蜂と遠雷のお芝居版という感じ。 舞台や演劇のベース知識がもっとあればのめり込んだ気がする。 お芝居の申し子、響子と飛鳥。あるオーディションでふたりは芝居の極地にたどり着く。 人は誰しも何かに秀でた才能-それがスポーツなのか芸術なのかタレント性なのかわからないけど-を持ってて、それがぴったりはまる環境にいれたかどうかなんじゃないかって思う。天才や才能と凡人の努力との違いってこの本のラストにあったような境地に気づけるかどうかなのかな、と思った。 努力で比肩はできるけどエネルギーは必要。
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演劇に携わった事がある身としては、本当にこんな世界にたどり着けたら凄いと思った。 内容は舞台構成、セリフなど、イメージしづらい箇所が多々あるが、キャラクターの情熱や想いの強さ、汗、いろんなものが一度に襲いかかってくる話。 読み終わった今もドキドキしている。が、きっと今後の印象には...
演劇に携わった事がある身としては、本当にこんな世界にたどり着けたら凄いと思った。 内容は舞台構成、セリフなど、イメージしづらい箇所が多々あるが、キャラクターの情熱や想いの強さ、汗、いろんなものが一度に襲いかかってくる話。 読み終わった今もドキドキしている。が、きっと今後の印象にはあまり残らないだろうなぁ… 読了感だけとても良い!
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女優たちの才能のぶつかり合いも勿論いいのだが、劇中劇のシーンがとても面白い。特に前半の方で出てくるシナリオが興味深い。映像で見たいと思う反面、難しいだろうなと感じる。
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ガラスの仮面の小説版ですね。 演劇知らない人の方が楽しいかも しれないです。 知っていると本当に作者が表した様に 見えるのかなとか、主人公が勝手 演出するのは普通無いし(新人俳優の立場で) 最後のエンディングまで勝手に変えるの ですから。
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