あしたの私のつくり方 の商品レビュー

真戸香【著】

2016/10/20

周囲の顔色を見て、言葉を発する。

『うその自分』

『本当の自分』

周囲のための「役」が、自分を苦しめて、時に他人を傷つけて。

…読んでて落ち込んだ。

2012/03/03

花田日南子ちゃんが凄く魅力的。こういう女のコでありたいものです。

クラス(教室)という誰もが通るチームの中で、それぞれのポジションの人間の内情や振る舞いが描かれている点が良かった。

2012/04/01

映画と両方見て、本のほうが好きだなって思った
学校の息苦しさに共感して、自分を半分消してるコトリにあこがれていた時期もありました

2010/03/08

「本当の私」と「うその私」。テーマが深いなと思いました。まだ、読んだことのない人は、ぜひ！読んでいただきたいです。読み終わった後、必ず何かを得られる物語だと思います。

2009/10/04

人気者だった同級生・日南子が突然、いじめのターゲットに。
学校でも、家庭でも、顔色をうかがって目立たぬように過ごしている寿梨ちゃん。
ケータイで、日南子が人気者に戻るために「ヒナとコトリの物語」を送り続ける。

本当の自分はどんなの？
自分のキャラを演じる、それって少しわかる。誰にでも、ある程度は当てはまる気がする。
雑誌に書かれていることとか真似てみても、それは本当の素直な自分ではなくて。
本当は、ありのままの自分を受け入れて欲しいって思ってる。そういう葛藤みたいなの、あったなぁ。

このお話のあとの、「ヒナとコトリ」はお互いに飾らない本当の自分での友情がある気がした。
成海璃子ちゃんが演じた映画も観てみたい☆

2009/10/04

こういう繫がってるんだ、と感じる話は好き。全体的に静かなのも声や音に耳を傾けられて良かった。

2009/10/04

映画になるほど面白いとは思えなかった。。。
でも大人の気持ちを考えて言葉を発したりって子供だったらみんなあることでは？？
一人の中には何人もいるでしょう
ヒナの彼氏が一番まとも

2009/10/04

映画を見ました。
こんな危うい青春をわたしも送っていた気がする。人に合わせるとかっていうか、恥をきにして自分を全部はさらけ出さない気持ちとか

すべてを包んであげる親の優しさに感動した

2009/10/17

2007.07.　高校生って、こんなに周りのことを気にして、顔色うかがって、人に合わせて生きてるんだ。しんどー。こんなにも過剰ではないけれど、やっぱり友だちや親の雰囲気に合わせていたかな、どうだろう。女の子って大変だよね、グループとかいじめとかさ。年をとるにつれて生きやすくなるよ。

2009/10/04

今の時代、子供たちは純粋で無邪気…なんて一辺倒には語れない。
学校、家庭、塾…限られた世界の中で生きてる彼女らも
彼女らなりに悩みを抱え、友人や家族に僅かな希望を持ったり裏切られたり
誰かのために頑張ったり、誰かに支えられていることを肌身で感じながら…やがて自分らしさを見つけて成長して行く。

大人になった今の自身を見つめ直す機会を与えられた本でした。