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High and dry はつ恋 の商品レビュー

4.1

130件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2010/11/11

何度も読みたくなる、大好きな本。 こんな恋、出来ないだろうな・・・と思いつつ。 にこにこしながら見守りたくなる恋。 ああほっこりほっこり。

Posted byブクログ

2010/10/08

胸がキュンとなって、初恋の甘酸っぱい感じと、そわそわする感じと、いっぱいいっぱいな感じと、苦しい感じと、ふわふわする感じをぐるぐる回ってたくさん感じる本でした。

Posted byブクログ

2010/09/20

そうじゃないかもしれない あのコスモスは わたしのために 咲いてくれてるのかもしれない 間違ってるかもしれんけど そういうところがあって そこがすきだ!

Posted byブクログ

2010/08/28

私はそのころ、いつでもとてもとても真剣に考え事をしていて、それはたいてい、この世の中がどんなふうに、どういう仕組みでできているかということに関してだった。 ふうっと意識がかすむようになって考えに焦点が合わなくなり、ちょっと背中が寒くなって、もう考えるのをやめるのだ。 自分の考えを...

私はそのころ、いつでもとてもとても真剣に考え事をしていて、それはたいてい、この世の中がどんなふうに、どういう仕組みでできているかということに関してだった。 ふうっと意識がかすむようになって考えに焦点が合わなくなり、ちょっと背中が寒くなって、もう考えるのをやめるのだ。 自分の考えをよく見てみると、きっとそれぞれに色があるだろう?色として見えなかったとしても、しいて言えば、どの色に置き換えられるかは想像できるだろう?それをどんどん塗ってみたら? たまにふと思い出しては、のたうちまわるような気分になるんだけれど、やっぱり僕ってものすごく暗いんだろうか?

Posted byブクログ

2010/08/28

よしもとばななさんの作品はアンソロジーを除いてはじめてちゃんと読んだ気がするからなんとも言えないけど「はつ恋」というタイトルのまま「恋」がメインで、そのときめきもあって、それと「家族」に対してが、すごく 暖かく、どことなく懐かしく感じるように…描かれていたのが印象的でした。 あと...

よしもとばななさんの作品はアンソロジーを除いてはじめてちゃんと読んだ気がするからなんとも言えないけど「はつ恋」というタイトルのまま「恋」がメインで、そのときめきもあって、それと「家族」に対してが、すごく 暖かく、どことなく懐かしく感じるように…描かれていたのが印象的でした。 あとはとにかく個性的なキャラクター。 夕子を筆頭にキュイくんとか…もう出てくる人出てくる人がみんな一筋縄じゃいかないような子ばっかりで(笑) いやもう話にのめり込みすぎて、少々疲れつつとても読みごたえがありました。表紙や挿し絵も裏切らずほとんど家族がメインと言ってもいいかもしれない風合いを見せつつ、恋も程よく進展を見せ、とっても優しくあったかい終わりかたで大満足でした。最後の扉絵かわいすぎた\^^/

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2010/06/28

一気に読めちゃう本なんだけど、忘れてて何度も途中途中から読んでいたので、 あんまり話のまとまりをつかめなかった>< でもはつ恋のきらきらした感じはすごく伝わってきた。 14歳ぐらいの時、親の前の自分と違う自分を誰かに見せているっていうことに引け目を感じたりしていたことを思い出し...

一気に読めちゃう本なんだけど、忘れてて何度も途中途中から読んでいたので、 あんまり話のまとまりをつかめなかった>< でもはつ恋のきらきらした感じはすごく伝わってきた。 14歳ぐらいの時、親の前の自分と違う自分を誰かに見せているっていうことに引け目を感じたりしていたことを思い出した。 成長することへの戸惑いっていうか、たぶんそのころからこどもの頃を懐かしく思う気持ちが芽生えてくるんだろうなと思う。 まだまだ子どもなんだけど、十分自分をでっかい枠の中で考えられる思考力が備わってきている。 だからこそもどかしい。 自分が一人の女性になろうとしていることに気付く時、 お母さんも一人の女性であることに気付く。 たぶん私がそれを知った時はこの子みたいに切ない気持ちや悲しい気持ちになったんだろうな。 こういう人間の変わり目を描くにはどうしたらいいんだろう。 どうしてその時の気持ちに返れるんだろう。 確かにこの主人公は大人びているけど、やっぱり14歳なんだよね。 そういうのを表すってすごい難しいことだろうなー。 小人とかそういう話はいつものばななさんの話なんだけどね! そしてよしもとばななの小説にはやっぱり悪い人はひとりも出てこない! 本当に根性の悪い人間は描きたくないってなんかのテレビ番組で言ってた気がするけど、 「描きたくない」から描かないで、描かなくてすんでいるのがすごい。

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2010/06/16

妹が、中学のときの読書課題でこれを選んで読んでいました。 今、大学生の私が読んで 中学のときにこの話を読んで妹はどう感じたんだろう。。。。。。 と、ちょっと気になってしまいました。 話は、とてもわかりやすい。 14歳の女の子が自分の通う美術教室の若い先生のことを好きになります。...

妹が、中学のときの読書課題でこれを選んで読んでいました。 今、大学生の私が読んで 中学のときにこの話を読んで妹はどう感じたんだろう。。。。。。 と、ちょっと気になってしまいました。 話は、とてもわかりやすい。 14歳の女の子が自分の通う美術教室の若い先生のことを好きになります。 先生も、相手がこどもだから。って簡単に蹴散らさないで、 ちゃんと、話を聞くし、 ある意味で対等の関係を築きます。 それでも年齢的にやっぱり普通の恋愛関係じゃないから いい距離感で、いい関係を築きます。 私が14歳で読んだら何を思ったんだろな〜〜

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2010/05/31

かわいらしいものがたりです。こういう恋をした女の子は素敵な女性になっていくんだろうな。彼女のまわりの大人達も、私は素敵だと思います。

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2010/03/14

少し変わってるけど、ごくふつうの14歳の感性をもつ主人公がかわいらしく、人と人のつながりを大切に描いた小説だと思います。 いまどきの中学生にこういう本を読んでほしいです。

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2010/03/09

 一人っ子の夕子は、西荻に友達と共同経営するアンティーク雑貨屋を営む父と、本屋で働くアイス好きな母との3人で暮している。 と言っても父は仕入れのためにアメリカに行き1年のほとんどは母との2人暮らし。  そんな夕子が絵画教室に通っている時に、以前から気になっていた講師のキュウ君と絵...

 一人っ子の夕子は、西荻に友達と共同経営するアンティーク雑貨屋を営む父と、本屋で働くアイス好きな母との3人で暮している。 と言っても父は仕入れのためにアメリカに行き1年のほとんどは母との2人暮らし。  そんな夕子が絵画教室に通っている時に、以前から気になっていた講師のキュウ君と絵画教室にある月下美人の脇から、小さな人間が走り出していったのを偶然2人で見てしまう。 この不思議な体験からキュウ君も夕子を意識する。 大学を出たキュウ君と中学生の夕子では歳の差はあるけど、心の核ととなるところが共鳴できる2人。 その後、母と偶然会ったことで関係は知られてしまうが キュウ君なりをだんだんと理解するだけでなく、夕子の母は私の母や世の中の一般的な母親と違った感じであるタイプなので、母親なりの忠告が、子供とはいえ心はだんだんと大人になってきている中学生にも理解できるようなことを言うのがなんかいい感じ。  キュウ君のちょっとしたことでも、ちゃんと自分の心に正直に話す言葉や、夕子のキュウ君の行動や言葉への感じ方が、平たい言い方になってしまうけど、ピュアで透明感があるのもよかった。 そういうのが初恋ってことなのかもしれない。  いつしか気がつけば、将来のこと=金銭的なことも考えて相手を見たりとかで、ただ純粋に相手を好きという気持ちだけでなくなってくるのが大人。 それはもちろん中学生の恋愛と違うから当然のことなのだが、そんな中でもクリアな気持ちも忘れてはいけないんだなと自分に照らし合わせて思った。 でも生きていく上で、価値観が同じというとすごく大きい意味になるけれども、一緒に生きていく人とは・・・ということを考えたりする中での印象に残る1冊だった。 ※2005年5月16日読み終わる

Posted byブクログ