みんなの秘密 の商品レビュー
たくさんの登場人物の…
たくさんの登場人物のひとりひとりの気持ちになって書いてある短編小説集。読みやすくて、面白かった。男の人も女の人もいろんな人がいるんだな~と思った
文庫OFF
一話目では主人公が、…
一話目では主人公が、二話目では脇に移り、二話目での主人公は一話では脇であった人物の話。あーーこの人さっきでてきたって考えて読む繋がっている感が、一つの話を広げさせてくれる感じです。連続性があって楽しい本でしたーー
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短編集ですが、連続性…
短編集ですが、連続性があります。一話目の脇役が二話目の主人公に、二話目の脇役が三話目の主人公に・・・といった調子で各短編が書かれています。
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よくあるタイプの連作…
よくあるタイプの連作短編集だが、それなりに人物の書き分けが出来ている。
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最初の物語の主人公に…
最初の物語の主人公に係わる人が次の物語の主人公へと・・・そういった具合にドミノ倒し式に繋がっていく短編連作集です。どの主人公も今まで歩んできた人生の中に大なり小なり何らかの秘密を抱えていたりするもので、その辺の語りは作者の巧みさですらすらと読み進むことが出来ます。
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短編集。一話に出てき…
短編集。一話に出てきた人物が次の話の主人公になっていくお話です。どこか覚めた目線で書いてあって、せつないような気持ちになります。
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林さんの描く女性はど…
林さんの描く女性はどれも斜に構えた人が多いのですが、本編の登場人物もまた一癖、二癖あるような人ばかり。タイトルの通り、各短編の登場人物にはそれぞれ秘密があり、秘密を抱えた人が次々と関わり合いながら物語が展開する連作短編集です。
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第32回「吉川英治文学賞」受賞作
誰もが持っている小さな秘密。それゆえに、自分で思う自分と、人から見た自分は完全には重ならない……そんな人間たちの姿を、リアルに描いた連作短編集。第32回「吉川英治文学賞」受賞作。
midori
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
連作短編だとは思わず購入したのでラッキーだった!連作短編は登場人物の思わぬ感情だったり1話だけではわからなかったあらゆる側面が描かれるので読むのが楽しい。この作品は思っていたより性的な欲望にまつわる話が多かったのが個人的な⭐︎マイナスの点だけど、本当に人に言えない人間の秘密なんてそういう感情や欲望にまつわるものが主だよな、とも思ったり。また、先に読んでいた『秘密』に収録されている話が2話あって、その話に関してはこの作品を読んだことで物語が完成されたのも嬉しかった!
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これも古い本。まぁ面白かった。 表題作が一番好きかな。34歳の主婦の体の描写があるけど経産婦でもそんなに下腹たるむかなぁってそこは怖くなった。 25年前でも、娘ほどの年の若い女に欲情する、囲う、グルーミングする男が描かれていて、令和になっても変わらないんだなって分かって不快だった...
これも古い本。まぁ面白かった。 表題作が一番好きかな。34歳の主婦の体の描写があるけど経産婦でもそんなに下腹たるむかなぁってそこは怖くなった。 25年前でも、娘ほどの年の若い女に欲情する、囲う、グルーミングする男が描かれていて、令和になっても変わらないんだなって分かって不快だった。 最後の藤田宜永の解説で「男女のことで、本質を見ないように逃げ腰になるのは、いつも男だから」という部分、せやなと頷いてしまった。
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