エンダーのゲーム の商品レビュー
ビビった。日本語の読みにくさに対してストーリー展開が綺麗すぎる。 読みにくいのにさくさく行くってなかなか。逆初野晴・・・。 がっつり青春もので、主人公が超エリートなのに悩みに悩んで挫折して、ぼこぼこにされてるのはいいんだけど、成功がどん底で現れるっていうのはどうなのよ、と。たし...
ビビった。日本語の読みにくさに対してストーリー展開が綺麗すぎる。 読みにくいのにさくさく行くってなかなか。逆初野晴・・・。 がっつり青春もので、主人公が超エリートなのに悩みに悩んで挫折して、ぼこぼこにされてるのはいいんだけど、成功がどん底で現れるっていうのはどうなのよ、と。たしかにタイトルの「エンダーのゲーム」がしっくりくる終わり方で、絶品だとは思う。
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文句なしに面白かった。 色々な読み方ができるのだろうが、自分は主人公の成長物語として、学園モノ(!)として、そして戦争物として読んだ。 家族や友人と引き離された主人公が心身をすり減らしていくさま、主人公の学校での処世術、米国の戦争観、いずれも海外作品ならではのもの。 なお、...
文句なしに面白かった。 色々な読み方ができるのだろうが、自分は主人公の成長物語として、学園モノ(!)として、そして戦争物として読んだ。 家族や友人と引き離された主人公が心身をすり減らしていくさま、主人公の学校での処世術、米国の戦争観、いずれも海外作品ならではのもの。 なお、解説が激しく艶消し。「ゲームと現実の区別がつかなくなった人による犯罪が社会問題とすらなっている」って現実と虚構の区別がついていないのは解説者自身では。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんというか子供が強すぎる。見知らぬ土地で実際に稼働している兵器をゲームと連動(正確には実世界側が操作されているわけだが)し、異星人を殲滅する。不可能では無い。また非常に賢い子供が匿名で自作自演を行い世論をコントロールする。不可能ではない。でもお前ら子供だろ?どんだけ天才様だよ。まあ少年少女特有の心理もあって物語が面白くなってる部分もあるんだがやっぱりその辺の違和感は拭えない。とはいえ最後までのめり込む面白さがある。
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全体的にぐいぐい話に引き込まれてすいすい読めました。ただ主人公とその兄弟たちが天才過ぎて、あまり少年少女って感じがしなくて違和感+共感ができなかったかな。 ネットが普及する前に書かれた作品なのに、あの展開は凄いと思いました。
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子供ならではないかと 大人の狡さと子供の狡さの両方が出ている気がしました ラストはある意味で衝撃的 戦争=ゲームという考え方は現代ならではの発想だと思います 訳のひどさも気にかからない程度に面白いです これで訳が上手かったら星五つつけたかったかも…
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16歳の時ジャケ買いして以来、読み返した数限りなし。こうなると下手な和訳も、読むほど意味がわかってきて素敵と思える。続編の出版が途中で中止になったことだけが残念で仕方がない。。。
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読んでる途中で前に読んだことあるのに気が付いた。 でも十分楽しめるね。 少年の成長を追う楽しさと、重いテーマが両立している。 スラングを強引に訳している点で、時代錯誤感が目立っちゃうのが難点。
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子どもたちが壮大なシミュレーション・ゲームをする。だがそれは人類の命運を賭けた本当の戦いだった…という、これまたすごいプロットの物語です。 たぶん私がアニメ「ぼくらの」に落ちたのも、この小説を読んでいたせいかもしれません。どちらも「子どもの方が戦う力がある」というのもね。任された...
子どもたちが壮大なシミュレーション・ゲームをする。だがそれは人類の命運を賭けた本当の戦いだった…という、これまたすごいプロットの物語です。 たぶん私がアニメ「ぼくらの」に落ちたのも、この小説を読んでいたせいかもしれません。どちらも「子どもの方が戦う力がある」というのもね。任された子どもの身にもなってくれ…と言いたい。 エンダーはこのあと、長い長い旅に出ます。後日談も何作か出版されていますが、オースン・スコット・カードさんの切り口の豊かさに触れることのできる多様な作品群です。
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訳?でなければ、最高のSF小説の一つかな。(どんきぃ) まじでか?読んでみようと思う。(のむら)
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少年の成長と葛藤。 529ページあるが、2日で読んでしまった。物語として面白い。 子供だからこそできうることがあるのだ、と実感できる話で、特にゲームの把握と熟練に関しては、日ごろから私は全く太刀打ちできないから余計にそう思う。 主人公エンダーよりも、彼にひたすら”ゲーム”をさせ続...
少年の成長と葛藤。 529ページあるが、2日で読んでしまった。物語として面白い。 子供だからこそできうることがあるのだ、と実感できる話で、特にゲームの把握と熟練に関しては、日ごろから私は全く太刀打ちできないから余計にそう思う。 主人公エンダーよりも、彼にひたすら”ゲーム”をさせ続けなければならない大人たちの苦悩に感情移入してしまったのは私の年齢のせいだろうか。 ラストの侵略してきた異星人の思いにやられた。 慈悲のかけらもない機械のように見える昆虫型生物のほうが人間よりもはるかに寛大であることに気づいた後、彼は何を思うのだろう。
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