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日本を愛する者が自覚すべきこと の商品レビュー

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2018/10/23

本書は、大東亜戦争に負けたことにより押し付けられた憲法により、現日本が、過去の日本と断絶を起こし、文化的、思想的に無味乾燥、ニュートラルな特徴のない国になりつつあることに警鐘をならす。そもそも、国とはなにか。現状のみを捉えその国体を国と呼んでよいのか。過去、現在、未来の次元で考え...

本書は、大東亜戦争に負けたことにより押し付けられた憲法により、現日本が、過去の日本と断絶を起こし、文化的、思想的に無味乾燥、ニュートラルな特徴のない国になりつつあることに警鐘をならす。そもそも、国とはなにか。現状のみを捉えその国体を国と呼んでよいのか。過去、現在、未来の次元で考えてこそ国であり、過去についての記述、言及をほとんど持たない(大東亜戦争についての自虐的記述があるのみ)現憲法は、憲法としての体を為さない。従って9条よりも、前文のほうが問題であり、これから導き出される政府や、地方自治体からの政策により、思想的、文化的脱特徴が起こる。女帝容認説もまた然り。このような問題を男女同権と同じ枠で考えること自体、歴史的背景を慮ることができない現憲法の問題である、と。実に明快、慧眼である。現日本に違和感を持ちつつも、日本を愛するあなた、一読あれ。

Posted byブクログ