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山の音 の商品レビュー

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106件のお客様レビュー

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2010/02/09

10/02/08読了 名古屋に向かう新幹線の中で。男ってどうしようもないなって思いながら・・・。でも。

Posted byブクログ

2013/06/06

うーんイメージの織り交ぜ方とかさすがにうまいなーと思うんだけど、そんなに好きじゃないかな…男の人が書いた小説だなって思った。美少女に夢見過ぎ。ぶすに冷たい。もっと色んな視点や考え方があった方が…しかしまあいつの世もたいして変わってないじゃんと思いました。

Posted byブクログ

2009/10/04

母親に薦められて読んだ一冊。 私にはまだ川端康成ははやい。。いつか、そのよさがわかるようになりたい。

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2009/10/04

一時期、来る日も来る日も川端康成を読んでいました。どれか一冊を、と悩んだ結果これを挙げてみました。最近は、あまり読まれなくなっているようですが、もっと読まれてよいと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

この作品を読んでいると、小津安二郎の映画を見ているようでした。 調べてみれば、両者が暮らした町はともに鎌倉。小津は読書家で川端作品も読みふけっていたそうです。 『東京物語』に『麦秋』など、人間臭い小津シネマ。この『山の音』も小津が映画化してもおかしくない所ですが、小津はそれら...

この作品を読んでいると、小津安二郎の映画を見ているようでした。 調べてみれば、両者が暮らした町はともに鎌倉。小津は読書家で川端作品も読みふけっていたそうです。 『東京物語』に『麦秋』など、人間臭い小津シネマ。この『山の音』も小津が映画化してもおかしくない所ですが、小津はそれら文学作品を映画にすることはしなかったのだとか。 小津の中で、文学と映画を別物として扱う、大きな線引きがあったようなのですが、詳しくは、中公新書『小津安二郎文壇交友録』に載ってるそうなので、今度買ってみようかな。

Posted byブクログ

2009/10/04

ずいぶん時間をかけて読みました。これは文句なしに名作です。 死の影を感じつつある初老の男と、美しい婿嫁。の、少し危うい関係を中心とした、複雑な家族の物語。相変わらず、川端作品は情景と登場人物の描写が連動して、ひどく生々しかったり官能的なシーンも、清廉なものに思えてしまいます。

Posted byブクログ

2009/10/04

川端の文章は本当に美しい。ただ、「上手い文章」なだけではなく、独特の透明感、美しさがある。心にしみいる言葉。作中に多くの植物(主に花)が登場するのと、登場人物である「菊子」の何は何か関連がある。しかも、菊ってちょいちょい本文に登場するし。研究意欲を刺激されます。菊子と信吾。信吾と...

川端の文章は本当に美しい。ただ、「上手い文章」なだけではなく、独特の透明感、美しさがある。心にしみいる言葉。作中に多くの植物(主に花)が登場するのと、登場人物である「菊子」の何は何か関連がある。しかも、菊ってちょいちょい本文に登場するし。研究意欲を刺激されます。菊子と信吾。信吾と亡くなった義姉。絹子から生まれてくる子供は「美しい子供」なんだろうか。もしそうだとしたら、運命って残酷だな。

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2009/10/04

康成の作品の中で一番好きです。不思議な吸引力。全編を通して不穏な影がちらりちらりと見え隠れしているのがいいですね。

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2009/10/04

2006. 11. 18. これは中高年のオッサンへの讃歌である。「なんだかんだでお前幸せやんけー!!」と読んだオッサンはきっと言う。リアルおたくとげんしけんみたいな関係。菊子はけっこう素敵です。ちょっと我が弱いけど。

Posted byブクログ

2009/10/04

「老人」と「女」、本領発揮ともいえる作品。老いてゆくという先の見えない淡い恐怖と、得体の知れない新しい世代への戸惑い、そして純粋な人間の美しさが織り交ぜられて一つとなっている。

Posted byブクログ