12のつきのおくりもの の商品レビュー
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スロバキアのお話 もう、最初を読み始めたところで「あああ、森は生きているだ!」と叫び(もちろん心の中で)。懐かしくて有無をいわずに借りてきてしまいました。 真面目な娘を助けてくれる12の神様が大好きでした。これの変型判の話も色々ありますけどね。
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スロバキアの民話で、暗い冬の森の中、力強く燃える炎が印象的なお話でした。 意地悪な母と妹にいじめられた女の子・マルーシカが、12の月の精たちに助けられるという内容です。最後はマルーシカが報われて、めでたしめでたし。(家族との和解がないのは、「自業自得」という民話の教えなのかな?) 1から12の月の精たちは、それぞれ月にあった能力を持っていて、マルーシカのピンチを救います。 「しばらくせきをゆずろう」という台詞、かっこいいです。
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マルシャークの戯曲「森は生きている」の元になったおなじみの昔話。丸木俊さんの挿絵のが再版されたので思わず。スラブ系の服装や雰囲気がよく描けている。
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マルーシカは美しく働き者の娘。いじわるな義理の母と姉は、マルーシカを家から追い出そうと、冬の最中「すみれの花」を持ってくるように言いつけます。雪の中を行くあてもなく歩いていくマルーシカが、森の中で見たものは?息をのむような場面展開で、わくわくします。スロバキア民話 5歳くらいから...
マルーシカは美しく働き者の娘。いじわるな義理の母と姉は、マルーシカを家から追い出そうと、冬の最中「すみれの花」を持ってくるように言いつけます。雪の中を行くあてもなく歩いていくマルーシカが、森の中で見たものは?息をのむような場面展開で、わくわくします。スロバキア民話 5歳くらいから (外国のむかしばなし)
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ある寒い冬の日。 マルーシカは継母と継姉に 「森でスミレを摘んできて」 と言われて、家から追い出されます。 森は雪に埋もれ、スミレが咲いているはずもなく、 困り果てたマルーシカは、森の奥で燃える赤い火を見つけました。 近づくと、それは大きな焚き火で、 周りには、1月から12月まで...
ある寒い冬の日。 マルーシカは継母と継姉に 「森でスミレを摘んできて」 と言われて、家から追い出されます。 森は雪に埋もれ、スミレが咲いているはずもなく、 困り果てたマルーシカは、森の奥で燃える赤い火を見つけました。 近づくと、それは大きな焚き火で、 周りには、1月から12月までの12の月の精たちが座っていました。 マルーシカの話を聞いた月の精が、焚き火の上で杖を振ると、 たちまち辺りは春の森になり、 マルーシカはスミレを摘んで家へと帰ります。 ところが継母たちから次々と無理難題を押しつけられて… 年中向きとしては少し長めの文章ですが、 昔話にはよくあるストーリー展開で分かりやすいですし、 色鮮やかな登場人物の民族衣装や 森の黒色と炎の赤色の対比など、 魅力的な絵に誘われて、物語の中へと引き込まれます。
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子供の頃に読み、大筋で記憶に残っていたお話。 今でも覚えているなら何かがある絵本なのだろうと思い、おぼろげな記憶から検索してタイトルを探し出し、新たに買い求めてみた。 子供も気に入り、読み聞かせに何度もリクエストされました。
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保育園で劇をやったのがきっかけ。 やっぱり福音館書店のこの絵がいい。 教訓の内容としてはよくありそうなものなんだけど、 「12の月の精」、今でも宝物の絵本。
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