みんなの秘密 の商品レビュー
短編集だけどつながっている。前章の主人公と関係がある人が、次の章で主人公になってたりするので、次は誰が主人公になるんだろうー?など期待しながら読めた。 にしても揃いも揃って秘密だらけ」(笑)まあ小説だからね。 浮気、自身の田舎との関係、不倫、近所の確執、拒食症などなど、性に関す...
短編集だけどつながっている。前章の主人公と関係がある人が、次の章で主人公になってたりするので、次は誰が主人公になるんだろうー?など期待しながら読めた。 にしても揃いも揃って秘密だらけ」(笑)まあ小説だからね。 浮気、自身の田舎との関係、不倫、近所の確執、拒食症などなど、性に関する描写が多いのも特徴。
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この町内は腐っている。汚い秘密でいっぱい。お願いだから、誰かひとりでも美しい恋愛をしてよ。美しい恋愛なんて、本当はないとわかっているけれど、これじゃああんまりにも現実的すぎて。
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んー、だめだ、みんな気持ち悪い。ネバり過ぎ。やっぱりこの人は苦手かも。なんかひたすら気持ち悪い話の連続。
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リレー形式で繋がっていく短編集。 誰もが持ってる秘密の大きさはソレゾレ。 秘密の1つや2つくらい、誰にでもあるよねぇ( ´艸`) まぁ、ココに出てくる人達より歪みはマシやとは思いたいけど(笑) ☆爪を塗る女 ☆悔いる男 ☆花を枯らす ☆母の曲 ☆赫い雨 ☆従姉殺し ☆夜話す女 ...
リレー形式で繋がっていく短編集。 誰もが持ってる秘密の大きさはソレゾレ。 秘密の1つや2つくらい、誰にでもあるよねぇ( ´艸`) まぁ、ココに出てくる人達より歪みはマシやとは思いたいけど(笑) ☆爪を塗る女 ☆悔いる男 ☆花を枯らす ☆母の曲 ☆赫い雨 ☆従姉殺し ☆夜話す女 ☆祈り ☆小指 ☆夢の女 ☆帰宅 ☆二人の秘密
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そんなにプライドや鬱屈したもの持ってる人って多いのか??あっても激しすぎる感があるよねえ。ここに出てくる人って人と比べたがるたがるよね。そんなことしてたら疲れるなあ。
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主人公がリレー形式で変わっていく。 娘が父親を疎ましく思っているが それは父親が元気であればこそ、 疎ましく思ったりできる。 その父親が余命がないと分かった時には・・・。 もしかしたら その辺でありそうなゴッシプなストーリー。
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この人の小説にはいつまでもバブルというか一昔前の空気感が漂う。 一つ目のお話の登場人物の一人が次のお話の主人公になってつながっていく短篇集というスタイルは嫌いではない。 また日常生活に潜む闇的な部分の記述は上手いと思うのだが・・・やはり総体的にはイマイチと感じた。
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連作。1つの短編にでてくる脇役が、次に主役になり、 またそれにでてくる脇役が、次に主役に・・・と。 妻→夫→娘となるとき当たり前だけど夫→娘、 ではなく父→娘として変換される。 一人の人が対他人(身内も含め、自分じゃない人)へ、 相手に応じていろんな立場になることが、全部の短編を...
連作。1つの短編にでてくる脇役が、次に主役になり、 またそれにでてくる脇役が、次に主役に・・・と。 妻→夫→娘となるとき当たり前だけど夫→娘、 ではなく父→娘として変換される。 一人の人が対他人(身内も含め、自分じゃない人)へ、 相手に応じていろんな立場になることが、全部の短編を 流して読むことでやけに「納得」する。
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12話の短編集だが、1話の脇役が2話の主人公になり、リレー形式で話が進むのが面白いし興味深かった。「そんなこと起こらないよ」と言い切れないような、ひょっとしたら、私の周りでも起こってるかもと思うような秘密の話。私の主人は??息子は??娘は??私の知らない秘密あるのかしら??と。。...
12話の短編集だが、1話の脇役が2話の主人公になり、リレー形式で話が進むのが面白いし興味深かった。「そんなこと起こらないよ」と言い切れないような、ひょっとしたら、私の周りでも起こってるかもと思うような秘密の話。私の主人は??息子は??娘は??私の知らない秘密あるのかしら??と。。。 不安になったり・・・まさか・・とはねのけたり・・・
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1話目で脇役だった人が2話目の主人公に、2話目での相手役が3話目の主人公に・・・と、リレー形式で主人公が変わっていく短編集。 短編集の描き方としてはとても面白い。 ただ、林真理子氏の小説は、一人の女性の生き様をじっくり読み耽りたい。なので数十ページで視点が変わってしまう短編集は...
1話目で脇役だった人が2話目の主人公に、2話目での相手役が3話目の主人公に・・・と、リレー形式で主人公が変わっていく短編集。 短編集の描き方としてはとても面白い。 ただ、林真理子氏の小説は、一人の女性の生き様をじっくり読み耽りたい。なので数十ページで視点が変わってしまう短編集は、やや物足りなさを感じ、中頃はだれてしまった。 最終話は、展開に驚き、緊張を感じ、うまくまとめたな~と嬉しい悔しさがあった。
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