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本陣殺人事件 の商品レビュー

3.8

180件のお客様レビュー

  1. 5つ

    33

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

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2011/10/13

横溝作品は、実は本を読む前に 大概ドラマで見ているのでトリックや結末などは知っています。 この『本陣殺人事件』もドラマで見たコトあるのですが、 読んでみると短い作品であることに驚きました。 トリックが、ちょっと本で読むには分かりにくいですが・・・ 『本陣殺人事件』他『車井戸は何...

横溝作品は、実は本を読む前に 大概ドラマで見ているのでトリックや結末などは知っています。 この『本陣殺人事件』もドラマで見たコトあるのですが、 読んでみると短い作品であることに驚きました。 トリックが、ちょっと本で読むには分かりにくいですが・・・ 『本陣殺人事件』他『車井戸は何故軋る』『黒猫亭事件』の三編を収録。

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2009/10/07

3作からなる中編集、といったところか。 長編に比べるとちょっと『えっ』みたいな感じで なんとも中途半端なものを食べてしまった気分。

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2009/10/04

犬神家の一族から始まって着々と読み進めている金田一耕助シリーズですが、これは面白かったです! 他の作品と違って短編集みたいな感じなのですごく読みやすいのに凝った作りの話が詰まってて濃いです。 とくに表題作の本陣殺人事件は事件の顛末と言い表現の仕方といい秀逸です。 今更だけど本当に...

犬神家の一族から始まって着々と読み進めている金田一耕助シリーズですが、これは面白かったです! 他の作品と違って短編集みたいな感じなのですごく読みやすいのに凝った作りの話が詰まってて濃いです。 とくに表題作の本陣殺人事件は事件の顛末と言い表現の仕方といい秀逸です。 今更だけど本当に横溝正史の作品て映像的ですよね。 これはドラマや映画ににしやすいよなあ…。

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2009/10/04

初めて読んだ横溝正史の本です。 文章がきちんと整理されていて読みやすい。パズルみたい。 金田一さんはいいですね。

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2009/10/04

この角川文庫では、金田一耕助シリーズの第二作目。 ・本陣殺人事件は、金田一耕助シリーズらしい作品でした。  旧家が舞台で、細かいトリックがある密室もの。 ・車井戸は、後から登場シーンが付け足されたと言うだけあって、金田一の物語中での役割は殆どなく。むしろ、思いっきり蛇足感が漂...

この角川文庫では、金田一耕助シリーズの第二作目。 ・本陣殺人事件は、金田一耕助シリーズらしい作品でした。  旧家が舞台で、細かいトリックがある密室もの。 ・車井戸は、後から登場シーンが付け足されたと言うだけあって、金田一の物語中での役割は殆どなく。むしろ、思いっきり蛇足感が漂うような…。  しかし、肝心の内容は、よくある探偵ものではなく、手紙の形式で書かれていて、そこが面白かったです。  ただ、トリックというか、謎解きは推理小説を読み慣れているひとなら、簡単にわかる程度のもの。 ・黒猫亭は、これこそ金田一耕助の登場する初めのもの(らしい)。  題材が顔の無い殺人で、捻ってあって、手応えのあるお話でした。  犯人が凄い悪なのも好みです。こういう場合は、下手に人情話とか無い方がいい。

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2009/10/04

黒猫亭事件収録。 持っているのはこのカバーのものじゃなく、S48年初出でS57年増版でカバーのもっと怖いやつ。

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2009/10/04

横溝正史の出世作である。 本陣殺人事件は、ごく短編であるが、非常に緻密で面白い。それに比べると、八つ墓村や犬神家の一族は、知名度こそあれ、物語的であり、雰囲気的であり、反面推理の味が失われて大味のそしりを免れないように思われる。 しかし、本陣殺人事件については、ミステリをよく読...

横溝正史の出世作である。 本陣殺人事件は、ごく短編であるが、非常に緻密で面白い。それに比べると、八つ墓村や犬神家の一族は、知名度こそあれ、物語的であり、雰囲気的であり、反面推理の味が失われて大味のそしりを免れないように思われる。 しかし、本陣殺人事件については、ミステリをよく読む人にとっても読み応えがあるだろうと思われる。

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2009/10/04

初めて読んだ横溝正史作品。 ずっと読んでみたいと思いつつ、手が出なかったのですが。 話の進み方は、推理小説作家の作者が、金田一という青年が関わった事件をネタとして資料をもらい、推理小説風にまとめてみました、という形をとっている。 そうとは知らなかったので、意外だった。推理小説とし...

初めて読んだ横溝正史作品。 ずっと読んでみたいと思いつつ、手が出なかったのですが。 話の進み方は、推理小説作家の作者が、金田一という青年が関わった事件をネタとして資料をもらい、推理小説風にまとめてみました、という形をとっている。 そうとは知らなかったので、意外だった。推理小説としていきなり物語が始まらない。そこに案外新鮮味があった。 そして。金田一耕助が興奮するとどもったり、方言がきつかったというのには驚き。 「本陣殺人事件」これはいわゆる密室もの。冒頭にもあるが、密室はいろんな作家が挑戦し、トリックもでつくしているかのようだ。 ところが、横溝正史は、なんとか新しい形のものを作り上げた、という感じ。 本当にそんなことできるのか?という疑問は残りつつも。 人間関係の複雑さもまた日本らしい、という印象を受けた。 「車井戸はなぜ軋る」は気味が悪い感じ。ある一家を襲う恐怖の事件。 それは、結局歯車の一部がずれたことで全てがおかしくなっていく、という話。この一家が気の毒になる。 「黒猫亭事件」は人間よくもまぁ、ここまでおかしくなれるものだという寒気を覚える。顔の無い死体もの。 身元を隠して死体を捨てるのはなぜか?理由が意外。

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2009/10/04

記念すべき金田一耕助最初の事件。旧家一柳家の当主賢蔵の新婚初夜に賢蔵とその新妻が離れで死体となって発見された!しかも現場は足跡なき雪密室。その密室の謎にアメリカ帰りの私立探偵、金田一耕助が挑む!画になる物理的密室トリックは正に鮮やかで元祖雪密室の傑作といっていい記念すべき第1回日...

記念すべき金田一耕助最初の事件。旧家一柳家の当主賢蔵の新婚初夜に賢蔵とその新妻が離れで死体となって発見された!しかも現場は足跡なき雪密室。その密室の謎にアメリカ帰りの私立探偵、金田一耕助が挑む!画になる物理的密室トリックは正に鮮やかで元祖雪密室の傑作といっていい記念すべき第1回日本探偵作家クラブ大賞受賞作。また、同時収録されている「車井戸はなぜ軋る」と「黒猫亭事件」も傑作だ。

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2009/10/04

金田一耕助最初の事件 この話では和室では難しいと言われていた密室殺人が起きています。 他の話と比べると短めです。

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