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ゲーテ詩集 の商品レビュー

3.6

32件のお客様レビュー

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2013/06/01

この人小学校に行ってたら好きな子のリコーダーを舐めたタイプだと思える素敵な詩集だった。 ところでイタリア紀行で諧謔詩人フィリッポネリについて何度も記していたが、軽蔑はよくないという詩がイタリア旅行後にあったのは気になる点

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2012/10/15

膨大にあるゲーテ詩集より、抜粋したものを集めた一冊。 役著の年代もまちまちなので、訳語体も様々。 古いものは訳が和歌や短歌のようになっているものもあり、内容よりもリズムで入ってきてしまうので、なんだかなー。 初期は中二病か、と思わずツッコミを入れたくなるが、これが純愛というもの...

膨大にあるゲーテ詩集より、抜粋したものを集めた一冊。 役著の年代もまちまちなので、訳語体も様々。 古いものは訳が和歌や短歌のようになっているものもあり、内容よりもリズムで入ってきてしまうので、なんだかなー。 初期は中二病か、と思わずツッコミを入れたくなるが、これが純愛というものなのだろうか。 晩年は警句的なものが多く、人間の根幹に迫っている。 個人的には晩年のゲーテの方が好き。 しかしながら、改めて思うと、1700年の頃からも、人間思うことはさしてかわらないんだなーなんて、思い耽る一冊でした。

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2012/05/29

「もう愛しもせねば、迷いもせぬものは、埋葬してもらうがよい」 いつも少し救われる言葉。もしそれがすっかり無くなってしまった時は、もう。

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2012/03/18

文庫一冊にたくさんつまっていてよい。 ゲーテの詩は、普段は面白いものではない。しかし、心が自らのあまりの繊細さに打ち震えている時、これらの詩はそっと寄り添ってくれるのだ。 そして詩には、なお一片の価値のきらめきを見出すことができる。それは真実という名の価値である。

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2011/08/18

 「私がおまえを愛しているかどうか、私は知らない」と始まる歌がとても共感できた。「独り者と小川」というような物語形式の詩は、あまり読まないがこの詩を読んで良い雰囲気だなと感じた。「心やさしき人々に」という詩は、読んでみて力強さと、詠う上での感受性の美しさに惹かれて、自分が詩を書い...

 「私がおまえを愛しているかどうか、私は知らない」と始まる歌がとても共感できた。「独り者と小川」というような物語形式の詩は、あまり読まないがこの詩を読んで良い雰囲気だなと感じた。「心やさしき人々に」という詩は、読んでみて力強さと、詠う上での感受性の美しさに惹かれて、自分が詩を書いていく上だけでなく、生きる上での力強い心構えの指針となるように感じた。  ゲーテの詩は正直言って、魔王ぐらいしか知らなかったけれどこれを読んでみて非常に気に入ったので、またもう一度読めるなら呼んでみようと思う。

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2011/02/07

まさかゲーテを必要とするとはね・・・小学生の頃には想像もできなかったね。 ほんとにほんとに心の底からあふれ出てくる感情と思想こそが、 たったひとつ、自分のものだっていう言葉、 なんでかわかんないけど涙でたんだよねー。 とかいいながら、理由、なんとなくわかる気がするけど。

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2010/11/18

恥ずかしいことですが、初めてゲーテの詩集を読みました。 ですから他の訳者さんと比べることはできません。 しかし、何かで聴いたり見たりして好きだった詩が綴られています。 千変万化の恋人、処世のおきて、愛の書など… 心に響く詩でしたね。とはいえ、よく感情移入できないものも...

恥ずかしいことですが、初めてゲーテの詩集を読みました。 ですから他の訳者さんと比べることはできません。 しかし、何かで聴いたり見たりして好きだった詩が綴られています。 千変万化の恋人、処世のおきて、愛の書など… 心に響く詩でしたね。とはいえ、よく感情移入できないものもあります。 いずれ理解できる日が来ることを願います。

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2010/10/25

一言で言えば、「高ぶる感情」を言葉にした詩。 全てがクライマックス。 当時の音楽家が壮大な曲をつけたがるのもよくわかる。

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2010/08/13

若さと、 気恥ずかしさと、 うつくしさと、 力強さ。 いろんなゲーテに出会える一冊。 ふと、心を救ってくれたりします。 生ある限り、憂いは去らず。 友よ、ただ生きよ、ただ歌い続けよ!

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2010/07/28

有名な魔王の詩も載っているし、 好きだなと思える詩もありました。 個人的には愛ばかり語られている詩は好きじゃなくて、 そういう詩の方が多いんだけど。 月に寄す が気に入って、それをネットで調べたら、 ミヒャエル・エンデ氏がこの詩の月とアポロの行った泥の地表の月と 同じ物だろうか...

有名な魔王の詩も載っているし、 好きだなと思える詩もありました。 個人的には愛ばかり語られている詩は好きじゃなくて、 そういう詩の方が多いんだけど。 月に寄す が気に入って、それをネットで調べたら、 ミヒャエル・エンデ氏がこの詩の月とアポロの行った泥の地表の月と 同じ物だろうか?と読者に質問を投げかけているらしいですね。 エンデらしいなぁと思いました。 そしてやっぱりエンデのファンとしては、違うと答えるなと思う。 そういう感性ってすごいなと。 いくつか好きな詩も見つけられて、収穫あったので良かったです。

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