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分身 の商品レビュー

3.7

773件のお客様レビュー

  1. 5つ

    110

  2. 4つ

    308

  3. 3つ

    260

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  5. 1つ

    4

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2009/10/04

私が、東野圭吾と初めて出会った作品です。 これで彼の世界に引き込まれました。 二人の登場人物の両方の視点から書いていて面白かった。

Posted byブクログ

2009/10/04

5/26 東野圭吾フェアを開催中です。たーちが大量に貸してくれたので。本代がかさみっ放しだったからありがたい。 ミステリーとか社会派?とかに位置するんですかね東野さんは。遥か昔に読んだ記憶のある赤川次郎とか乃南アサと似た系列?少なくとも今まで全然手を出してなかったジャンルなので、...

5/26 東野圭吾フェアを開催中です。たーちが大量に貸してくれたので。本代がかさみっ放しだったからありがたい。 ミステリーとか社会派?とかに位置するんですかね東野さんは。遥か昔に読んだ記憶のある赤川次郎とか乃南アサと似た系列?少なくとも今まで全然手を出してなかったジャンルなので、何をどう読み取ればいいのかわからないこと多し。単に「あー面白かった!」で済ませたくないしねぇ。 そんな時、役立つのが解説なんだなぁと。先に解説読んでから中身読むようにしてます。ふむふむ。。 あとこういう小説書ける人の人間観察力ってきっとずば抜けて高いんだろうなぁ。 …内容と全然関係のないレビュー。

Posted byブクログ

2009/10/04

これは本当に恐いですね。 コピーを人間とも思わない高城晶子や研究員達。 そして日本のためだと言って、彼女の親まで手にかける人間。 正直むかつきました。 分身であったって、彼女たちは辛いことも受け止め前へ進む、その姿はとてもよかったです。 クローンの話は何個もあるけど、ここまで緻密...

これは本当に恐いですね。 コピーを人間とも思わない高城晶子や研究員達。 そして日本のためだと言って、彼女の親まで手にかける人間。 正直むかつきました。 分身であったって、彼女たちは辛いことも受け止め前へ進む、その姿はとてもよかったです。 クローンの話は何個もあるけど、ここまで緻密に人間の心理やドラマを絶妙に構成している人はあんまりいないでしょう。 最後に二人が出会うことで、二人は救われた気がします。 存在すら認められていなかった自分と全く同じ存在、それが全ての悲劇の原因だたわけですが、同時に彼女にとっては安堵する、大切な出会いでもありました。 同じ存在がいるということでほっとする人間の心理をすごく丁寧に描いています。 彼らしく、最後まで書ききらない。文学的であり、科学的であり、すごく素敵な作品でした。 前向きな主人公たちは彼の書く女キャラの定番で“強い”ですね。 最後に、今まで苦しい思いをしてきた彼女たちに明るい未来があることを祈っています。 そしてクローンを作ることが本当に良いことなのかどうか、もう一度考えて欲しいなと思います。科学者だけではなく、これを読んだ人全員が深く考えて欲しい。 生命を作る、その本当の意味を。

Posted byブクログ

2013/02/04

自分の分身がいたらどうなるのだろうか・・・。嬉しいのか、気味が悪いのか。双子とはまた違う分身。主人公である2人の少女の出生の秘密。現代医学の危険な領域を侵してしまった大人たちのせいで2人の少女人生が変わった。理数系の東野さんらしい作品だったんじゃないかなぁと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

推理×理系素養で楽しめる作品。古臭くなっていると評されることもある本作ですが、決してそんなことはないと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

 2人の全く同じ顔を持つ女性鞠子と双葉が、それぞれ自分の出生を調べるうちに謎が絡まり始めるストーリー。  鞠子の章と双葉の章が交互に展開されそれぞれが複雑に関係していたり、お互いの地元でそれぞれ自分の出生を調べたり、複雑な話なのに非常に読みやすく、楽しめる内容でした。  話の...

 2人の全く同じ顔を持つ女性鞠子と双葉が、それぞれ自分の出生を調べるうちに謎が絡まり始めるストーリー。  鞠子の章と双葉の章が交互に展開されそれぞれが複雑に関係していたり、お互いの地元でそれぞれ自分の出生を調べたり、複雑な話なのに非常に読みやすく、楽しめる内容でした。  話の前半で結末は読めますが、様々な場面にちりばめられた多くの謎が解けていくのはさすが東野圭吾だなと感じました。

Posted byブクログ

2009/10/04

クローンのおはなし。 病気を治すために。愛する人を守るために。。。鞠子と双葉の二人の気持ちと同様に、血のつながらない産みの親の愛に心打たれた。

Posted byブクログ

2009/10/04

第134回直木賞受賞「容疑者Xの献身」を読む前に、いくつか東野作品を読んでみたいと思ったので、ひとまずこれを選んでみました。 医療サスペンスのような感じですが、96年の時点でこれを題材に出来るとは!っとびっくり。さすが理系の東野圭吾さんです。

Posted byブクログ

2009/10/04

◆全く同じ顔をもつふたりの少女。次第に明らかになるふたりの関係。そしてあの場所であれを手にふたりが出会うという構成の上手さに唸った。描かれていないこれからのストーリーがとても気になる。

Posted byブクログ

2009/10/04

東野圭吾のサスペンス傑作。 何年も東京と北海道に別れていた 全く同じDNAを持つ一組の女性。 ある番組に出演したことをきっかけに 動き出した二人の運命の歯車は 何のために動いていくのか…。

Posted byブクログ