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焦茶色のパステル の商品レビュー

3.7

68件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2020/01/18

競馬を題材としたミステリ。 ディック・フランシスの作品と同様に、競馬に然程興味が無くても楽しめる。ミステリそのものに興味が無かったら分からんけど。 女性二人のバディ物としても楽しませてもらいました。 何だか、近年の読書傾向に毒されてるなー。

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2019/08/14

1984年出版か。 設定や思考が色々旧くて、え?そういう反応?という違和感がちょっと邪魔だったw ラストで示される競走馬への思いが残念だった。人の都合で生まされ育てられ走らされる馬たちだが、人の都合で死んでいいのは人だけだ。

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2018/09/30

競馬にまつわるミステリー。競馬のことを知らなくても楽しめます。少し競馬のことを知ることができるのが、知的好奇心を刺激するし、何よりもトリックがおもしろい。

Posted byブクログ

2017/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

岡嶋さんお得意の競馬ネタ!今回はパステルの毛色をめぐって、話が展開していったが実はその親、ダイニリュウホウのことが事件のカギだったことが驚いた。ダイニリュウホウがサラブレッドだったということが嘘だった。それを隠すために何にもの人が殺されていく悲しい展開だった。

Posted byブクログ

2017/02/12

 作品解説(帯より):東北の幕良牧場で、競馬評論家・大友隆一が銃で撃たれて殺された。彼が見ていた二頭のサラブレッド、パステルとモンパレットも、流れ弾に当たって死ぬ。はたして大友は何を調べ取材していたのか? 大友の妻香苗とその親友綾部芙美子の女性探偵コンビが解明した真相は、競馬界を...

 作品解説(帯より):東北の幕良牧場で、競馬評論家・大友隆一が銃で撃たれて殺された。彼が見ていた二頭のサラブレッド、パステルとモンパレットも、流れ弾に当たって死ぬ。はたして大友は何を調べ取材していたのか? 大友の妻香苗とその親友綾部芙美子の女性探偵コンビが解明した真相は、競馬界を震撼させるような秘密だった……  第28回 江戸川乱歩賞 受賞作  はじめて応募した第23回江戸川乱歩賞から数えること5年、岡嶋二人の名前が世に出ることになったこの作品は、競馬に詳しい徳山淳一と、競馬に疎い井上泉が共同で製作する過程において、競馬を知らない読者へ一層わかりやすく読ませる方法をあれこれと模索している。  単純に「自分は競馬に興味はないから競馬関連のミステリー小説なら読まない」と投げ出さずに読んでみてほしい一冊。そんなに拒否反応を示さなくても大丈夫です、なんたって主人公の女性からして競馬の知識は全くのゼロですから。

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2016/12/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

競走馬、という馴染みのない話ではあったものの、 馬の毛の色の呼び方など、結構勉強になった。 ただ、最後の方は学生に戻ったみたいで 読んでいる途中で頭が痛くなってきたような・・・(苦笑) 前回読んだものと同様、 この人の本はもしかしたら以前読んだことがあるのかもしれない。 読んでいる途中で先を「知っている」という感覚になる。 そういうことを防ぐ為にブクログを始めたのだけれど、 それより前のことになるから、まぁしょうがない。 最後の方、芙美子と香苗がピンチになるシーンでは 思わず声をあげてしまった。 臨場感のある描き方でハラハラドキドキだった。 ただ、主役は香苗みたいだけれど、 推理等々、存在感は圧倒的に芙美子にあった気がする。

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2016/09/17

内からパステル!外からダイニリュウホウ!  牧場長と競馬評論家、競走馬二匹が銃で撃たれて殺害される。事件後に不可解なものを目撃した被害者の妻・香苗は、友人・芙美子らと密かに事件の謎に迫ります。  芙美子の個性が強すぎて、何かアンバランスな感じがします。香苗の心情の変化も描いて欲し...

内からパステル!外からダイニリュウホウ!  牧場長と競馬評論家、競走馬二匹が銃で撃たれて殺害される。事件後に不可解なものを目撃した被害者の妻・香苗は、友人・芙美子らと密かに事件の謎に迫ります。  芙美子の個性が強すぎて、何かアンバランスな感じがします。香苗の心情の変化も描いて欲しかったところ。  競馬とミステリをどう関連付けるかに注目してましたが、ビギナーやマニアが読んでも面白い(やはりこれはミステリ)と思える内容ですね。それでいて、後期の作品群と比べても遜色のないサスペンスフルな作品でもあります。

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2016/05/18

2016年31冊目。 かなり昔だけど少しだけ競馬やったことあったから、そんな昔を懐かしみながらあっという間に読んでしまったw ミスリードにいちいち引っ張られて、結局最後の最後まで分からなかった^^; クラインの壷と99%の誘拐が相当おもしろかったから、比べちゃうとやや評価下がるけ...

2016年31冊目。 かなり昔だけど少しだけ競馬やったことあったから、そんな昔を懐かしみながらあっという間に読んでしまったw ミスリードにいちいち引っ張られて、結局最後の最後まで分からなかった^^; クラインの壷と99%の誘拐が相当おもしろかったから、比べちゃうとやや評価下がるけど、それでも全然楽しめた。 他の作品への期待も高まった!早く次読みたい!w

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2016/04/08

競馬ミステリ-の傑作.江戸川乱歩賞受賞作東北の牧場で,牧場長と競馬評論家が殺され,二頭のサラブレッド,パステルとモンパレットも撃たれた.事件の裏には競馬界を揺るがす恐るべき秘密が隠されていた

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2016/01/16

有馬記念前日に気合を入れるために読んだ1冊。 なるほど、面白い。 疑惑の対象におけるミスリードはやはり有効なんだなぁ、としみじみ。これはかなり高いレベルで成功してるんじゃないかなぁ。 競馬に興味がない人でもこれは楽しめると思う。 これが書かれた時代のクラシックが4歳だったり、秋華...

有馬記念前日に気合を入れるために読んだ1冊。 なるほど、面白い。 疑惑の対象におけるミスリードはやはり有効なんだなぁ、としみじみ。これはかなり高いレベルで成功してるんじゃないかなぁ。 競馬に興味がない人でもこれは楽しめると思う。 これが書かれた時代のクラシックが4歳だったり、秋華賞がまだなかったりと、競馬好きはそういう部分でも楽しめる。 てか競馬ミステリ超面白い。 有馬記念は負けました。 本命が最下位に飛びました。 競馬は超面白くない。

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