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若き数学者のアメリカ の商品レビュー

4.1

108件のお客様レビュー

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2013/03/11

先日、新刊紹介をラジオで聞き、初めてその人柄を知ったもので本を手に取った。ラジオで聞いた口調そのままで当時も今もほとんど変わりないことが伺える。 一人武士道を背負いアメリカという地で孤独に戦いながら尖がった心が融解していくその様が、本書全般にわたってユーモアを交えて語られてて面...

先日、新刊紹介をラジオで聞き、初めてその人柄を知ったもので本を手に取った。ラジオで聞いた口調そのままで当時も今もほとんど変わりないことが伺える。 一人武士道を背負いアメリカという地で孤独に戦いながら尖がった心が融解していくその様が、本書全般にわたってユーモアを交えて語られてて面白い。とても勉強になりました。

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2013/03/11

再読。 この人の感情がぐいぐいくる文章は面白い。 ひきこまれるし、共感できる。 全部ではないけど… 激しいよね。感情の生起が。 そこが好きでもあり、戸惑うところでもある。 オーケストラに例えるところは特に印象的で好きだった。

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2013/03/02

著者がアメリカでの体験談を述べた本。私もアメリカでの生活体験から同じように感じたことが多々あります。それにしても著者の人種という複雑で扱い難いテーマをストレートに扱ったことに対して「乾杯」。

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2012/12/03

とにかく面白い。少しでもチャレンジ精神のある若者には是非読んで欲しい。筆者がいかに若い頃を生き高い見識を養ったかがよくわかる。人生チャレンジ、頑張らねば、と勇気ももらった。

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2012/11/25

数学者の藤原正彦氏が、20代の若かりし頃にアメリカ赴任した時の様子を記した紀行本のようなもの。数学の教育・研究に関する話題は半分ほどで、それ以外にも著者のアメリカ生活における苦労話や、日本とアメリカの文化的考察など、多彩な内容が収められている。著者による感性豊かな文章表現力は、無...

数学者の藤原正彦氏が、20代の若かりし頃にアメリカ赴任した時の様子を記した紀行本のようなもの。数学の教育・研究に関する話題は半分ほどで、それ以外にも著者のアメリカ生活における苦労話や、日本とアメリカの文化的考察など、多彩な内容が収められている。著者による感性豊かな文章表現力は、無味乾燥を旨とする通常の数学者とは一線を画しており、普通の人が読んでも十分に楽しめるのではないかと思う。さすが、新田次郎を親にもつだけのことはある。

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2012/11/06

著者のアメリカ留学の際のエッセイ。 ところどころに出てくる日本人としての誇りは素晴らしくもあり、また滑稽にも描写されている。 分量としては適度なものだが、実際に読んでみるとあっという間に感じてしまう著者独特の軽妙な語り口が素晴らしいエッセイでした。 最終章のアメリカから去る際...

著者のアメリカ留学の際のエッセイ。 ところどころに出てくる日本人としての誇りは素晴らしくもあり、また滑稽にも描写されている。 分量としては適度なものだが、実際に読んでみるとあっという間に感じてしまう著者独特の軽妙な語り口が素晴らしいエッセイでした。 最終章のアメリカから去る際の部分は特に綺麗で、心に残る文章でした。

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2012/09/02

2011.09.30 遥かなるケンブリッジがかなり興味深かったので、藤原氏の著作でもう一つ有名なものとして本書を取り上げて読了した。その期待を裏切らない内容だった。ここでも、アメリカと言う国を彼の目から通して鋭く観察されている。

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2012/08/10

これが面白くて藤原さんの他の著書を読んでみたけどどれも残念だった.外国の大学ってのはどこもこんな楽しい所なのだろうか

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2012/08/07

何度目かの再読。何回読んでも良い。 若い独り身の頃に、いかに孤独に自分を作り上げる作業が大事かを知る本。 貴重なインプット体験と、偉大なるアウトプット体験が生み出した名著。

Posted byブクログ

2012/08/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

国家の品格はあまり覚えていないけど、このアメリカ記録は、自分が博士を目指している身だけにとても関心を持って読みすすめられました。 セリーヌとの一コマがハイライトでしょうか。 経験談は読みやすいし、アメリカでの話なので生活に疲れたときにいいですね。

Posted byブクログ