禁色 の商品レビュー
『仮面の告白』の続編とも言われる長編小説。この作品の2人の主人公、即ち女を愛さない美青年の主人公・南悠一と女への復讐に私怨を燃やす醜悪な老作家・檜俊輔は、あたかもそれぞれ三島自身の肉体と精神両側面を表出しているかのようだ。三島に書かせる同性愛者は時に女性より女性らしく繊細で美しい...
『仮面の告白』の続編とも言われる長編小説。この作品の2人の主人公、即ち女を愛さない美青年の主人公・南悠一と女への復讐に私怨を燃やす醜悪な老作家・檜俊輔は、あたかもそれぞれ三島自身の肉体と精神両側面を表出しているかのようだ。三島に書かせる同性愛者は時に女性より女性らしく繊細で美しい。8冊目。
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三島文学でイチバン好きなのがこの禁色。「同性愛」「女への復讐」という彼の美学を最も美しく表現しているんじゃないかしら?
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話だけ聞くとただの変態小説…ねんけど自分で読まなわからん気持ちが盛りだくさん。むっちゃ寂しくなったなぁ。絶対時間かけて読み込んで欲しい本。甘く見てたらびびらされるでぇ♪
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人物設定(女にモテず、女に復讐しようとする醜い老作家、女を愛する事の出来ない美青年)に惹かれ読み出したら…。長いのにノンストップで読んでしまいました。現代小説でも可笑しく無いような。三島色の濃い一作。
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全ての恋愛に通ずるものがあるように思う。 濁った空気と雑多な思考と人間関係。 ラストさえ良ければ。
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昭和26年に第一部、翌27年に第二部が刊行されている。タイトルから想像できるように男色を素材にしている。ルネッサンス的ヘレニズムの理想を造形化した作品であるという解説があったが、この言葉だけでは何のことなのかサッパリ解らない。しかし、この作品は、読み進むにしたがってドンドン話の内...
昭和26年に第一部、翌27年に第二部が刊行されている。タイトルから想像できるように男色を素材にしている。ルネッサンス的ヘレニズムの理想を造形化した作品であるという解説があったが、この言葉だけでは何のことなのかサッパリ解らない。しかし、この作品は、読み進むにしたがってドンドン話の内容に引きずり込まれてしまう。面白いのだ。
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山田南平せんせの柱で紹介してた小説その? あたしの初三島由紀夫作品でした。 金閣寺とか潮騒とか、未だに読んだことない。。笑 そして、ものすごーく難しい小説で、 読むのにとても時間がかるけど、面白い! 時間のあるときに、お風呂で半身浴でもしながら読みたいかも。笑
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「春の雪」公開されましたねー 妻夫木は個人的にはイメージ違うと思います。 禁色はゲイの美青年が年老いた作家と組んで女全体に復讐するというお話です。主人公の色恋沙汰がたっぷりで相手(男も女も)の心理が見所?なんでしょうか 裏表紙に心理小説って書いてあるし
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高村薫で埋められる中、異色の三島由紀夫(笑)これは分厚かったとりあえず。一部やっぱり読みづらい部分はあったけど(檜の思考についてとか)一読の価値はあるんじゃないだろうか。もっと三島読まないとわからないけど。
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南海、地下鉄、阪急電車と、クラクラ〜きながら読んだ本、「仮面の告白」から一歩すすんだ、ちょっと過激な内容
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