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人間の土地 の商品レビュー

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263件のお客様レビュー

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2009/10/04

今の仕事は、本当に、人の役に立っているのだろうか? だれかを、幸せにしているのだろうか? などと、青臭いことを想い起こさせる一冊でした・・・ 仕事というものに対して、ここまでの責任感、使命感を感じられない 人間として、人間らしく生きるために、今、もう一度、自分にとっての 仕...

今の仕事は、本当に、人の役に立っているのだろうか? だれかを、幸せにしているのだろうか? などと、青臭いことを想い起こさせる一冊でした・・・ 仕事というものに対して、ここまでの責任感、使命感を感じられない 人間として、人間らしく生きるために、今、もう一度、自分にとっての 仕事というものを考え直してみようと・・・ そんな気持ちにさせた一節 ”物質上の財宝だけを追うて働くことは、われと、わが牢獄を 築くことになる。人はそこへ孤独の自分を閉じ込める結果になる。 生きるに値する何ものも購うことのできない灰の銭をいだいて。”

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2009/10/04

星の王子さまを読んでから、なにか他のサンテックスの本を読もうと思って読み始めたのですが、これがなかなか難解で、読むのが大変でしたが、すばらしい本です。

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2009/10/04

『しかしまた他方、これらの生きた星々のあいだにまじって、閉ざされた窓々、消えた星々、眠る人々がなんとおびただしく存在することだろう。』序文のこの表現が好き。表紙は飛行機大好きな宮崎駿氏が。

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2009/10/04

正直な話、いまいちスケール感がつかめません。 航空技術とか冬至の世界情勢とかに暗いので、複葉機単独飛行でのアルプス越えがどんだけリスキーかとか、当時の(今もだが)サハラ砂漠がどんな危険なところだったのかとか、やっぱわかりません。唯一雪山遭難だけなんとなく想像がついて、ちょっとロマ...

正直な話、いまいちスケール感がつかめません。 航空技術とか冬至の世界情勢とかに暗いので、複葉機単独飛行でのアルプス越えがどんだけリスキーかとか、当時の(今もだが)サハラ砂漠がどんな危険なところだったのかとか、やっぱわかりません。唯一雪山遭難だけなんとなく想像がついて、ちょっとロマンを感じたり?

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2009/10/04

なんて美しい文章なんだ、と思いました。広い意味で人間や道徳について書かれた本。戦争を拒まない一人に、戦争の災害を思い知らせたかったら、彼を野蛮人扱いしてはいけない。彼を批判するに先立って、まず彼を理解しようと試みるべきだ。

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2009/10/04

さっすが、サン=デクジュペリ なんて、難解なんだ。星の王子様を書いただけあります。人生において本を読んでここまで疲れたことはなかったし、未だに時間がかかる。 結局、それはまだ全然理解できてないってことなんでしょう。周りの評判とか星の王子様の作者とかできっと何かあると思い、いまだに...

さっすが、サン=デクジュペリ なんて、難解なんだ。星の王子様を書いただけあります。人生において本を読んでここまで疲れたことはなかったし、未だに時間がかかる。 結局、それはまだ全然理解できてないってことなんでしょう。周りの評判とか星の王子様の作者とかできっと何かあると思い、いまだに模索中なのです。

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2009/10/04

「危険ではないのだ、ぼくが愛しているものは。ぼくは知っている、自分が何を愛しているか。それは生命だ。」 狂った世の中でも、人間の強くあるべき姿を描いた名作。

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2009/10/04

哲学書であるというレビューがあったけどその通りだと思う。といっても話はサンテグジュペリが飛行機乗りとしての様々な体験を通して、見たこと思ったことを綴ったもの。けれどそれはエッセイというジャンルに留まらずに、そこから彼は人間の尊厳について深い考察を導き出している。後半に向かうほどに...

哲学書であるというレビューがあったけどその通りだと思う。といっても話はサンテグジュペリが飛行機乗りとしての様々な体験を通して、見たこと思ったことを綴ったもの。けれどそれはエッセイというジャンルに留まらずに、そこから彼は人間の尊厳について深い考察を導き出している。後半に向かうほどに彼の見る世界が映像となって見えてくるようで、彼の見る世界の空気、哲学に浸りながらドキドキと読み勧めました。

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2009/10/04

サン=テグジュペリやその僚友たちの、郵便飛行士としての体験の中から語られる人間の本質。 知りたかったことが、全部この本の中に隠されている気がする。

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2009/10/04

なぜか飛行機乗りに憧れる。パイロットではなく飛行気乗り。違いは何って言われると困るんだけど、この本を読んでいると彼らは、無蓋の機上で合コンや次のバカンスのことではなく、人間に想いを馳せていたことがすごくわかる。あの、ひとつひとつの灯火の下に、人間の心という奇跡が存在するのだ。コト...

なぜか飛行機乗りに憧れる。パイロットではなく飛行気乗り。違いは何って言われると困るんだけど、この本を読んでいると彼らは、無蓋の機上で合コンや次のバカンスのことではなく、人間に想いを馳せていたことがすごくわかる。あの、ひとつひとつの灯火の下に、人間の心という奇跡が存在するのだ。コトバにするとなんでもないことだけど、僕らはそんなあたりまえのことすら忘れてしまっている。人間ってなんだろう。ふと、そんな気分にさらわれそうになったときココロのプロペラを回して飛び立つ勇気をくれる一冊。

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