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後鳥羽伝説殺人事件 の商品レビュー

3.6

35件のお客様レビュー

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浅見光彦のデビュー作…

浅見光彦のデビュー作。光彦の推理が冴え渡ります。

文庫OFF

浅見光彦のデビュー作…

浅見光彦のデビュー作。この作品を読んでいくにつれて、昔テレビで放送されてたような・・・映像が頭の中に入ってきた。多分何作かは放映されているから、見てたんだとは思うが、やはり本で見ると推理や、感覚。光彦がどのように登場してくる人物を見て感じたか、よく解る。本の醍醐味は2時間位のテレ...

浅見光彦のデビュー作。この作品を読んでいくにつれて、昔テレビで放送されてたような・・・映像が頭の中に入ってきた。多分何作かは放映されているから、見てたんだとは思うが、やはり本で見ると推理や、感覚。光彦がどのように登場してくる人物を見て感じたか、よく解る。本の醍醐味は2時間位のテレビでは描写出来ない、もっと奥の深い内容を見てとれる。読み始めると、一気に読みたくなる作品です。光彦にはまると思います!

文庫OFF

浅見光彦シリーズの長…

浅見光彦シリーズの長編。浅見光彦の記念すべきデビュー作。赤川次郎もそうだがシリーズも初期の頃は結構重い設定だったりする。

文庫OFF

2024/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【浅見光彦①】 振り返りで順番に読む事にしたが、最初の被害者美也子(醜女とかブスとかコンプラの欠片もない素人作家時代の表現が笑える)が大学生(8年前)時代の研究テーマ『後鳥羽上皇の隠れ配流ルート伝説』を遡りる旅の途中で買った中古の本が原因(ネタバレ)で殺害される 8年前、美也子が旅行中の土砂崩れで埋まり同行の友実はを旅で復元するつもりだった 名家である実家所蔵の本を中古店で見つけてそれを販売した高校教員に逢うために向かい殺害されるのだが、何も知らない刑事が証言で得た中古の本を探し東京に出張するくだりが無理筋に思えた(上司がアレだから思惑もあったのかもしれん) 高校教員も縊死体だわ連絡を取った体格の良い男も殴殺されるわ手がかりが消えた・・・名探偵登場w 僅かな手がかりからギリギリ真実を暴く良質な形式の推理小説(無理ある部分もご愛敬)

Posted byブクログ

2023/11/05

自宅に20年以上眠っている、すでに読み終えた本を整理しようと思い立ち、でももう一度読み返そうと手に取った内田康夫、浅見光彦シリーズ。間違いなく面白かった。忘れていたこともだいぶあって、そして今とは全く違う時代の『当たり前』が、新鮮でした。

Posted byブクログ

2023/06/17

内田康夫先生が気になりどうせ読むなら浅見光彦シリーズの最初を読んでみようと思い読み始めると読む手が止まらない❗非常に読みやすくテンポよく殺人が起こりドキドキが止まらない❗

Posted byブクログ

2023/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テレビでよくお見かけする浅見光彦青年にそんな悲しい過去があったとは… (あとテレビだとお母さんとも仲良しそうなのに…) 途中から薄々そうかなと思いつつも、ミッシングリンクが次々と明らかになっていく過程が面白い 最初の方の警察の信頼云々が後々効いてくるところも上手い とりあえずレイパーはみんな苦しんで死ね!とは思うけど、土砂災害のご遺体を見てそんな痕跡に気づくかいな…という違和感はある

Posted byブクログ

2023/01/08

【概略】  後鳥羽法皇が隠岐に流された道順を追って旅行していた正法寺美也子と浅見祐子は、その旅先の旅館で土砂崩れに遭い、正法寺美也子は記憶喪失に、浅見祐子は命を失ってしまった。8年後、失った記憶を取り戻すべく正法寺美也子は再びそのルートを辿る。その道中、自身の記憶の闇を深く刺激す...

【概略】  後鳥羽法皇が隠岐に流された道順を追って旅行していた正法寺美也子と浅見祐子は、その旅先の旅館で土砂崩れに遭い、正法寺美也子は記憶喪失に、浅見祐子は命を失ってしまった。8年後、失った記憶を取り戻すべく正法寺美也子は再びそのルートを辿る。その道中、自身の記憶の闇を深く刺激する一冊の本と出会う。喜ぶ正法寺美也子、だがしかし、彼女はその日の午後、広島県の国鉄三次駅公開の跨線橋で絞殺死体となって発見される。本はなくなっていた。謎の解明に挑むものの、壁に阻まれる警察に、亡き浅見祐子の兄・浅見光彦が捜査協力を申し出る。浅見光彦が紙面に登場した初の旅情シリーズ。 年月日不詳 読了 2023年01月07日 読了 【書評】  大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で承久の乱からの隠岐への島流しというシーンを観て、久しぶりに読んでみようと手に取ってみた。平易で明解、リズミカルな文章、本当に読みやすい。  読み返したのはもう何度目になるかわからないけれど、今回はちゃんと作者が置いた布石(今は伏線というのかな)に気づくことができた。ある意味、加齢による記憶力低下は、何度も読んだ本を、何度も楽しませてくれるね。「あれ?ひょっとしたらこの人が犯人じゃね?」なんてことを思いながら読むことができるのだからね。  いやぁ、時代を感じさせるね。まだJRが国鉄だった時代の話だよ(本書が世に出たのは1985年1月で、国鉄民営化は1987年4月)。  敬愛する浅見光彦も、若さがあふれてる!妹がとんでもない非業な死を迎えてしまい、それにまつわる事件に関与しているとはいえ、タバコを吸ったり、発言の尖り具合など、やんちゃな空気感が出てるね。こういう浅見光彦も、人間味があって、いい。  本書では、「実は史実のルートは影武者にまわらせ、後鳥羽法皇はこちらのルートを通ったのではないか?」という伝説を下敷きにして話を広げている。その土地その土地は、そういった「かもしれない」に、色んな想いを乗っける。内田康夫さんの作品は、単なる謎解きではなく、そういった多種多様の人間が描かれているのがいいよね。  ちなみに「あれ?後鳥羽上皇じゃなかったっけ?後鳥羽法皇だったっけ?」なんて思って確認した。天皇が皇位を譲ると上皇になるよね。今の上皇陛下がそうだよね。その上皇が出家をすると法皇になる。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも、最後は頭を丸めていたね。ナレーションではその時も「後鳥羽上皇」と呼ばれてたけどね。

Posted byブクログ

2022/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

広島の山奥が舞台、三次と言ったか。高野町、広島、大阪、東京などなど 地方を舞台に動き回る姿は好き はじめての内田康夫、浅見光彦が探偵とは知らず先入観なく読めてしまった。幸せなことで 後鳥羽伝説と仰々しいタイトルであり、ある古本が事件の鍵となるがが、伝説の話はその程度。背景に深みを持たせるような意味合いはあるかも知れない。

Posted byブクログ

2022/09/23

記念すべき浅見光彦初登場作品。 テレビドラマなどでは山村美紗や西村京太郎と並び、映像化では定番の内田康夫だが、今まで原作を読んだことはなかった。 なるほど。 適度にお堅く、緩く、非常に読みやすい。

Posted byブクログ