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I LOVE YOU の商品レビュー

3.9

201件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

    65

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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おすすめ!

人気男性作家たちによる、恋愛小説のアンソロジー。懐かしい時間を思い出すような、初々しい恋もあれば、ちょっと大人の恋愛もある。どれも作家の持ち味が生きていて、いくつもの味が楽しめます。お薦め。

abtm

2024/09/14

6つの恋愛に関する話が入った短編集。 2作品目の魔法のボタンがキュンすぎて読みながらニヤニヤが止まらなかった。3作品目の卒業写真もトキメキました。 あとはちょっと切なかったり、大人な恋だったり。6作品目の突き抜けろは登場人物がぶっ飛びすぎてちょっと難しかったな〜。

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2024/07/15

退屈な描写が多いように感じるものもあったが、男性作家のこういう短編がとても好きな自分にとっては楽しめる一冊だった。中田さんの作品が物語としていちばん面白かったかな。

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2023/10/10

再読 やはり装丁が好き。文庫本ではなく単行本。 不器用に切り取られたI LOVE YOU の下オレンジ黄色の横縞模様、作家毎にカラーページが挟まっているので全ての面がほんのり縞 男性作家のアンソロジー、不器用な恋愛ものって感じが伝わって来る。 恋愛ものだからピンク赤系統ではなく、...

再読 やはり装丁が好き。文庫本ではなく単行本。 不器用に切り取られたI LOVE YOU の下オレンジ黄色の横縞模様、作家毎にカラーページが挟まっているので全ての面がほんのり縞 男性作家のアンソロジー、不器用な恋愛ものって感じが伝わって来る。 恋愛ものだからピンク赤系統ではなく、黄色系を選んだことが若かりし頃の恋愛を彷彿させる感じ。 ドキドキしながらページをめくる感じが良い。

Posted byブクログ

2023/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

百瀬、こっちをむいて。  誰かを好きになるって素晴らしいけど、苦しいことでもある。この感情を登場人物それぞれから伝えてくるのがすごい。他の作品も読む。

Posted byブクログ

2023/02/15

ラブストーリーの詰まった短編集 ☆透明なポーラベア 伊坂幸太郎 失恋のたびに旅行する姉をもった青年と、 姉の元カレが動物園で出会う話。、 旅先で事故に巻き込まれた姉の存在と、 それから流れた時間が奇妙にとぼけた感じと、 少しの寂しさを連れてくる不思議な読感のお話 ☆魔...

ラブストーリーの詰まった短編集 ☆透明なポーラベア 伊坂幸太郎 失恋のたびに旅行する姉をもった青年と、 姉の元カレが動物園で出会う話。、 旅先で事故に巻き込まれた姉の存在と、 それから流れた時間が奇妙にとぼけた感じと、 少しの寂しさを連れてくる不思議な読感のお話 ☆魔法のボタン  石田衣良 再開した幼なじみと、少しずつ距離を縮めていくお話。 ヒロインがちょっとエキセントリックで面白い ☆卒業写真   市川拓司 久々にあった中学の同級生。 人違いから始まる物語は、こーゆーことありそう! と共感とドキドキを連れてくる ☆百瀬、こっちを向いて  中田永一 先輩の二股疑惑の隠れ蓑に任命された、人間レベル2(自称)の高校生のお話。これも面白い ☆突き抜けろ  中村 航 これは、恋物語と言えよりは友情もの 奇人な先輩との交流のお話。 ☆SideWalk Talk 本田孝好 離婚届を渡す最後の会食をする夫婦のお話。 香水の匂いで一気に蘇る記憶。 続きがきになるけど、ここで終わるのがオシャレなんだろうなあというお話

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2022/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は男性作家が描く恋愛アンソロジー。今回は伊坂さんのシロクマが大好きな姉の話しが一番良かった。3年前、カナダで行方不明になった姉。姉はこれまで多くの彼と付き合い、その彼と自分は関わってきた。偶然、動物園で姉の最後の恋人に出会った。「姉の彼氏」群の中では一番好感を抱いていた人だった。僕たちはなんとなく流れでダブルデ-トすることになる。最後の元彼と話しをするにつれ、姉への想いが募り、回顧する。元彼達が動物園に集合した。シロクマに襲われながらもVサインをする姉を想像し、しみじみとなる。伊⑤石②市④中⑤中④本⑤

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2021/05/30

人や 音楽や服や本も、偶然の出逢いがなけりゃ 知ることも触れることも無いまま過ぎ去って行くわな。 作者が6人6話やから、当たり外れがあってもまぁいーかってノリで。 偶然 手に取って立ち読みして、良かった。 特に、 「魔法のボタン」 「百瀬、こっちを向いて」 いーねぇ 色んな男女...

人や 音楽や服や本も、偶然の出逢いがなけりゃ 知ることも触れることも無いまま過ぎ去って行くわな。 作者が6人6話やから、当たり外れがあってもまぁいーかってノリで。 偶然 手に取って立ち読みして、良かった。 特に、 「魔法のボタン」 「百瀬、こっちを向いて」 いーねぇ 色んな男女関係があって。 恋愛モノは好き好んで読まんけど、この2作の恋愛のカタチが1番グッときた。 「百瀬~」なんかヤバイよ 主人公の冷静でネガティブで自己否定な感情が。‘恋愛に臆病’とかっていうレベルじゃナイ。 ・・・実際、現実にこんなオシャレな出来事は起こらんやろなー  2008年03月16日

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2021/03/14

短編集と言うか、オムニバス?こういった形式の小説を読むのは初の試み。 「伊坂幸太郎:透明ポーラーベア」:千穂との動物園でのデート中、姉の元彼氏・富樫さんとその彼女にバッタリと遭遇した優樹。  姉の歴代彼氏の中では最も親しくしていた富樫に対し、懐かしさと複雑な思いを抱く。  そし...

短編集と言うか、オムニバス?こういった形式の小説を読むのは初の試み。 「伊坂幸太郎:透明ポーラーベア」:千穂との動物園でのデート中、姉の元彼氏・富樫さんとその彼女にバッタリと遭遇した優樹。  姉の歴代彼氏の中では最も親しくしていた富樫に対し、懐かしさと複雑な思いを抱く。  そしてその動物園内において、姉がもたらしたと思えるような奇跡が起きる。。。  さすが伊坂。という感じの物語。  相変わらず色んな伏線はしっかりと一点に収束している。  こんな奇跡なら楽しい。★★★☆ 「石田衣良:魔法のボタン」:幼稚園の頃からの幼馴染である隆介と萌枝。大人になった今でも貴重な友人である。 隆介の失恋を機に、2人は週末の持て余した時間を一緒に過ごす事になる。 そして徐々に彼女が変わっていくのだが。。。 幼馴染が可愛いというのは軽く反則じゃないかとも思うが、 この「恋愛対象になりきれない2人」というシチュエーションはもどかしくて良い。 恵まれた主人公である。★★★ 「市川拓司:卒業写真」:スターバックスにて木内さんは中学の同級生であった渡辺に偶然再会する。 2人は当時の恋愛話で盛り上がるが、どこか話が噛合わない。 木内は目の前の「渡辺」が、自分が考えていた「渡辺」と違う事に気付く。。。 何とも微笑ましい物語である。 後から聞いたら「実は当時、両想いだった」などという状況はくすぐったいものだ。 渡辺がちょっとキザっぽいのが気になるが。★★☆ 「中田永一:百瀬、こっちを向いて」:自分に自信の持てない高校生・相原は、自分とは180度逆の先輩である宮崎と仲が良い。 宮崎は学校一の美人と言われる神林と付き合っているようだ。 ある日、相原は宮崎に呼び出され、百瀬という女の子を紹介される。 そして相原と百瀬は、ある作戦を実行するのだが。。。 モテない代表な相原が、百瀬と2人で行動している時の描写が何とも切ない。 心底応援したくなる物語だ。 自分の立ち位置を勝手にわきまえている相原が、徐々に百瀬に心を惹かれていく様は 甘酸っぱいし心地良い苦さでもある。 そして当の百瀬も、ほんの少しずつであるが心を開いてくるのも良い。 宮崎先輩はズルいが、格好良い。神林先輩もステキだ。★★★★☆ 「中村航:突き抜けろ」:ヤキモキして不安になるのが嫌で、決まり事のある恋愛を始めた大学生・大野。 ある日大野は友人の坂本と一緒に「木戸先輩」なる人の家に行く事になる。 木戸は想像以上に破天荒な人物だったが、大野はその人柄を気に入る。 坂本の片想いが終わったある日、木戸はとんでもない事を酒の席で言い出す。。。 主人公は実は木戸さんなんじゃないかと。 大野の恋愛話が殆ど物語に絡んでいないのがある意味可笑しい。 恋愛の、不安定な気持ちを持ち続けて他の事が手に付かないという不安はとっても同意。★★☆ 「本多孝好:Sidewalk Talk」:離婚を決めた2人。彼女はとても多忙なキャリアウーマンである。 最後の日、2人は高級なレストランで食事を共にする。 なぜこうなってしまったのか。今となってはどんな「もし」を考えても無意味であるが。 もしあの時…と考える。 そして食事も終わり、会計を済ませようとした時、衝撃が走った。。。 ラストが秀逸。 なるほど、言われてみれば記憶ってのは確かにこういう思い出し方をするわ、 と思ったりもした。大人のストーリーといった趣き。★★★ 元々恋愛系の小説は好みではない…と思っていたのだが、 今になって振り返ってみると『いま会いにいきます』だとか『世界の中心で愛を叫ぶ』だとかで 割と高得点を付けているあたり、実は嫌いじゃないんだろうなと今更思う。 まあベタベタなのはきっと好きではないだろうが。(いずれ「やっぱり好みだった」とか言う可能性は否定しない) で、このオムニバス。どの作品にも“爽やか”な感じが漂う。 「Sidewalk Talk」は離婚の話だったりするが、それでも後味は良い。 個人的には「百瀬、こっちを向いて」が最高にツボだったりもする。 たまにはこういう小説を読んでみるのも悪くない。気持ちが軽くなる。

Posted byブクログ

2021/01/01

読んだことのない作家さんに出会えたり、お話によって色が全く違うのがアンソロジーの好きなところ。 個人的にはこれだ!というお話はなかったけどI LOVE YOUというド直球なタイトルと装丁が好き。

Posted byブクログ