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項羽と劉邦(上) の商品レビュー

4.2

168件のお客様レビュー

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2010/08/30

項羽と劉邦に興味があれば司馬遼太郎のこの本を読んでみることをお勧めします。垓下の歌とか虞美人と項羽の話を教科書で読んで興味を持ったなんて方にも、中国でも日本でも使われる故事成語も多く生まれた楚漢戦争に興味がわいたという方にも読んでもらいたいなぁ

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2010/07/31

初めて読んだ司馬遼太郎の本。 高校生の時に父の本棚から拝借して読みました。 あんまり面白いので夜通し読んで、気が付いたら朝。 なんて思い出があります。 「四面楚歌」の元になったお話のくだりは涙なくして読めませんでした。

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2010/07/31

中国で尊敬される上司は、お酒が飲めて鷹揚なことだと聞いたことがあります。 そんな話。 今考えると、どう考えても仕事の出来るのは項羽なのですが、成功するのはなんとなく愛される劉邦なのです。 しかし、司馬遼太郎は近藤局長もそんな人物に描いていたし、単純にこの人の仕事観に基づくリーダ...

中国で尊敬される上司は、お酒が飲めて鷹揚なことだと聞いたことがあります。 そんな話。 今考えると、どう考えても仕事の出来るのは項羽なのですが、成功するのはなんとなく愛される劉邦なのです。 しかし、司馬遼太郎は近藤局長もそんな人物に描いていたし、単純にこの人の仕事観に基づくリーダー像な気もします。 男は結局、愛嬌?

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2010/05/23

小説というのは似顔絵を文字にしたものだと思いました。特徴を強調して個人を浮き上がらせている、という点において。 司馬さんの本らしく、人物描写は非常に緻密で、内容にも引き込まれましたが、いかんせん知識不足により中国の地名が分からず、背景説明されてもなかなか頭に入ってこないのが難点...

小説というのは似顔絵を文字にしたものだと思いました。特徴を強調して個人を浮き上がらせている、という点において。 司馬さんの本らしく、人物描写は非常に緻密で、内容にも引き込まれましたが、いかんせん知識不足により中国の地名が分からず、背景説明されてもなかなか頭に入ってこないのが難点でした。勉強すればいいのでしょうが、日本を舞台にした話のほうが好きです。 自分の性格に照らし合わせて考えると、リーダーになるなら劉邦型を目指すべきだな。

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2010/05/23

文句無しに面白い。 広大な中国大陸で天下を賭けた死闘が繰り広げられる。 圧巻の描写、勇壮なる戦士たち! 面白い、ヒマ潰し所の騒ぎではない。 傑作!

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2010/05/05

★2010年22冊目読了 『項羽と劉邦(上)』 司馬遼太郎 評価B 秦帝国による法に基づく統治が、その苛烈な専制政治の反動として、陳勝.呉広の乱を招き、その鎮圧の隙に、南の楚から項羽、劉邦がのし上がっていく過程を描く上巻である。 司馬遼太郎らしく、丁寧にその描写がなされるが、北...

★2010年22冊目読了 『項羽と劉邦(上)』 司馬遼太郎 評価B 秦帝国による法に基づく統治が、その苛烈な専制政治の反動として、陳勝.呉広の乱を招き、その鎮圧の隙に、南の楚から項羽、劉邦がのし上がっていく過程を描く上巻である。 司馬遼太郎らしく、丁寧にその描写がなされるが、北方の作品を読んできた私にとっては、ややスピード感に欠ける印象を受ける。しかし、これは時代のなせるワザであって、作者の問題ではないであろう。 同じ系列で、宮城谷昌光が挙げられるが、物語性という点では、同じレベルという印象。下巻での展開に期待をしたい。

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2010/04/30

才能の項羽と、器量の劉邦。当時の対極的なふたりがどう考え、どう生きてきたのか。当時の世界観に浸りながら、自身と重ね合わせて読んでみると、非常に学ぶところが多い一冊である。

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2010/05/01

始皇帝の死を隠匿して帰るシーンは本当にリアルで、確かな史実の裏付けと想像力の素晴らしさを感じました!

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2010/11/29

司馬先生の本は歴史モノの中でも格段に読みやすくて好きです。 「張良みたいな軍師好きだろう」と思って読み始めたら蕭何のかっこよさにすっかりやられました。なんというグッド丞相。

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2010/02/05

自分は、中国史が好きなのですが、その中でも楚漢戦争の時代が一番好きです。再確認という意味合いで読んでみました。

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