1,800円以上の注文で送料無料

峠 改版(上) の商品レビュー

4.2

138件のお客様レビュー

  1. 5つ

    57

  2. 4つ

    47

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2009/10/04

時は幕末。 新撰組や、薩摩長州の維新志士の有名な時代、もっとも時代を先どった人物が、越後長岡藩にいた! 時代を先取り過ぎた男が歩む栄光の道と、その末路を描く。 新潟県では有名な人です。 もっと評価して良い。

Posted byブクログ

2009/10/04

幕末の小藩、長岡藩士・河井継之助のお話。龍馬達のように洋学や経済感覚を持ち合わせているが、藩という枠組みからは抜け出せなかったり、どこか見通しの甘さがある・・・。そこが美しくもあり人間味を感じて愛さずにはいられない。

Posted byブクログ

2009/10/04

大学時代のゼミの教授に薦められて読んだ本。幕末、越後長岡藩の河合継之助は、知識を得るための勉学は一切せず、歴史や世界の動きなど、ものごとの原理を知ろうと努めていた。そして江戸や松山を遊学する。

Posted byブクログ

2009/10/04

長岡藩家老河井継之助という幕末の武士を描いた歴史小説。幕末という時代の流れに翻弄され、先の未来を見つめながらも武士の時代は終わると予見していたにもかかわらず長岡藩士として武士道を貫いた英傑。河井継之助。その内面を書いた力作。

Posted byブクログ

2009/10/04

越後長岡藩の牧野家七万四千石の家老、河井継之助の自らの思想のために生きて戦い、そして死んだその姿を浮き彫りにした名著。 スイスのような永世中立を願いながら、それが拒否されると官軍に徹底抗戦。 激しい長岡城攻防作戦の最中に戦傷を得て敗退。戦病死した継之助は、長岡では恨まれていたが...

越後長岡藩の牧野家七万四千石の家老、河井継之助の自らの思想のために生きて戦い、そして死んだその姿を浮き彫りにした名著。 スイスのような永世中立を願いながら、それが拒否されると官軍に徹底抗戦。 激しい長岡城攻防作戦の最中に戦傷を得て敗退。戦病死した継之助は、長岡では恨まれていたが、この司馬の小説で、その名誉を回復したともいえる。 歴史の大きなうねりが、その時代の人々を呑み込んでゆくが、そうした激動の時代にあって、「人間としての矜持心」をしっかりと保ちながら、己の信念の命ずるままに、命を賭して炎となって燃えつくしてゆく主人公を描かせれば、司馬遼太郎の筆は、いっそう冴える様に思われる。

Posted byブクログ

2009/10/04

<07/4/28〜7/11>すみません。私には合いませんでした。幕末ものには食傷気味だった+河合継之助があまりにもスーパーマン過ぎる

Posted byブクログ

2009/10/04

「瓦全は、意気ある男子の恥ずるところ。よろしく公論を百年の後に俟って玉砕せんのみ 」 長岡藩を滅亡に追い込んだ河井継之助。 幕末期を迎えた藩と藩主をどうすべきか、行動することによってその活路を見出していった、幕末の英雄。 幕末は、薩長土、新撰組だけではないですよ。

Posted byブクログ

2009/10/04

【生き方】 自分がどのように生きるかを、「体制」という現在ならば軽視されがちなものに殉じた人の物語。 「人は体制の役割を果たす以上のことはできない」という、会社人間ならば一度は悩む究極の命題に対して、一つの究極の答えを示す生き方をした話。 どっちが良い悪いではなく、自分の道を...

【生き方】 自分がどのように生きるかを、「体制」という現在ならば軽視されがちなものに殉じた人の物語。 「人は体制の役割を果たす以上のことはできない」という、会社人間ならば一度は悩む究極の命題に対して、一つの究極の答えを示す生き方をした話。 どっちが良い悪いではなく、自分の道を信じて生きた人間がドラマチックに表現されていて感動的。 --- 【mixiに書いてた感想】 この人、滅びる側の立場に立たされるわけですが、 そこで何に苦しむかといえば 「事なかれ主義で何もしない人々」 「意思が無い人々」 「やる気がない人々」 しか仲間にいない、ということのようです。 どっかの会社を見ているようでした。 そういう人々を罵るだけでは芸がないので、 何でそうなってしまうのか考えてみました。 でかい組織は、とにかく人数が多い。  ⇒ 大人数を統一ルールで縛ろうとすると 「しきたり」じみた物が多くなる。  ⇒ 「しきたり」は形骸化する  ⇒ 形骸化しても、それにさえ従えば誰にも文句は言われない。 逆に正しいことをしても「しきたり」に逆らうと お飯食い上げになる。 よって皆「しきたり」だけを守ろうとする。  ⇒ 世の中の状況が激変するとき、しきたりが邪魔になる。  ⇒ 組織内部のほとんどは「しきたり」の守護者となっている。 朝起きて服を着替えるのと同じくらい、 体が「しきたり」に馴染んでしまっている。  ⇒ 外部に組織を解体される。 内部の人、最悪の結果に。うわーん≡/;´Д`)/ ・・・気をつけよ! 歳とったら他人事じゃないや。 今から気をつけよ。

Posted byブクログ

2009/10/04

河井継之助を知っているか!? 幕末と言えば薩長の志士や、会津藩や新選組が有名だし人気です……が、私は声を大にして云いたい!河井継之助が好きだーっ!!!

Posted byブクログ

2009/10/04

幕末時代に生きた、長岡藩家老河井継之助の生涯。結構読むのに時間がかかったけど、生き様に脱帽!絶対に1回は読むべき作品です。

Posted byブクログ