ロウソクの科学 の商品レビュー
電磁気学の分野で活躍したマイケル・ファラデーが、少年少女のために行った講演をまとめたもの。ロウソク一本でさえ、科学的に、真面目に考えようとすると結構いろいろな事が見えてくるというお話。
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絶版になっている結構古い本。スウェーデンの王立研究所で行われたファラデーのロウソクについての講演会の内容が記されている。小学校で習う内容から高校の化学の内容まで、色々な試みを行った実験が記されている。子供時代の‘なぜ’という好奇心をくすぐる内容。理科が好きな人にはおすすめです。
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化学反応を新鮮な解説によって好奇心を萌芽させる本。 高一、二年の辺りの酸・塩基や酸化還元を習った頃に読めば、効果大なはず。 本書では、一本のろうそくをもとに、炎がどのようにして燃えているのかを、 あのファラデーが1861年のクリスマスに、子供たちに向けて行った講演が綴られている...
化学反応を新鮮な解説によって好奇心を萌芽させる本。 高一、二年の辺りの酸・塩基や酸化還元を習った頃に読めば、効果大なはず。 本書では、一本のろうそくをもとに、炎がどのようにして燃えているのかを、 あのファラデーが1861年のクリスマスに、子供たちに向けて行った講演が綴られている。 炭素・水素・酸素原子のそれぞれの変遷に着眼し、 実験→理由説明の形式を基本として、当時ならではの斬新な説明がされている。 ポピュラーサイエンスの本とは、おそらくこういう本だろう。 少し理科に興味がある人なら、かなり読みやすいと思う。
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これこそが近代自然科学教育の起点ではないかと思う。 大きい何かを得られます。全ての大衆に。
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母からのプレゼント。なかなか一気に読めず、2回目の挑戦も失敗に終わる。化学式書かないとやっぱりわかんないや。ファラデーさんごめんね。
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20世紀最大の科学者がアインシュタインであるならば19世紀最大の科学者であるのがこのファラデー。電磁気学を体系化したとんでもない天才ですが、実は貧しい家庭の生まれで印刷工場に丁稚奉公に出されたことがサイエンスに触れるキッカケという数奇な運命を辿った人物。その彼がクリスマス特別講演...
20世紀最大の科学者がアインシュタインであるならば19世紀最大の科学者であるのがこのファラデー。電磁気学を体系化したとんでもない天才ですが、実は貧しい家庭の生まれで印刷工場に丁稚奉公に出されたことがサイエンスに触れるキッカケという数奇な運命を辿った人物。その彼がクリスマス特別講演で貧しい子供達を集めて科学の楽しさを語った様子をまとめたのがこの本。理系に進もうという受験生必読の書。
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